渡辺未詩が決勝で遠藤有栖を破り「東京プリンセスカップ」初制覇。9・20大田区でプリプリ王者・瑞希に挑戦へ【TJPW】

渡辺は「優勝しました! トーナメントの決勝戦、3年前のあの夏以来、この場で勝つことができました。決勝戦の相手が有栖でよかったってすごく心の底から思っています。このトロフィーができた回に決勝戦で私はユカさんと戦って。そこから決勝戦、あの夏ってワードが…。あの試合中は楽しかったのに、なんか悔しさみたいなトラウマみたいなものがずっと残ってて。きっとこのトロフィーを触れることができたら、それがなくなるんじゃないかなって。本当の意味で強くなれるんじゃないかなって思っていたので、今さらにプリセンスの頂点で強くなれました」と歓喜のマイク。そして「私がこの夏、プリセンスの頂点に立ったということはもう一つ、この夏やりたいことがあります。瑞希さん出てきて下さい!」と呼び掛けた。
瑞希がリングインすると、渡辺は「私から言います。そのベルトに挑戦させて下さい!」と挑戦表明。瑞希は「とんでもない、実力も気持ちも強いプリセンスなんだなって、改めて思いました。そして改めてバケモノだなって思いました。でも、このベルトを未詩から獲ったときよりも、みんなと一緒に叶えたいこと、やりたいこと。もちろん未詩とも一緒に叶えたいことと、明確にハッキリ自分のなかで決まってて。プリセンスになりたいって思ってたけど、私がプリセンスやから、今ここにベルトがあるって思えるくらい、私は今、意味分からんくらいプリセンスやで!」とキッパリ。渡辺は「瑞希さんはとっても強くてプリチーで、すっごいプリセンスだなって思います。でも、この夏一番プリセンスは私で。結局、こうやってプリセンスとして返り咲いた私、きっとそんな私が持っていたときよりも、高まってるベルトの価値、追い越せると思ってます」と言い返した。瑞希は「どっちがこのベルトにふさわしいプリセンスなのか? 9月20日、大田区総合体育館でこのベルトをかけて戦いましょう!」と受諾し握手を交わした。