海人がエースの座を返上しSB“卒業”を表明。次の戦場は明言せずも「世界最強を証明する僕の姿に期待してください」【SB】

ケールの左インロー(撮影・青木純)

 試合後の会見で海人はリング上でのアピールについて「本格的にそこに身を置いて戦っていきたいと思っています。これからの話はこの後、またシュートボクシングとすると思うんですが、シュートボクシングには僕以外にも強い選手もいるし、僕を超えていける選手もたくさんいる。その中で僕がずっとエースにいるわけにもいかないと思う。笠原兄弟もそうですし、山田ツインズもそうですし、本当に強い子たちがたくさんいるので、その子たちの次の時代につないでいきたいっていう意味で今回の試合も出させてもらった。40周年っていうこのタイミングで自分が一つ身を引いて、自分が本格的に目指していきたいところに、しっかり身を置いて戦っていきたいなという気持ち」とその真意を明かした。

 そして「僕はシュートボクシングに恩がある。今後どういう話になっていくか分からないですけど、シュートボクサーとしてやってきた事実は変わらないし、これから戦っていくときもやっぱりシュートボクシングっていうのは僕が背負ってきたものの一つでもあるので、それは今後もずっと変わらずやっていきたい」と今後もSBを背負って戦っていく意思を表明した。