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Kis-My-Ft2 が新CMで「かゆみをストップ!」するキレキレポーズ

2018.05.14Vol.web Originalエンタメ
人気アイドルグループKis-My-Ft2がCMキャラクターを務める、ウナクールシリーズの新TV-CMが5月16日からオンエアされる。  かゆみ・虫さされ用薬「新ウナコーワクール」と「ウナコーワクールパンチ」をはじめとする新CMは、北山、玉森、藤ヶ谷の3人がそれぞれ戦いに勝利するための方程式が明かされると、二階堂、千賀、横尾、宮田の4人が入れ替わりで登場し「かゆみをストップ!」とクールなポージングで「W作用」を表現。最後は7人全員でキレキレのポージングで締めくくるというもの。  CMのキーワードになっている「勝利の方程式」にちなみ、「Kis-My-Ft2の勝利の方程式」を聞かれ、宮田は「ライブに向けて”円陣”を組んで、”エンジン”をかけます!エンジンをガンガンかけていくと、ライブが成功する!」とのこと。

NEWS増田貴久がジャニーズ楽曲でロミジュリ舞台「今からワクワク」

2018.05.14Vol.Web Originalエンタメ
 NEWSの増田貴久が4年ぶりに舞台に主演する。「Only You~ぼくらのROMEO&JULIET~」で、ジャニーズ楽曲でシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に挑戦する大学生を演じる。増田は「誰も見た事のないロミオとジュリエットになる!と今からワクワクしています」と期待に胸を膨らませている。    舞台は、大学の公認を取り消されそうなっているミュージカル研究会が、危機を乗り越えるために、人気を集めるジャニーズ楽曲だけで綴る「ロミオとジュリエット」を上演することになる物語。増田は、ロミオ役をあてがわれてしまった大学生という役どころ。  増田は「台本を読ませて頂いて、これは誰も見た事のないロミオとジュリエットになる!と今からワクワクしています。シェイクスピアと深く関わりのあるグローブ座でまさか自分が演じさせて頂く事になるとは!! このコラボレーションをジャニーズ、NEWS増田貴久。全力で歌い踊り演じさせていただきます!!」とコメントを寄せている。  7月12日~8月4日、東京グローブ座で上演。チケットの発売は6月9日。大阪公演もある。

元環太平洋王者・根津優太が3年ぶり参戦で魚井に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14Vol.Web Originalスポーツ
根津「改めて“ただいま”。泣きそうです」 「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)で元環太平洋バンタム級王者の根津優太が約3年ぶりに修斗に参戦。魚井フルスイングと対戦し、2-1の判定で復帰戦を飾った。  根津は魚井のフルスイングの左フックを巧みなスウェー、バックステップでかわしては、強烈なロー、ミドルを打ち込んでいく。2、3Rにはラウンド終盤にテイクダウンも奪うなど、着実にポイントを奪い、ジャッジ1人が30-28で魚井を支持するなど難しい判定となったが、残る2人が30-28、30-29で根津を支持した。  根津は「3年ぶりです。改めて“ただいま”。3年ぶりでも応援してくれる顔触れが変わってなくて泣きそうです。うれしいです。今日は勝ちにいってしまったんですが、まだまだ激闘はできると思う。明日の活力になれる選手になりたいから、これからも見守っていてください」と挨拶した。

猿田洋祐がKOで世界ストロー級初防衛【5・13修斗】

2018.05.14Vol.Web Originalスポーツ
蹴り足をキャッチし強烈な右フック!  プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)で行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で王者・猿田洋祐が村田一着を3R45秒、KOで破り、初防衛戦に成功した。  猿田は1Rから村田の蹴りをキャッチしてテイクダウンに持ち込みこつこつとパンチ。そして背を向けた村田にバックから強烈な右のパンチを連打し、削っていく。2Rも村田の蹴りをキャッチし、テイクダウン。1R同様、上のポジションをキープすると今度はヒジの連打。3Rも猿田は村田の右ミドルをキャッチすると強烈な右フックをクリーンヒット。ダウンした村田に追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

