驚異の19歳ソフィア・ツォラキドゥが池内紀子に延長の末、判定勝ちで王座獲得「必ず戻ってくる。次はK-1のベルトも狙いたい」【Krush】

池内の左ボディー(撮影・上岸卓史)

 3R、いきなり打ち合う両者。やや疲れたかツォラキドゥ。しかしすぐに息を吹き返す。池内が右カーフを連打。効かされるツォラキドゥだが、左右のフックを返す。動きが落ちたツォラキドゥにパンチを連打の池内。なおも前に出る池内だが、ツォラキドゥも重い左右のフック、右ローを返す。残り30秒、ツォラキドゥの重い右ボディーストレート、左ボディーが炸裂。池内もパンチを返す。ツォラキドゥも打ち返し、打ち合いのまま終了。

 判定は28-30、29-29、29-29のドローで延長に。

 延長R、ガードを固め圧をかける池内にツォラキドゥは左右のフックで迎撃。池内も前蹴り、右ロー、ワンツー。ツォラキドゥは左フック、右ロー、右ミドル。とにかく前に出る池内。ツォラキドゥは下がらされるが右ストレートをクリーンヒット。ツォラキドゥは下がりながらもバックブロー、左フック、右ストレート。ツォラキドゥは左フック、右ロー。前に出る池内にパンチで迎撃のツォラキドゥ。

 判定はジャッジ3者とも9-10でツォラキドゥの勝利となった。