3度目の防衛戦の志朗が「RISEの世界王者は志朗ということを証明したい」。挑戦者の大﨑孔稀は「超える時が来た」【RISE】
RISEが12月17日、都内で来年3月28日に東京・両国国技館で開催するビッグマッチ「RISE ELDORADO 2026」の第1弾カード発表会見を開催した。
王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)がRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)を相手に3度目の防衛戦に臨む「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」が正式に発表された。
志朗は2023年3月にディーゼルレック・ウォーワンチャイとの王座決定戦でKO勝ちを収め初代王者となり、2024年9月には田丸辰、今年8月には「THE MATCH 2022」で苦杯をなめた玖村将史を相手に2度の防衛を果たしている。2023年8月にクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーを相手に判定負けを喫するも、現在5連勝中。
大﨑は2023年12月に鈴木真彦を破り王座を獲得。現在、2022年12月の植山征紀戦から1分けを挟み10連勝中。この間、昨年8月には大森隆之介を相手に初防衛、今年5月に行われた地元・名古屋での大会では前フェザー級王者の門口佳佑にKO勝ちを収めている。最後の黒星は2022年10月に対戦した志朗から喫したもの。また志朗とは2021年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」で行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント準決勝」で対戦の予定だったのだが、自身の計量オーバーで不戦敗となっている。大﨑は門口に勝利を収めた後に志朗へのリベンジマッチをアピールするも、なかなか伊藤隆代表の首を縦に振らせることができず、今回、ついに約3年5カ月ぶりの対戦が実現することとなった。

