辰巳リカがパートナー桐生真弥を裏切り、アイアンマン王座強奪「誰からの挑戦も受けません。逃げ続けます」【TJPW】

アイアンマン王座強奪した辰巳リカ

 東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」を開催した。辰巳リカがタッグパートナーの桐生真弥を裏切って、アイアンマンヘビーメタル級王座を強奪した。

 地元・群馬での凱旋大会(19日)まで、なんとかベルトを死守して故郷に錦を飾った桐生は、この日、辰巳とのコンビでハイパーミサヲ&らくと対戦。先に入場したミサヲはマイクを持つと、らくと共謀して桐生の入場時を狙うことを宣言。らくとともに入場ゲート前に潜んでいたが、桐生は逆のゲートから登場。さらにパートナーの辰巳がガッチリとガードして、ミサヲ組の企みを阻止。

 ミサヲ組の奇襲から始まった試合は、ミサヲがスプレー噴射から丸め込み連発も、桐生は必死で返していった。場外でもミサヲ、らくが丸め込みを図るも、辰巳が2人にチョーク攻撃。ところが辰巳が桐生の頭に一撃。リングに戻ると、辰巳はチョークからスライディングヒップを叩き込んで3カウントを奪い、ベルトが移動。それでも試合は続き、らくがハリケーンターンで丸め込んで勝利したが、ベルトはすでに辰巳の手に渡っており、らくにはむろん移動せず。

 まんまとベルトを手にした辰巳は「桐生真弥って本当にバカだよねぇ! 私が人生2度目のアイアンマンのチャンピオンになりました。12月(7日)には後楽園で『おちゃプロ☆後楽園』っていうOCHA NORMA(オチャ ノーマ)さんとのコラボ興行があるんですけど、私は絶対そこまで防衛して、私の推しメンで、プロレス大好きでうちにもゲスト解説に来てくれた(中山)夏月姫ちゃんにプレゼントしようと思ってます! それまで絶対に防衛しまーす!」と宣言。とはいえ、それまで1カ月以上もあるが、「誰からの挑戦も受けません。逃げ続けます。試合しない」とキッパリ言い切った。

東京女子プロレス「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」(10月26日、東京・両国KFCホール)
◆第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○遠藤有栖(7分53秒、キャメルクラッチ)小夏れん●

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●桐生真弥(13時5分、片エビ固め)辰巳リカ○<挑戦者〉
※スライディングヒップ。真弥が防衛に失敗、リカが第1779代王者となる。

◆第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
辰巳リカ&●桐生真弥(10分51秒、ハリケーンターン)ハイパーミサヲ&らく○

◆第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○山下実優&鳥喰かや(10分26秒、片エビ固め)鈴芽&原宿ぽむ●
※アティテュード・アジャストメント

◆第4試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○瑞希(8分5秒、片エビ固め)凍雅●
※ダイビング・フットスタンプ

◆第5試合 ねくじぇねトーナメント’25 時間無制限1本勝負
●高見汐珠(6分59秒、片エビ固め)七瀬千花○
※エルボーバット。1敗同士となったため再試合へ。

◆再試合 ねくじぇねトーナメント’25 時間無制限1本勝負
○高見汐珠(2分58秒、コアラクラッチ)七瀬千花●
※汐珠がねくじぇねトーナメント’25初優勝。

◆セミファイナル タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺未詩&○愛野ユキ(12分8秒、愛と炎のフルネルソン)荒井優希&芦田美歩●

◆メインイベント 6人タッグマッチ 20分1本勝負
上福ゆき&上原わかな&●キラ・サマー(13分18秒、片エビ固め)HIMAWARI○&鈴木志乃&風城ハル
※サン・フラワーテンペスト