プリプリ王者・渡辺未詩が“究極の女戦士”J-RODとの激闘制しV2。2026年イッテンヨンで熱望していた鈴芽と王座戦へ【TJPW】

J-RODの投げ捨てジャーマン

 渡辺は「勝ちました! 初めて戦う相手とのタイトルマッチって、こんなにもしんどいんだって思うくらい、すごい叩きつけられたけど。これから先もマッスルを高め合える仲になってくれたら…。もっとぶつかり合いたいと思いました。そろそろ年末年始になってくるので、もっとたくさん防衛して、春にある両国(来年3・29)、その先までもっとキラキラ輝き続けたいと思います」と歓喜のマイク。

 ここで、鈴芽がリングインし「防衛してくれるって信じてました! 私、東京女子プロレスはなりたい自分になれる場所だと思ってます。だから未詩さんは多分、そのベルトにたとえばプリンセスって名前がついてなくても、プリンセスなチャンピオンだったと思うんですよ。そんなふうに自分のなりたい形で輝いてる未詩さんがすごくまぶしいし。そうやって引っ張ってくれてるから私もって思って。私もなりたい自分になるために、今、未詩さんの前に来ました。そのベルトかけて、私と戦ってください!」とアピール。

 戦前、渡辺は「防衛したら、一人やりたい相手がいる」と公言していたが「私も鈴芽のこと、待ってました。鈴芽とはいろいろ近いものがあるなって感じていて。キラキラずっと輝いてるから、ずっとまぶしくて、いつかこのベルトをかけて、鈴芽とやりたいってずっと前から思ってました」と涙。そして「プリンセス・オブ・プリンセスだから、イッテンヨンでこのベルトをかけて戦いましょう」と快諾し、ガッチリ握手を交わした。

 最後に渡辺は「まずは年内最後の後楽園(12月7日)、あるといってもスペシャルな後楽園。ここから年末年始、いろんな世界各国に行って、このベルトの強さを見せつけた上で、鈴芽とイッテンヨンで、またここで会えるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」と締めくくった。