木村ケルベロスが24秒KO勝ちでYA-MANに対戦アピール。「YURAの後」のつれない返事もYA-MANを振り向かせることには成功【RISE193】

リング上からYA-MANにアピール(撮影・荒木理臣)

 1R、ともにオーソドックスの構え。田中の右ストレートに一瞬下がった木村だったが、カウンターで右ストレートを打ち抜くと田中がぐらり。木村が追撃の右ストレートを放つと田中がダウン。田中はほとんど失神状態で木村がわずか24秒でKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで木村は「YA-MAN、今日はどう? これで戦う気になってくれた?」とリングサイドにいたYA-MANにアピール。

 YA-MANが「強くなっていたよ。でも俺とやるにはまだまだなんじゃない。お前、置いていくから早く俺のところに来いよ。早く上に上がってこい」と勝利を称え、檄を飛ばすと木村は「ありがとう。待っててくれ。次、OFGで強い奴とやらせてください。倒したらさすがに認めてくれる?」と再びYA-MANにアピール。

 YA-MANはこの試合の前にリングで挨拶した際に「来年はRIZINのベルトを目指したいのと、RISEで白鳥にリベンジしたい。あともう一つあって。YURAとOFGのタイトルマッチやらないといけないと思っているので来年は忙しい」と語っていたこともあり「YURAとやらないといけないから、その後だろ」と対戦の約束はせず。それでもYA-MANを振り向かせることに成功した木村は「ありがとう。やったー! YA-MANとできるぞ! 絶対倒す」と喜びを爆発させた。