王者チャド・コリンズが1Rにダウンを奪われるも驚異のスタミナで逆転勝ち。敗れた原口健飛は会見で涙【RISE】

2R以降、コリンズが猛反撃(撮影・上岸卓史)
4R、コリンズは前に出て左右のミドル、ワンツー。コリンズの右ボディーを効かされる原口。手数が少ない原口にパンチの連打のコリンズ。しかしコリンズもやや攻め疲れ。それでもコリンズはワンツーからローのコンビネーションで手数は減らさず。終盤、原口が圧をかけてパンチをまとめていく。
5R、原口が左ミドル、左ハイ。コリンズも右ローを返す。互いにローからパンチ。コリンズが圧をかけ始める。パンチから左ハイ。原口も押し返すが、コリンズは左右のボディーを連打。互いに体を着けて近距離でパンチを出し合う。コリンズは首相撲からのヒザをまじえる。原口は距離ができると前蹴り。最後もコリンズがロープに詰めてパンチの連打。原口もパンチを返す。ともに精魂尽き果てた状態でラウンド終了。
判定は48-49、48-47、48-47の2-1でコリンズが激闘を制した。
コリンズは試合後のマイクで「7カ月という長い時間が開きましたがここに戻って来られてうれしいです。最初のキックは凄い痛かったですが、それを考えられないくらい次で頑張ろうと思ってました。原口に感謝もリスペクトもあるし、私たちの間には強い絆があるといえます。11月に戻ってくることを楽しみにしています」と語った。