YA-MAN戦中止の斎藤裕「このまま終わるわけにはいかない」と来年以降に試合を行う意向。YA-MAN戦はいったん白紙【RIZIN大晦日】

大晦日の試合がなくなってしまった斎藤裕

 RIZINが12月26日、都内で大晦日に開催する「RIZIN師走の超強者祭り」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードに関する会見を開催し、元RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)とRISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)の試合が中止となったことを発表した。

 YA-MANが練習中に左眼窩底骨折のケガを負い、全治4カ月から6カ月と診断されドクターストップがかかったため。

 会見で斎藤は「自分の中ですごい重いものを抱えてやっていたので、ちょっとうまく言葉にできない」などとショックの色は隠せず。しかし「自分としてはやっぱりこのまま終わるわけにはいかないという気持ちはもちろんありますので、いつとか明言はできないんですけども、来年2026年とか、いい形で試合に向かえるようにまた諸々調整して、いろいろ作り直してやっていきたいという気持ちはあります。なのでまた試合するのを楽しみにしていただけたらという感じですね」と現在の心境を明かした。

 斎藤は11月5日に行われたカード発表会見で「魂とかいろいろなものをリングの上に置いていきたいと思う」と意味深なコメントを残した。この日の会見でも「このまま終わりたくない」と語ったのだが「キャリアというか年齢も年齢なのでベテランといわれておかしくないと思いますし“何年先を見据えて”という感じではないと思っています。“3年後を見据えるんだったら今はこういう判断ができるかな”とか、前はそういう時はあったと思うんですけども、今はこの1試合の重みとか価値っていうものは数字とかものでは測れなくなってきているところがあって。だから今回試合をやるっていうのも目に見える以上にいろいろなものがあるというか。自分の思いもそうですけど、本当に“最悪これが最後になっても”っていう気持ちは試合を決めるときから思っていますね」とその意味を語った。

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