海人がエースの座を返上しSB“卒業”を表明。次の戦場は明言せずも「世界最強を証明する僕の姿に期待してください」【SB】

40周年記念大会のメインを締めくくった海人(撮影・青木純)

 シュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が11月24日、世界最強を目指し、2026年は新たな戦いの場を目指す意思があることを表明した。

 海人はこの日、SBの創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントで、今年6月に敗れたエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)とのリベンジマッチに臨み、ダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 その試合後のマイクで、来年から本格的に世界最強を目指す戦い、世界最強のベルトがあるリングへの挑戦を表明。「SBのエースの座を次の時代の若い選手たちに譲りたい」とSBからの“卒業”を表明したうえで「世界最強を証明する僕の姿に期待して楽しみにしていてください」とファンにメッセージを贈った。

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