海人が6月に敗れたケールにダウンを奪った上での判定勝ちでリベンジ成功。試合後は「エースの座を若い選手たちに譲りたい」と意味深発言【SB】
ケールの蹴りにパンチを合わせる海人 (撮影・青木純)
シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)と対戦し、ダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。
2人は今年6月に対戦し、圧倒的な手数で攻めまくったケールが判定勝ちしており、海人はリベンジに成功した。
1R、オーソドックスの海人にサウスポーのケール。いきなり前に出てパンチ、蹴りのケール。海人も一歩も引かず打ち返す。そして海人は蹴り足をキャッチして右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったケールはすぐに前に出てパンチ、ヒザ、ロー。海人も右カーフ、パンチを返す。ケールは組み付いてヒザ。離れてミドルも海人もが見切る。ケールはパンチを振ってから組み付きヒザ。海人は上下にパンチを散らす。海人は右フック、左ボディー。海人はチェンジを繰り返し、左インロー、右ロー。ケールのラッシュをかわして“打って来い”の海人。

