白鳥大珠の「白鳥のほうが強いってことを証明するだけ」に笠原弘希「しがみついてでも勝ちに行く」 フェザー級トーナメントで対戦【RISE WS】

白鳥と笠原は第11試合で対戦

 第11試合に出場する白鳥は65.0kg、対戦相手のシュートボクシング(SB)の笠原弘希(シーザージム)は64.95kgで規定体重をクリアした。

 白鳥は今年3月に行われた「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で麻火佑太郎(PHOENIX)を破り、王座を獲得。前戦ではアンディ・ターランドに1RでKO勝ちを収めている。

 笠原は9月に行われたトーナメント初戦でLOMPETCHからダウンを奪った上での判定勝ちを収め勝ち上がった。前戦はSBのリングでイモト・ボルケーノの持つSB日本スーパーライト級王座に挑戦するもカットによる大流血でレフェリーストップ負けを喫している。

 笠原は「トーナメントとか周りのことは全部置いておいて、毎日毎日“俺はこの男に勝ちたい”と思って、本当に魂を込めて練習とかもいろいろやって取り組んできました。当然リスペクトもありますし、だからこそ明日は白鳥選手に全部をぶつけて、俺が絶対に勝ってみせたいと思います」、白鳥は「こちらはRISE、笠原選手はSBでお互いの看板もありますが、それよりも一番はやっぱり笠原弘希より白鳥のほうが強いってことを明日証明するだけ。試合は本当バチバチの面白い試合になると思うので、皆さん楽しみにしていてください」とそれぞれ語った。

 試合については笠原は「明日は倒すのが一番だと思うんですけど、本当にどんな勝ち方でも、しがみついてでも勝ちに行こうかなと思っています」、白鳥は「笠原選手も倒れないタフな選手なんで、そういう選手を倒したら盛り上がるなと思うんですけど、僕もフルで戦う準備もしてきてますし、延長にいっても戦える。最後はお互いの気持ちのぶつかり合いになると思うんで、そこを見てほしい」と互いに勝利への並々ならぬ執念を見せた。