ジョニー・デップ、8年半ぶり来日「東京はあらゆるものに正直」1時間20分遅れで会見に登場

　米国外では初めて開催されるジョニー・デップの没入型アート展。100点以上の作品、私物、貴重なアイテムが直接デップのスタジオから東京に運ばれ、彼のアトリエの雰囲気に包まれることができる。

　自身のアート展の開催に「これだけ長く人生を生きてきた中で、ちょうどいろいろとやってきたことを振り返る時期だったんだ。実はみんなの知らないところで、一人でずっと取り組んできたことがあって。子どもの頃から音楽をすごく大事にしてきて、それ以外にも絵を描くことが自分の中でものすごく大きな位置を占めていた。だけど、描いてきた絵はずっとガレージにしまい込んで、誰にも見せたことがなかったんだ」とデップ。

「そんな時に彼（主催者）と会って話をしたらピンときたんだ。自分は絵描きではないけれど、ひょっとしたら絵を描く人間だということを人に見せてもいいのではないかと。僕が描く絵は非常にパーソナルなもので、自分の中から自然に湧き上がる感情を抽象的な形で表現しているんだ」