上野勇希が正田壮史を退け、KO-D無差別級王座V4。2026年1・25後楽園で佐々木大輔、クリス・ブルックスと変則3WAYでの2冠戦へ【DDT】
上野のドロップキック(©DDTプロレスリング)
序盤、正田はエルボー連打、サミング、ドロップキックとたたみかけた。場外戦になると、上野が鉄柱にぶつけ厳しい攻め。上野がジャーマン、変型カナディアン・デストロイヤーを繰り出せば、正田はスワン式ミサイルキック、ぶっこ抜きジャーマンで反撃。上野はハーフネルソン・スープレックス、シャイニング・ウィザード、フロッグスプラッシュもカウントは2。正田はトラースキック、飛びヒザ、三角蹴りとキックを連発し張り手を一閃。上野はドロップキック、ラリアットで応戦。正田がカナディアン・バックブリーカーの体勢から強引に叩きつけ、正田のチカラKOBUムキムキも2カウント。コーナーでの攻防から、上野が雪崩式フランケンシュタイナー、ドロップキック。エルボーの打ち合いから、正田が張り手、ミドルキックを見舞うと、上野はドロップキックからWRで奮戦した正田にトドメを刺した。
試合後、上野は「正田、俺はめちゃめちゃ期待してるよ。正田なら俺の知らないプロレスラーの姿を見せてくれると信じてるよ。多分、いつか正田に負ける日だって来ると思う。DDTを盛り上げて、メインにいっぱい出て、引っ張ってる姿もあると思う。だから、楽しみやから頑張れ!」とその健闘を認めエール。だが「俺を倒しに来い。でも大丈夫だ。俺を超える日は来ない!」とDDTの頂点獲りが容易ではないことを突きつけた。

