軍司泰斗がゲーオガンワーンと延長にもつれ込む接戦も判定負け。ムエタイ戦法に苦戦しリベンジならず【KNOCK OUT】
圧をかける軍司に左ミドルのゲーオガンワーン(撮影・青木純)
前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(TEAM SUERTE)がKNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)でゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)と対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦となり、軍司は判定負けを喫しゲーオガンワーンに2連敗となった。
軍司は6月の代々木でのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」でKNOCK OUTに初参戦。初のヒジあり、そしてオープンフィンガーグローブ(OFG)着用のKNOCK OUT-REDルールの試合に臨み、ペットルンルアン・ソーチャールワンに1RでKO勝ちを収めた。8月にはREDルール2戦目に臨むもゲーオガンワーンに強烈なヒジ打ちを食らい、キャリア初のKO負け。11月15日の後楽園大会では“仮想ゲーオガンワーン”ともいえるセーンサックグン・オー.カムインと対戦し、ヒジ打ちで流血しながらも2つのダウンを奪っての判定勝ちを収め、ゲーオガンワーンとのリベンジマッチを実現させた。
ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者でムエタイでスーパーレック・キアトモー9にも勝利している強豪。日本では昨年6月に大和哲也に判定勝ち、今年8月にはKNOCK OUTに初参戦し軍司に1RKO勝ち。11月には現KNOCK OUT-BLACKライト級王者の大沢文也と対戦し、判定勝ちを収めている。

