ササダンゴvs矢野通の「DDT×新日本~一面対抗戦」は棚橋弘至、YOHが電撃参戦、髙木三四郎も一日限定復帰で大団円で幕

高木が「棚橋選手、矢野さん。いい選手じゃないですか、YOH選手! 俺から勝ったというのはどういう意味か分かってるか? 対抗戦、てめえの勝ちだ。でもな、俺から勝っただけだ。DDTの芯は折れちゃいない。だから何年経っても10年経ってもこの戦いは続く。おまえ、スーパースターになってくれよ!」とYOHにエール。
ササダンゴは「DDT両国大会に棚橋選手をブッキングしたのも、そもそもDDTを作ったすべての諸悪の根源が髙木三四郎なんです。すべての元凶のクビを獲っていただきありがとうございました。棚橋さん、最後YOHさんにタッチしたのに涙が出ました。いい大人になりましたね」と発言。
棚橋は「ありがたきお言葉いただきました。10年かけて大人になりました。社長として多くの価値観を理解できるようになりました。これから、新日本プロレスとDDT、もっと力を合わせてもいいんではないでしょうか? もっと一緒にプロレスを盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。
YOHは「私、キャリア13年にして少しスターになれた気がします。本当のスターになれるよう、これからもプロレスを頑張っていきたいと思います。俺がプロレス界を…」と叫ぼうとすると、矢野がマイクを奪い「俺とササダンゴのシングルマッチ、終わってないじゃないか。YOHが髙木三四郎から3カウントを獲った今、私たちが戦う意味があるのか? ないだろう。提案がある。全員がリングを降りたそのときから、お集りの皆さん、20カウント数えてほしい。つまり両者リングアウトで終わらせたいと思います」と提起。
すると全選手がリングを降り、レフェリー、ファンが20カウントを数え、ササダンゴと矢野の一面対抗戦はドローとなった。
感極まったササダンゴは「あなたたちほど、全プロレス団体、全レスラーにリスペクトを持って接してくれる人たちを私は知りませんでした。ありがとうございました」と感謝の弁。矢野は「涙は出ませんが、気持ちは泣いてます。今日こうやって皆さんとリングで会えてよかったです。一面対抗戦、最高でした」と満足した様子。