イルホム・ノジモフが絶対王者サトシに13秒の秒殺KO勝ちで王座獲得。「私の脳が自動的に反応した」カウンターのヒザ蹴りでフィニッシュ【RIZIN】

ライト級新王者となったイルホム・ノジモフ

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)にイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)が挑戦する「ライト級タイトルマッチ」が行われた。試合はノジモフが1R13秒という秒殺KO勝ちで新王者となった。サトシはこの日が6度目の防衛戦だった。

 サトシは当初、野村駿太(アメリカントップチーム)と対戦の予定だったのだが、野村が練習中に左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷のケガを負い、全治3カ月〜6カ月の診断が下りドクターストップに。野村に代わりノジモフが挑戦者となりタイトル戦を行うことが18日に発表された。

 ノジモフは2023年からRIZINに参戦すると、ここまでフェザー級でホアレス・ディア、山本空良、新居すぐるを相手に3連勝。今大会は当初、階級を上げてライト級で“ブラックパンサー”ベイノアと対戦の予定だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。サトシの強烈な右カーフでノジモフがバランスを崩す。サトシが右ストレート。それにもひるまず前に出るノジモフ。サトシがタックルに行ったところにノジモフがカウンターで右ヒザをドンピシャのタイミングで合わせるとサトシがダウン。ノジモフが追撃のパウンドを1発入れたところでレフェリーがすぐに割って入り試合を止めた。

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