「修斗伝承マッチ」で斎藤裕がリオン武に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14Vol.Web Originalスポーツ
斎藤が現王者の貫禄見せる  プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)のメーンで行われた斎藤裕vsリオン武の一戦は3R3-0の判定で斎藤が勝利を収めた。  リオンは第5代、第8代と二度、世界ライト級のベルトを巻いた伝説の王者。現世界フェザー級王者の斎藤との対戦は“修斗伝承”がうたわれたものとなった。  1R、斎藤はローでの探り合いからタックル、パンチを見せてからのタックルとさまざまなバリエーションでテイクダウンを狙うがクリーンな形でリオンを倒すことはできない。ラウンド終盤にテイクダウンに成功するも、ダメージを与えるまでには至らない。  2Rもリオンのパンチにタックルを合わせてテイクダウンに成功するも、リオンはすぐに立ち上がる。逃さず押し込む斎藤だが、効果的な攻撃が続かずブレイク。しかし次の展開では組み付いてから足を払ってきれいにテイクダウンに成功。鉄槌を落とすも、リオンはスキを突いて立ち上がる。ここでも逃さずバックをキープした斎藤はヒザ蹴りでリオンを削っていく。リオンも正面に向き直り逆に押し込むが斎藤はリオンのボディーにヒザを連打。斎藤はラウンド終盤にはハイキックをヒット。徐々にペースを握っていく。

EXILE ÜSA「みんなダンスを愛する仲間と思ってる」

三代目JSBがレッドカーペットの“主役”に!【2018.5月号】

日本一のメロン産地とコラボ!メロン尽くしの期間限定メニュー/5月13日(日)の東イベント

2018.05.13Vol.Web original 東京ライフ
 日本一のメロン産地・茨城県鉾田市とコラボし「ほこたメロン」を使った期間限定メニューなどがそろう「ほこたメロンフェア」が横浜駅東口の商業施設・横浜ベイクォーターにて5月27日まで開催中。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

あらゆるものをのみこんだものが舞台芸術である M&Oplaysプロデュース『市ヶ尾の坂』

2018.05.13Vol.706エンタメ
 定期的に作・演出家の岩松了と作品を作り続けているM&Oplays。今回は1992年に「竹中直人の会」で上演された『市ヶ尾の坂』を実に26年ぶりに新演出で上演する。  舞台は変わらず1992年。市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名のもと、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗う術もなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟たちと、3人と触れ合うこととなった母になることができない美貌の人妻。さらにその夫、家政婦などが絡み、一見何でもない日常の中に潜む、謎とエロスが交差する危うい関係が浮かび上がる。  物語の軸となる三兄弟に大森南朋、三浦貴大、森優作。美貌の人妻に麻生久美子、その夫に岩松了、謎の家政婦に池津祥子とカチッと収まりつつもざわざわさせるキャスティングとなっている。  大森は2013年の『不道徳教室』以来久々の岩松作品。麻生は初舞台が岩松作品で、かつ過去4本の舞台出演の半分が岩松作品と岩松との強い信頼を感じさせる。  初演から26年が経って、地形的なものも時代背景も変わった。そんな中であの濃密な人間関係が今回はどのように描かれるのか興味深いところ。 【日時】5月17日(木)〜6月3日(日)(開演は火木金19時、水土14時/19時、日14時。※23日(水)は14時の回のみ。月曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】本多劇場(下北沢)【料金】前売・当日共6500円、U-25チケット3500円(観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・枚数限定・要身分証明書・チケットぴあにて前売販売のみ取扱)【問い合わせ】M&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時)[HP] http://mo-plays.com/ichigao/ )【作・演出】岩松了【出演】大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子、岩松了

インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.26 龍 (THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

2018.05.13Vol.Web Original夢の叶えかた【LDHバトン】
 EXILE、三代目J  Soul Brothers、E-girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。  絶賛全国ツアー展開中のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの龍さんにお聞きしました!  

