東京富士大学で一木広治氏が特別講演、大学生らに「リアルな体験のバリューは上がっている」
東京・高田馬場の東京富士大学で12月24日、一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事の一木広治氏が、経営学部の学生らに向けて特別講演を行った。
早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、一級建築士の資格を取得。早稲田大学研究院客員教授、大阪大学の特別招へい教授、東京都委員、地方自治体や企業の顧問、著書『超人脈術』『夢を実現するパラレルキャリア』『人望という技術』(すべて主婦の友社)を刊行するなど多方面にわたって活動する一木氏。東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会で、同大学の上條典夫教授と共に活動した縁から今回の特別授業が実現した。
「私たちは皆さんのお父さんやお母さんと同じ、日本が元気だったバブル時代に青春を過ごした。当時は世界の時価総額ランキングTOP50の半分以上が日本の企業という時代。私はその頃に制作された映画『バブルへGO!!』(2006)のモデルの一人となった」といい、当時の劇場用パンフレットに一木氏と上條教授が取り上げられたことを明かした。
日本初のニュース付きフリーペーパー「TOKYO HEADLINE」の立ち上げや、東日本大震災の復興支援プロジェクト「Rising Sun Project」、各界で活躍する人物が小・中学校で特別授業を行う「夢の課外授業」「チャリティー・キッズ・ベースボールスクール」といった活動を紹介。続いて、SDGsや次世代人材育成などをテーマとする「SDGsピースコミュニケーションプロジェクト」に言及。
内閣府認証事業「beyond2020プログラム」フォーラム型プロジェクト「BEYOND 2020 NEXT FORUM」から創出され、外務省、こども家庭庁、東京都などが後援し、国連本部からタイトルの認定を受けて世界の子どもたちがSDGsを軸に語り合う協働プロジェクト「国連を支える世界こども未来会議」、同会議から派生した「世界こども未来会議 in NY United Nations」や大阪・関西万博会場で開催した「FUTURE SUMMIT みらい総会」についても解説した。

