約5年ぶりに復帰の裕樹が得意のローで北井智大を追い込むもカウンターの右でダウンを喫し無念の判定負け【RISE】

2Rにカウンターをもらってダウン(撮影・蔦野裕)

 2R、圧をかけるのは裕樹。北井は前蹴りも裕樹はワンツー。圧をかける裕樹。裕樹の左フックに北井がカウンターで右フックを合わせダウンを奪う。すぐに立ち上がり、前に出る裕樹。北井はパンチの連打から右ロー。それでも裕樹は圧をかけて左右のパンチから左ハイ。北井もパンチの連打からヒザをボディーに。裕樹もパンチで応戦。北井はローとパンチのコンビネーション。裕樹がローを返すと北井はパンチでカウンター。裕樹は左右のローを連打。嫌がる北井だが、パンチを返す。裕樹は左右のロー。奥足へのローを効かせる。

 3R、裕樹が前に出て奥足への左ローを連打。北井もパンチから右ロー。裕樹は圧をかけて右ストレート、左ロー。北井は前蹴りで突き放す。それでも詰める裕樹に北井は左右のフックを連打。そして奥足への左ローを連打。効かされる北井がバランスを崩す。裕樹はなおも左ロー。北井は前蹴り。裕樹の左ローに北井はパンチの連打。裕樹も左フック、左ロー。北井のパンチにローからパンチの裕樹。

 判定は2Rのダウンがものをいい、27-29、27-29、27-29の0-3で北井が勝利を収めた。北井は2023年7月30日に北濱精悦をKOで破って以降、伊藤澄哉、塩川琉斗、奥山雅仁を相手に3連敗を喫し、今回は1年11か月ぶりの勝利となった。