【ひめくりワンダホー・動画】ナンちゃん(3歳8カ月)

2018.05.13Vol.web Originalコラム
 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

竿本樹生が悲願のベルト奪取。「RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい」【5・12 ZST】

2018.05.13Vol.Web Originalスポーツ
GRADIATOR王者を破り、団体の威信も守る  総合格闘技イベント「ZST.60」(5月12日、東京・新宿FACE)のメーンで行われた「第4代ZSTフライ級王者決定戦」で竿本樹生と加マーク納が対戦した。昨年、第3代王者の伊藤盛一郎が王座を返上。これに伴い行われた決定戦だったが、加マークはGRADIATORフライ級王者ということもあり、竿本にとってはベルトばかりか団体の威信をかけた戦いとなったが3-0の判定で勝利を収め、第4代王者に輝いた。  竿本はパンチからタックルへという戦法で加マークに尻もちをつかせるものの、加マークは左腕で巧みに竿本の動きを制して、逆に右のパンチで竿本を削っていく。それでも徹底してタックルにこだわった戦いを見せる竿本は徐々にグラウンドで自分の形に持ち込んでいく。加マークの固いガードに一本勝ちこそならなかったものの、ジャッジは3Rを通じてアグレッシブに攻め続けた竿本を支持した。  竿本は試合後のリングで「3年前に和歌山からBRAVE GYMに内弟子としてやってきて、20歳までにベルトを巻くという目標があった。今、21歳になってしまったが、なんとか21歳でベルトを巻くことができて良かった」と話した。また試合後の会見では「取りあえず目標のベルトが取れて今はホッとしている。テイクダウンしても腕を固められてうまく攻められなかったので、どうしようかという思いはあったが、宮田先生がいろいろと指示をしてくれて、その通りに動いて、なんとか自分からいろいろと形を作っていけたのが良かった。試合前に最初は打撃でいって苦戦したらレスリングで行けと言われていたので、苦戦したらレスリングで行く頭しかなかった。打撃でプレッシャーをかけられてタックルにも行きにくかったが、パンチのフェイントからタイミングよくタックルに入れた」などと試合を振り返った。今後については「チャンピオンになって、防衛戦をしないといけないという思いはある。それをしてから上のステップに上がっていきたい。RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい。僕がベルトを取るまでは伊藤選手がずっとベルトを持っていた。伊藤選手といずれやりたいと思っていたが、戦うことなくベルトを取ってしまったので、伊藤選手とはやってみたい。フライ級が一番盛り上がっていると思うので、どんどん引っ張って行けたらと思うし、全部の階級を合わせて一番引っ張って行ける存在になりたい」などと話した。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

竿本樹生が悲願のベルト奪取。「RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい」【5・12 ZST】

2018.05.13Vol.Web Originalスポーツ
GRADIATOR王者を破り、団体の威信も守る  総合格闘技イベント「ZST.60」(5月12日、東京・新宿FACE)のメーンで行われた「第4代ZSTフライ級王者決定戦」で竿本樹生と加マーク納が対戦した。昨年、第3代王者の伊藤盛一郎が王座を返上。これに伴い行われた決定戦だったが、加マークはGRADIATORフライ級王者ということもあり、竿本にとってはベルトばかりか団体の威信をかけた戦いとなったが3-0の判定で勝利を収め、第4代王者に輝いた。  竿本はパンチからタックルへという戦法で加マークに尻もちをつかせるものの、加マークは左腕で巧みに竿本の動きを制して、逆に右のパンチで竿本を削っていく。それでも徹底してタックルにこだわった戦いを見せる竿本は徐々にグラウンドで自分の形に持ち込んでいく。加マークの固いガードに一本勝ちこそならなかったものの、ジャッジは3Rを通じてアグレッシブに攻め続けた竿本を支持した。  竿本は試合後のリングで「3年前に和歌山からBRAVE GYMに内弟子としてやってきて、20歳までにベルトを巻くという目標があった。今、21歳になってしまったが、なんとか21歳でベルトを巻くことができて良かった」と話した。また試合後の会見では「取りあえず目標のベルトが取れて今はホッとしている。テイクダウンしても腕を固められてうまく攻められなかったので、どうしようかという思いはあったが、宮田先生がいろいろと指示をしてくれて、その通りに動いて、なんとか自分からいろいろと形を作っていけたのが良かった。試合前に最初は打撃でいって苦戦したらレスリングで行けと言われていたので、苦戦したらレスリングで行く頭しかなかった。打撃でプレッシャーをかけられてタックルにも行きにくかったが、パンチのフェイントからタイミングよくタックルに入れた」などと試合を振り返った。今後については「チャンピオンになって、防衛戦をしないといけないという思いはある。それをしてから上のステップに上がっていきたい。RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい。僕がベルトを取るまでは伊藤選手がずっとベルトを持っていた。伊藤選手といずれやりたいと思っていたが、戦うことなくベルトを取ってしまったので、伊藤選手とはやってみたい。フライ級が一番盛り上がっていると思うので、どんどん引っ張って行けたらと思うし、全部の階級を合わせて一番引っ張って行ける存在になりたい」などと話した。

