UNLIMITEDルールで対戦の松嶋こよみ「しっかりとケンカできるように頑張りたい」、漁鬼は「何も考えず思い切りパンチを振り回すだけ」【KNOCK OUT】

KNOCK OUTには2度目の参戦となる松嶋

 漁鬼は今年5月に行われた「BLACKスーパーウェルター級暫定王者決定戦」で元Krush スーパー・ウェルター級王者の中島弘貴を破り、王座を獲得。6月には昨年10月に敗れた中島玲へのリベンジマッチをアピールすべく、ユリアン・ポズドニアコフと対戦も判定負け。11月の後楽園大会ではペドロ・グランホを破り再起を果たした。

 会見の冒頭、山口元気代表は「いろいろ考えた時に浮かんだのが漁鬼選手だった。今までBLACKルールしかやったことないが倒せる危険な武器を持っているという意味では、オープンフィンガーのUNLIMITEDルールというのは非常にスリリング。松嶋選手の全体的なテクニックが上回ってると思うが、漁鬼選手にとってステップアップのきっかけになるんじゃないかと思う。テクニック対パンチというか、そういうところでどういうふうに松島選手を攻略していくのか。松嶋選手が徹底してテイクダウンしていくのか、漁鬼選手が打撃で上回ってしまうのか。漁鬼選手がワンチャンスをものにできるかという意味では僕も期待している」などとこの試合の見どころを語った。

 松嶋は「前回、ジャン・チャオ選手を仕留め切れなかった部分もあるので、その経験を生かしてしっかり年末にいい仕事をしたいと思っている」、漁鬼については「すごいハードパンチャーだと思うし、根性のある試合を映像で見させてもらった。そこに負けないようにしっかりとケンカできるように頑張りたい」と評した。