ササダンゴvs矢野通の「DDT×新日本~一面対抗戦」は棚橋弘至、YOHが電撃参戦、髙木三四郎も一日限定復帰で大団円で幕

棚橋も登場

 ササダンゴは「棚橋さんは#大家帝国主催興行の試合後のコメントで、“小松は絶対にスターになる。スターになったら、またDDTさん呼んでください。俺がスターにしますから”と言ったんです。それから10年間、棚橋さん、そのような気配がなく。YOHさんのDDTへのリベンジ忘れて…。棚橋さん何とかならないですかね?」と言うと、矢野は「芸人さんとYouTubeで対談があるって。確か南海キャンディーズの山里亮太さんじゃなかったかな」と情報提供。ササダンゴは「たまたまなんですけど、山里さんと棚橋さんに対談してほしくて、吉本興業を通じて新日本さんにオファーしてるんです。棚橋さんのスケジュール、我々が拘束してるんです。その対談の場所が、ここの3階の後楽園飯店なんです」と言い出す。ここで後楽園飯店の映像がビジョンに映し出される。ファンの「大棚橋コール」を聞いた棚橋は5階に上がって、後楽園ホールにまさかの登場。ここで山里の「YOH選手をスターにするための方法についての考察」をテーマにしたパワポがスタート。「一夜にしてスターになる方法」として、「全面対抗戦で勝利すること」を提案。「3vs3のプチ全面対抗戦をやりましょう!」との声掛けで、ササダンゴ&彰人&本多vs棚橋&矢野&YOHによるDDTvs新日本の「プチ全面対抗戦」が急きょ行われることになった。

 改めて入場からやり直して、「プチ全面対抗戦」が開戦。まずは彰人とYOHがレスリング勝負。棚橋と本多、ササダンゴという異色対決も実現。矢野はコーナーマットを外してササダンゴを金具むき出しのコーナーにぶつける。彰人、本多が奮闘し、ササダンゴが棚橋に垂直落下式リーマンショックもカウントは2。棚橋がササダンゴにスリングブレイド。YOHがササダンゴにトラースキック連発から勝負を決めようとすると、棚橋が強引にタッチして入り、ハイフライフローで3カウントを奪ってしまう。
 
 ササダンゴは「せっかく全面対抗戦やってるのに、何で上から棚橋弘至が降って来るの。新日本なんて信用するか! もうDDTと絶交で~す!」と激怒。ここで「元マッスル総合演出家」の鶴見亜門がリングイン。現在、鶴見はプロレスの認知度向上や、プロレス団体間の平和をプロレス界全体、世界全体で考える「世界プロレスリング連合」の専務理事をやっているという。DDTと新日本がもめていることに重大なペナルティーを課すため、この6人を連帯責任として、世界プロレス連合プロレス平和維持軍の派遣を宣言。そして、平和維持軍として、HARASHIMA、MAO、大鷲透、大家健、石川修司、さらに髙木が1日限定復帰でリングインした。
 
 もはや完全なカオス状態のなかで、DDT&新日本連合軍の6選手が世界プロレス連合平和維持軍と全面対決。のっけから大場外戦となり、髙木と棚橋も激しくやり合う。場外戦は延々続くが、12選手がカウント19でリングに戻る。MAOが棚橋に掟破りのスリングブレイド。“怖い”大鷲はYOHにチョップ、ボディープレス。HARASHIMAと棚橋はエルボー合戦。HARASHIMAが棚橋にミドルキック3連発を見舞えば、棚橋はドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドもエスケープ。YOHがHARASHIMAにファルコンアローを繰り出せば、HARASHIMAはリバース・フランケンシュタイナーで逆襲。髙木はYOHにクロスチョップ、次々にストーンコールド・スタナーでなぎ倒す。本多がごんぎつねを決めていくと、棚橋が石川にまさかのごんぎつね。YOHが高木にトラースキックを叩き込むと、再び棚橋が強引にタッチしてスリングブレイド。ここで我を取り戻した棚橋はYOHにタッチ。YOHは蒼魔刀からドラゴン・スープレックス・ホールドで3カウントを奪い、全面対抗戦で勝利した。