新居すぐる「ノジモフの強さが勝つか僕の勇気が勝つか」。SASUKEとの練習で開眼「5分3Rの体力を1Rで使うぐらい1Rから飛ばしていく」【RIZIN LANDMARK】

また「ビビるグラップラーって強くなくて。クレベル選手もそうですけど、やっぱりその勇気を持って前に進むグラップラーは強い。僕には今までちょっとそれがなかったんで、このノジモブ戦はここから僕がどんどん進化できる一戦になるんじゃないかなって思っていて、それも込めて前に進もうと思っている。僕はいつも受けてから行くって感じだったんで今回は自分から行きたい」と続けた。
この意欲の裏付けとして「僕は去年までMMAの練習をほとんどしていなくて。打撃と寝技で分けていたんですけど、それでちょっと“やっぱり試合みたいな感じで練習しなきゃダメだな”と思った時に、今大会に出るSASUKEに連絡を取って“毎週金曜日に試合形式でスパーをやってくれないか”とお願いして、そこからSASUKEと毎週試合形式の練習をやっています。そこからやっぱりちょっとずつ変われたなというのがあります。やっぱり試合形式のヒリヒリ感の中で前に行くというのができるようになってきました」と新しい練習環境を挙げた。
RIZINフェザー級が海外勢に席巻されそうな雰囲気があるなか「今回のコレスニック、ノジモフ、ケラモフと3人外国人選手が来ると思うんですけど、やっぱりここで日本人が負けてしまうとどんどん外国人の階級になってしまうので、僕もそこを食い止める日本人選手になりたいなと思っている」と覚悟の出陣。
ここで勝利を収めれば、今後も大きく道は開ける。新居は「僕は2年前の時もRIZIN2連敗で北海道大会で初めてRIZINで勝てたので、今回も地元・北海道で復活して超RIZINもそうですけど、今はノジモフのことしか考えてないですけど、もう年も年ですし1試合でも多く試合をしたいなと思います」と語った。
またSASUKEとの練習の成果として「去年までは“どうせ1Rしか戦えないし、いいや”と思ってランニングもそんなしてないし、MMAもそんなにしてこなかったんですけど、去年負けて“やっぱりダメだな”と思って。SASUKEとやるようになってから5分3Rはしっかり持つようになりました。 5分3Rの体力を1Rで使うぐらい1Rから飛ばしていこうと思いますけど、でも一発だけじゃないというところも見てもらいたいというのはあります」と語った。