引退の岡田遼の一番印象に残る試合は2016年11月の石橋佳大との修斗環太平洋バンタム級王座決定戦「負けたけどあれが一番印象的」【Lemino修斗】

試合後の引退セレモニーで感謝の言葉を述べる岡田遼(撮影・青木純)

 元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)がプロフェッショナル修斗公式戦「Lemino修斗」(9月21日、東京・後楽園ホール)で引退試合に臨み、元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)を破り有終の美を飾った。

 試合は2R序盤に岡田が一気に勝負をかけ、右ストレートでダウンを奪うと追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止め、岡田がKO勝ちを収めた。

 岡田は試合後の会見で「本当に幸せです。以上です。こんな幸せな格闘技人生はないです。ありがとうございます」と感謝の言葉。

 試合については「10回やったら9回負けるけど、最初にその1回が来た。最後の最後に引き当てた。やっぱドミくんは強いですし、DEEPの本当に強い王者。フレームの差もあるし分が悪いとは思っていた。最後の場面は“いけるな”っていう嗅覚があったのでいきました」などと振り返った。

 弥益にアームロックを仕掛けられた場面については「アームロックはめちゃくちゃ警戒していたけど、すごいうまくて強くてなかなか外せなかった。ドミくんのアームロックは天下一品」と語った。

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