常陸飛雄馬とパヌワット・TGTがともに判定勝ちで王座決定トーナメント決勝進出。常陸「どんなことがあっても王者になる」、パヌワット「必ずベルトを獲る」【RISE192】

鬼神の表情で攻め込む常陸(撮影・荒木理臣)

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)で4選手による「第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント」の1回戦2試合が行われ、常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)とパヌワット・TGT(タイ/TARGET)が勝利を収め、来年1月の後楽園ホール大会で行われる決勝に駒を進めた。

 今回のトーナメントは前王者・大雅のMMA転向による王座返上に伴い行われるもの。

 常陸はメインイベントでGUMP(TEAM TEPPEN)と対戦した。

 GUMPは前日計量で14時の公式計量では60.15kgで150gオーバー。計量後の会見を欠席し減量に努めたが、2時間後の再計量では60.05kgで50gオーバー。さらに2時間以内に設けられた追加計量で60kgジャストで計量をクリア。RISEの公式計量のルールにより、GUMPは減点1からのスタートとなった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるGUMPが右ロー。常陸は左ボディーストレート。GUMPは右ローを立て続け。常陸は踏み込んで左ボディーストレート。前に出る常陸にGUMPは右ロー、左ハイ。常陸の入り際に左ジャブのGUMP。常陸は前に出て左ジャブ。GUMPは奥足へのロー。圧をかける常陸の動きを見極め的確に蹴りを合わせていくGUMP。

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