ウェルター級王座決定トーナメント決勝に駒を進めた齋藤紘也の「殴り合ってくれますか?」に大石昌輝は「考えておきます」【Krush】

齋藤の左が炸裂(撮影・青木純)

 準決勝第2試合で齋藤は“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)と対戦した。

 齋藤は2020年9月からK-1グループに参戦。ここまで8戦6勝(4KO)2敗でその2敗は塚本拓真、佐々木大蔵というトップ戦線で活躍する相手のもの。K-1グループ以外では2023年6月にBigbangで安保璃紅を破り、2024年3月にはRISEとの対抗戦で田中佑樹にKO勝ちを収めている。プロ戦績は11戦9勝(6KO)2敗。

 DARUMAは2022年7月からK-1グループに参戦。初戦こそKO負けを喫するも、その後、4連勝。今年1月には山際にKO勝ちを収め、4月には大石に判定負けを喫している。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなりパンチの打ち合いからローの蹴り合い。齋藤のローにDARUMAがパンチを合わせる。齋藤は右カーフ。DARUMAは左インロー。齋藤の蹴りにDARUMAがパンチを合わせる。ここから互いに左右のパンチを連打。齋藤がDARUMAを押し込む。下がりながらもパンチを出し続けるDARUMA。いったん落ち着くも、齋藤の左フックに一瞬ぐらりのDARUMA。しかしすぐに打ち返す。圧をかける斎藤にDARUMAがカウンターの右ストレート。終了間際も打ち合いとなると齋藤の右ストレートがヒット。それでも下がらずパンチを開けすDARUMA。