THE RAMPAGEの浦川翔平がSDGsなクラフトビールで地元長崎を盛り上げ! 「好きなもので恩返しできるのは素敵」

 

「Cloud9」は、「BUZZらないとイヤー!」の企画のひとつとして、THE STADIUM BREWS NAGASAKIとチームとなって作った。SDGsを意識したクラフトビールで、浦川の母校である諏訪小学校、そして桜町小学校の長崎市内の2校の小学校から提供された食べられずに残ってしまったコッペパンや、文明堂総本店から提供されたカステラの端材を使用している。小学校のときにコッペパンが食べられなくて残していた子がいて、そのコッペパンのことが気になっていたそうだ。

 浦川は「Cloud9」を通じて新しい循環を作りたいという。「子どもたちが残したものが大人しか飲めないビールに使われる。協力してくれた諏訪小、桜町小、文明堂総本店さんには何かお礼という形で何かできないかと考えていたりもしています。(Cloud9によって)大人~子ども~大人と巡っていくサステナブルな循環を作れたら」

 「Cloud9」をグラスに注ぐ。満面の笑みも手順をひとつ忘れて泡が多めに!「……やりなおしていい?」と浦川さん 

 SDGsの要素を取り入れたのは、同じLDH JAPANに所属する先輩で、EXILE TRIBEの異なるグループのメンバーで構成されるユニットのEXILE B HAPPYでともに活動するEXILE TETSUYAの影響も大きいという。

 浦川は「長崎への恩返しを強く思っている。自分の好きなビールを通して好きなもので恩返しできるのはすてきだなと思っているので相談させていただき、こういう形にできた。自分まで幸せです」と、話していた。

「Cloud9」は、ドイツで伝統的に作られるヴァイツェンというスタイルの白ビール。ヴァイツェンは、バナナのようなフルーティーな香り、苦みが少なく柔らかな味わい、そして白くにごった見た目が特徴。さまざまなスタイルのビールがあるなかでも飲みやすいビールとしても人気だ。

 自身も白ビールに出会ったことがきっかけでビールが好きになったという経験もシェアし、 「こんなビールがあるんだって感心を持ってもらう入口にしたかった。このビールを飲んでビールの世界にどっぷりはまってビール好きになってほしい!」

 THE RAMPAGEでパフォーマーとして活躍する一方で、THE RAMPAGEのパフォーマー5名で構成されたヒップホップグループのMA55IVE THE RAMPAGEではマイクを握ってラップする。「ビールを飲みながら歌詞を書いたりすると浮かぶ」という。「悩んでることがちっぽけにも感じたり……ここ(THE STADIUM BREWS NAGASAKI)でしか飲めないので、スタジアムに来て、ビールを飲みながら考え事をするのはいいと思います」

 現在、タンクに入っている分が売り切れ次第、「Cloud9」の販売は終了となる。

「自分は白ビールだけでなくいろんな製法のビールが好きなので……今回で終わらせずに素敵なビールを作っていきたい」と、既に次のビールのプランも練り始めているようだった。