本格復帰戦で髙木三四郎が葛西陽向にギブアップ勝ち。実はプロレスデビュー30周年も「俺の30周年、誰も覚えてないじゃん！」【DDT】

　試合後の会見で髙木はまず「無事にデビューして30周年を迎えることができました。誰もそんな煽りしてくれた人いないから！　何なんだよ！　確かにエキシビションとかいろいろやってるけどさ、俺の30周年消えてんじゃん！　誰も覚えてないじゃん！」とまずは自身の30周年を誰も覚えていないことに怒りを表明。

　そして「でも30年プロレスやって来て、この両国という大舞台で葛西陽向とシングルマッチができたことは、俺の中でも記念すべき30周年になった。彼は小さい頃からDDTを見てきて、将来、DDTに入りたいと言っていたことも実は聞いていました。だから俺は彼を自分の30年の記念すべき試合に選んだんだよ。でもね、2回とも握手をはじかれたでしょ。彼は立派なファイターですよ。30周年が彼みたいな気持ちのいい、志高い選手と試合ができてよかったです」と葛西がリング上での握手を2度とも拒んだことを挙げ、葛西を称えた。