上遠野寧吾が1RKOでトーナメント決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「サウスポーが苦手みたいなので1Rで倒そうかなと思う」と王座獲りを宣言【Krush】

最後は右フックで3度目のダウンを奪いKO勝ち(撮影・青木純)

 1R、ともにサウスポーの構え。いきなり海凪の右インローがローブローとなり一時中断。再開後、ともに右の蹴り。上遠野の左ミドルの打ち終わりに左右のボディーを連打の海凪。海凪はフェイントから左右のフック。上遠野は右フック、左ハイ。海凪は右ボディー。上遠野は右ミドル。勢いづいて前に出る海凪に上遠野は右フックでダウンを奪う。立ち上がった海凪。上遠野はワンツー、左ハイ。そして左フックでぐらつかせると追撃の左フックで2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がった海凪だったが、上遠野はじりじりと詰めると右フックを打ち抜き3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 準決勝第1試合では安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)が大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)に判定勝ちを収め、「Krush.183」(12月19日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝のカードは安尾vs上遠野となった。