爆笑問題・太田光がウルトラ6兄弟に「不祥事がないように気をつけて!」

2018.05.12Vol.Web Originalエンタメ
爆笑問題の2人が“ウルフェス”の公式サポーターに就任  夏の恒例行事ともいえる「ウルトラマンフェスティバル 2018」の発表会イベントが5月12日、池袋のサンシャインシティ アルパ地下1階の噴水広場で行われた。  今年はウルトラファンとしても知られる爆笑問題の太田光と田中裕二が公式サポーターに就任した。  2人は科学特捜隊に扮してイベントに登場。太田は開口一番「直前までTOKIOがやることになってた」と毒舌トーク。そして多くのちびっこファンがいるにも関わらずMCの女性に財務省の福田淳一前事務次官のまねで「おっぱい触っていい」、麻生太郎財務相のまねで「セクハラ罪という罪はないですから」と続けた。  2人がウルトラマン愛を語り始めると田中が「一番好きな怪獣」というピグモンが乱入。ちなみに太田の好きな怪獣はレッドキング、ゼットンなんだとか。

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その拾参:結)【長島昭久のリアリズム】

2018.05.12Vol.706長島昭久のリアリズム
 これまで縷々述べてきたように、「中国台頭(“The Rise of China”)」のスケールとスピードは我々の想像をはるかに超え、今や国際秩序そのものを根底から揺るがすインパクトを持つものです。これに日本が一国で対応するには限界がありますし、米国とてそのパワーはかつてのような絶対的なものではなくなりました。現行のアジア太平洋地域の秩序を維持していくためには、域内外の「有志国(“like-minded states”)」の間で英知と国力を結集していかねばなりません。そのためにも、日台両国は、平和と安定のためには「力の均衡(“Balance of Power”)」が不可欠であるという国際政治の古典的リアリズムに基づいて、共同で地政戦略を練り上げていく必要があります。もちろん、それは「力には力で対抗を!」といった単純な発想ではありません。法の支配や公正なルール等に基づく開かれた国際秩序を形成するために、日台両国はともに国際社会で汗をかいていくべきです。その際、日本は、米国や他の有志諸国とともに、人道支援や健康医療、環境、あるいは公共交通等に関わる国際機構への台湾の参画を実現するべく最大限の努力をしなければなりません。  最後に、日本の政治家として、一つ問題提起をしたいと思います。それは、今日の日本と中国、そして台湾の関係を規定している「1972年コンセンサス((※同年の日中共同声明にある、「中華人民共和国を中国の唯一の合法的政府」と承認(recognize) し、「台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部である」と表明する「中華人民共和国政府の立場を十分理解し尊重する (understand and respect)」という日本政府の立場))」についてです。  国力が強大化し、力による強制を厭わなくなっている今日の中国を前にして、半世紀近くも前の国際情勢に基づいて発出された1972年の日中共同声明に基づく日中・日台関係の古い枠組みにいつまでも拘泥していてよいのかどうか、日台両国の政治家が真剣に自問自答するべき時を迎えたのではないでしょうか。もちろん、両岸関係の安定こそ日台中のみならず地域全体、いや世界にとって死活的に重要です。それを安直に毀損したり不安定化させることは私の真意ではないですし、つねに慎慮(prudence)をもって事を運ばねばなりませんが、当時の国際政治の現実を反映して生まれた1972年コンセンサスは、国際情勢の変化に合わせて不断に見直されるべきであったし、半世紀を迎えようとする今こそアップデートするべきではないか。その問題意識への表明を以て、私の結論といたします。 (衆議院議員 長島昭久)

ノーベル文学賞発表見送り

手をつないで韓国入り

2018.05.12Vol.706ニュース
 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による南北首脳会談が4月27日に行われた。南北首脳会談は10年ぶり3回目。軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で行われた会談で金氏は「完全な非核化」を通じて「核のない朝鮮半島を実現する共同の目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名した。ただし非核化の具体的な行程については言及しなかった。

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