THE RAMPAGE 浦川翔平、噂の“呼吸するクッション”を調べにいったら……〈BUZZらないとイヤー! 第105回〉

16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、MA55IVE THE RAMPAGEとして、DJ Sho-heyとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。 吹きガラスでビアグラスを作るという“灼熱の工作”で、あの頃の夏休み気分を楽しんだ翔平さんは、その足で“自由研究”へ! ターゲットは、近年、会社の休憩室を静かにザワザワさせている“あるモノ”。辿って行ったら、そこは誰もが一度は耳にしたことがあろうあの会社で……!これで夏休みの宿題も完璧ダァ?
THE RAMPAGEはもちろん、MA55IVE THE RAMPAGE、EXILE TRIBEのグループからメンバーが集結したEXILE B HAPPY、そして個人活動……動きまくりの翔平さんにとって、疲労回復や効果的な休息やリラックス方法は、最大の関心事。取材のたびに、編集担当がする「最近気になっていることはある?」の探りへのリアクションも、 癒されたい、自然の中の醸造所でビールを飲みたい……。ステージやいろいろな現場でフルアウトで活躍するためにも、リカバリーが重要ということなんでしょう。
ビアグラスづくりを終え、続けて翔平さんと取材に向かったのは、新しくなった街並みもすっかりなじんだ港区の神谷町・虎ノ門エリアの、とある高層ビルです。
「いろんな取材に行きましたけど……これまでにないタイプのBUZZらないとイヤー!ですね(笑)」と翔平さん。確かに! 今回の取材相手、翔平さんの言葉を借りるなら……デカ!です。

セキュリティゲートを通り抜けてエレベーターで指定の階まで上がって到着したのは……JT(日本たばこ産業株式会社)。たいていの人は耳にしたことがある会社ではないでしょうか。名前の通り主な事業はたばこですが、医薬品や加工食品事業も展開していて、冷凍食品ブランド「テーブルマーク」はJTの事業です。
打ち合わせ用の部屋がいくつもあるエリアに案内されると足はつい自然と窓際へ。「これは……すごい眺めだ!」と翔平さん。……東京を見渡せる景色に、この取材がデカでタージであることを改めて確認させられます。
さて、なぜJTさんにやってきたのかというと、こちらには、翔平さんと同じように、真剣に〈より良い休息〉について考える人たちがいるからなんです。
「お待ちしていました!」と笑顔で迎えてくれたのは、「D-LAB(Dラボ)」という部署の方々です。D-LABは、2020年に設置された組織で、〈長期視点で「心の豊かさ」の研究・探索・創造を推進〉しているんだそう。具体的には、心の豊かさを実現するために単独もしくは外部の組織と組んで研究・開発をして、たばこや加工食品といったJTの事業とは関係がなさそうな分野であっても、「心の豊かさをちゃんと体現できるビジネスや事業を生み出していく」のが目的なんだそうです。