朝倉未来がMVPとベストバウトをW受賞。斎藤裕との再戦は「2回同じ相手に負けたら引退と思っていた。勝った時にほっとした」【RIZIN AWARD】

MVPとベストバウトをW受賞した朝倉未来

 RIZINが12月7日、10周年を記念したセレモニー「RIZIN AWARD 〜10th Anniversary〜」を都内で開催した。

 同アワードはRIZIN10周年を記念し、これまでで最も優れたファイターや試合の数々を表彰するもので、「ベストKOファイター」「ベストサブミッションファイター」「ベストバウト」「MVP」の4部門の受賞者が発表された。

MVPには朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が選出された。朝倉は2021年大晦日の斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦がベストバウトに選出され、ダブル受賞となった。

 朝倉は「僕たち兄弟は多分8年目ぐらいですかね。RIZINが始まったときは『THE OUTSIDER』にいて、“地上波ですごい大会をやってるな”というふうにすごい嫉妬して、出たいなっていう中で、ようやく出られた。出たはいいんだけど、次は総合格闘技の認知が世間であんまりなくて、それでYouTubeを始めた。この間、数えたら18戦しているってことで、本当に死ぬときに思い返しても僕の青春だったなって思います。本当にこのMVPという素晴らしい賞をいただけて、とてもうれしいです。ありがとうございます」とスピーチ。

 RIZINでのファイトの中で印象に残っていることとして「いろいろありましたよね。やっぱり、あの斎藤戦2は自分の中ですごくプレッシャーも大きかったし、2回同じ相手に負けたら引退だなと思っていたので、本当に勝った時にほっとしたのを覚えてます」とベストバウトを受賞した斎藤戦を挙げた。

 朝倉は大晦日にラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)の持つフェザー級王座に挑戦するのだが「勝ちますよ、本当に」と力強くV宣言をした。

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