武尊が2月大会で軍司泰斗とエキシビションマッチも「試合だと思って挑む」とKO決着も視野【K-1】

対戦が決まった武尊(左)と軍司泰斗

2月27日の東京体育館大会に出場

 K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が昨年3月の「K’FESTA.4 Day.2」のレオナ・ぺタス戦以来のリングに上がることが1月13日発表された。

 この日、K-1は「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(2月27日、東京・東京体育館)の第3弾カード発表会見を開催。武尊は同大会でK-1 WORLD GP フェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とスペシャルエキシビションマッチで対戦する。

 武尊は昨年末に、今年6月に那須川天心と対戦することが発表されたのだが、その会見で6月までに1試合挟みたい意向を示していた。

 会見でK-1の中村拓己プロデューサーは「武尊選手と話し合いをする中でいろいろなアイデアが出たが2月大会で軍司選手とエキシビションで戦うこととなった。武尊選手は那須川選手とは58kgで戦うことが決まっている。ずっとK-1では60kgで試合をしていて、その体重に向けて、フェザー級王者の軍司選手を相手にどんなパフォーマンスを見せられるのか。そういったところでもこのエキシビションの意味はあるのかと思う。この後、武尊選手は那須川戦へ向けて調整に入る形になると思う。そこに向けた大事なエキシビションになる。那須川戦に向けて準備を続けていく中で、これまでのようにK-1のリングで試合をする機会も限られてくると思う。武尊選手がK-1のリングに上がる姿を2月大会で皆さんに見ていただきたいとも思っている」と武尊にとってのこの試合の意味を語る。そしてそれと同時に「軍司選手は昨年12月にフェザー級王者になった。K-1グループの中では、アマチュア大会で優勝して、K-1甲子園で優勝して、Krushのベルトを獲って、そしてK-1王者になった初めての選手。100年続くK-1のピラミッドを作っていく中で、初めて一番下から頂点に駆け上がった選手が生まれた。そんな軍司選手がこれまでK-1を引っ張ってきた武尊選手と拳をまじえることは意味があることだと思っている。軍司選手はこれからK-1を担っていく一人の選手として、武尊選手と戦うことでいろいろなことを感じてほしいと思っている」などとK-1にとっての武尊vs軍司戦の意味を語った。

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