アイポークのアクシデントでダウトベックが戦闘不能。久保優太「組んでいただけるならすぐにでも」と早期の再戦を希望【RIZIN】
元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で1年ぶりの再起戦に臨んだ。久保はカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦するも1Rに久保の指がダウトベックの右目に入るアイポークが発生。ダウトベックは右目が開かずドクターストップで試合続行不可能となり試合はノーコンテストとなった。
久保は昨年大晦日に事実上の次期挑戦者決定戦といっても過言ではなかったラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦に臨むも、グラウンドでのパウンド、鉄槌、ヒジといった強烈な打撃の前に無念のレフェリーストップによるTKO負け。そのダメージはすさまじく、また37歳という年齢もありその後の動きに注目が集まる中、今年5月には8月の参議院議員選挙への立候補を表明。維新から立候補し、全国を駆け回るも無念の落選となり、再びその動向に注目が集まる中、今月4日に大晦日での戦線復帰が発表された。
ダウトベックは2018年にRIZIN初参戦。初戦こそ朝倉未来に判定負けを喫するも、昨年、約6年ぶりに参戦すると関鉄矢、木下カラテに連続KO勝ち。大晦日にはYA-MANと激闘を繰り広げた末に判定勝ち。そして今年3月には王座から陥落したばかりの鈴木千裕と対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。7月には「超RIZIN.4」で秋元強真との対戦が決まっていたのだが、首の椎間板ヘルニアで欠場。今回はそこからの復帰戦だった。

