遠藤有栖が元WWEプリシラ・ケリーを退け、悲願のインター王座戴冠【TJPW】

キャメルクラッチで締め上げる遠藤

 バックステージで遠藤は「重い…。やっと獲れました! 今までホントに一人で頑張って、目に見える勲章ってものがなかったから。今回やっと、人生初めて一人で手に入れたベルト。初めてこれに触れて、もっと自分自身も大きくなって、このベルトを一緒においしいものとか楽しいところにいっぱい連れてって、遠藤有栖の色にします」と喜びをあらわに。対戦相手が急きょ変更となったが「私は何も変わらない。ベルトへの気持ちも変わらなかったし、プリシラの存在は知ってたから。このベルトをかけて戦えて、それで私が勝って、このベルトを手に入れた。最高の、一生忘れない思い出です!」満面の笑みを見せた。

 王座奪取ならなかったプリシラは「インディーに戻ってきてから、一番キツい試合だったかもしれない。アリスも最近対戦した中でも最高の選手だし、試合ができて光栄に思ってます。今日もハードな試合になってうれしかったので、ぜひリマッチを要求したい。もう1回、彼女とやらせてください」と再戦を要望していた。

東京女子プロレス「WRESTLE PRINCESS Ⅵ」(9月20日、東京・大田区総合体育館)
◆第1試合 20分1本勝負
鈴芽&●小夏れん(12分55秒、コアラクラッチ)駿河メイ&高見汐珠○

◆第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
〈王者〉●らくのまくら/〈挑戦者=4〉●らく(15分21秒、ダブルフォール)桐生真弥○〈挑戦者=8〉
※らくへのスパインバスターからまとめて押さえ込む。らくのまくらが防衛に失敗、真弥が第1768代王者となる。〈〉内は入場順。

【試合経過】
①○ポコたん〈1〉(8分2秒、体固め)七瀬千花●〈3〉
※シャイニング・ウィザード
②〈王者〉●ポコたん(8分35秒、体固め)らくのまくら○〈挑戦者〉
※窒息→押さえ込む。ポコたんが防衛に失敗、らくのまくらが第1767代王者となる。
③○らくのまくら(9分55秒、体固め)鈴木志乃●〈2〉
※キラ・サマーのサモアンドロップ
④○らく(11分4秒、オーバー・ザ・トップロープ)キラ・サマー●〈7〉
⑤○らく/○ラム会長〈6〉(13分39秒、オーバー・ザ・トップロープ)芦田美歩●〈5〉
⑥○らく(14分35秒、オーバー・ザ・トップロープ)ラム会長●〈6〉

◆第3試合 15分1本勝負
○アジャコング(8分53秒、片エビ固め)HIMAWARI●
※バックドロップ

◆第4試合 フラッグ争奪公認ウェポンデスマッチ 15分1本勝負
●辰巳リカ(11分1秒、エビ固め)原宿ぽむ○
※丸め込む。

◆第5試合 20分1本勝負
松本浩代&○荒井優希(13分52秒、片エビ固め)風城ハル●&凍雅
※Finally

◆第6試合 20分1本勝負
●山下実優&鳥喰かや(13分11秒、愛と炎のフルネルソン)水波綾&愛野ユキ○

◆第7試合 第15代インターナショナル・プリンセス王座決定戦 30分1本勝負
○遠藤有栖(10分59秒、片エビ固め)プリシラ・ケリー●
※什の掟。有栖が第15代王者となる。

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負
〈王者組〉●中島翔子&ハイパーミサヲ(17分2秒、片エビ固め)上福ゆき○&上原わかな〈挑戦者組〉
※ダイビング・フェイマサー。享楽共鳴が4度目の防衛に失敗、Ober Eatsが第19代王者組となる。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
〈王者〉●瑞希(22分58秒、片エビ固め)渡辺未詩○〈挑戦者〉
※旋回式ティアドロップ。瑞希が4度目の防衛に失敗、未詩が第16代王者となる。
<<< 1 2