階級を上げて1発目の那須川龍心「今回のテーマは53kgの分かってない奴らに分からせること」。迎撃する政所仁「覚悟の違いを見せる」【RISE】

スーパーフライ級で対戦する政所仁(左)と那須川龍心

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が8月1日、都内で開催された。

 第3代RISEフライ級王者で、今回からスーパーフライ級へ階級を上げて参戦する那須川龍心(TEAM TEPPEN)は52.95kg、対戦相手の政所仁(魁塾)は52.70kgでともに規定体重の−53kgをクリアした。

 那須川は6月21日の「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」のメインイベントで行われた「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」でハマダ・アズマニを破り王座獲得も、試合後のマイクで王座返上とスーパーフライ級への階級アップを宣言。今回はその初戦となる。

 政所は昨年6月に「RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ」で大﨑一貴に挑戦も判定負け。12月には大﨑の王者返上に伴う「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で花岡竜にも敗れタイトル戦線から一歩後退した。しかし5月には初の名古屋大会で前フライ級王者の数島大陸に勝利を収め再起を果たした。

 計量後の会見で那須川は「今回、階級を上げて1発目ということで、革命の狼煙を上げていきたいと思うので応援よろしくお願いします」と語り「前回の試合から、自分自身の技一つひとつの切れとかスピードだったりの完成度を上げてきた感じなので、一つひとつの技を見てくれればなと思っています」と短い期間ではあるものの成長の手応えを感じているよう。

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