約5年ぶりに復帰の裕樹が得意のローで北井智大を追い込むもカウンターの右でダウンを喫し無念の判定負け【RISE】

北井は久しぶりの勝利に笑顔(撮影・蔦野裕)
裕樹は引退前、2018年11月からロッタン・ジットムアンノン、チャンヒョン・リー、ヘクター・サンチアゴ、そして那須川と強敵相手に4連敗。この日は2018年6月17日に野辺広大にKO勝ちして以来、7年ぶりの勝利をつかむことはできなかった。
試合後の会見で裕樹は「緊張したけど楽しかったです。楽しかった。北井選手もすごい気持ち強くて前に出てくれたし、やり合いながら目と目でお互いに“楽しいな”みたいな感じでできたのがすごい良かった」と試合を振り返った。
「意外に動いてたんちゃうかなと思うんですよ。ただ練習してきたんで動けるっていうのは当然なんですけど、奥足へのローキックが効いた時に“いける”って思って焦ってしまったからガードされちゃった。そこでパンチをもらって。どういう形でもらったのかは映像を見てみないと分からないんですけど、もらっちゃいけないところでもらってるんで、そこが今後の反省なんですが、セコンドも“悪くはなかったから微調整だ。この調整をしっかりしていけばいいところは出たんじゃない”ということを言ってくれたので、もう一回見てみます」と自身の動きについては及第点。