HERO’Sルールで対戦のカリミアンが顔面かきむしりでアイポークの反則。やられたトループは反則のヒジ打ちで試合結果は前代未聞の「保留」に【K-1】

試合後、あわや乱闘(撮影・三田春樹)
これでトループが大きなダメージを負い試合は中断。両者に反則が出る。なかなか視力が回復しないトループ、その間に観客をあおるカリミアン。そしてカリミアンは自身のアイポークは棚に上げ、カメラに向かって「ヒジはダメ。ルール分かってない。ルール守らない」とアピール。
結局、トループの視界が回復せず試合終了。トループのヒジ打ちとほぼ同時にカリミアンのサミングがあったことから、試合続行不可能になった原因がどこにあるかを後日、映像で判断した後に試合についての裁定を下すこととなり、試合結果については「保留」という前代未聞の事態に。
この判断にカリミアンは「なにこれ?」と激高。トループに襲い掛かるが両陣営と関係者が割って入り、なんとか乱闘は避けられたが、遺恨はさらに深まった。
試合後の会見ではともに自身の正当性を主張し、相手を非難。カリミアンは最近は「令和の反則王」の汚名を返上するような言動を見せていたのだが、逆戻りしてしまった。