SearchSearch

愛を歌うニューアルバムは「僕のリアル」ユナク from 超新星

2016.06.26Vol.669インタビュー
 韓国出身の人気グループ、超新星。グループのリーダーで、流暢どころかネイティブレベルの日本語で知られるユナクが、29日に、ソロアルバム『REAL』をリリースする。 「メンバー6人中、弟4人が入隊してしまい、逆に、これまでやったことがないことをやってみたいと思いました。ソロの作品であること、このタイミングや環境だからできることがあると思いました」  本作では楽曲制作にも正面から関わった。実はユナク、以前から別名義で楽曲制作もしているんだそう。 「仲間とチームを組んで臨みました。以前から一緒に楽曲を作っているメンバーなので、僕の曲を作るぞって集まったらガッチリとハマって、僕が思い描いていたK−POPでもJ−POPでも海外のPOPでもない、その間に位置するような作品に仕上がったと思います」  海外のPOPのイメージを聴くと、英女性アーティストのアデル、米バンドのマルーン5、さらには「ワン・ダイレクションもね」と二コリ。  作詞も、新しいアプローチで臨んだ。 「タイトルが“リアル”ですから、まずは詩的な表現を避けようと思いました。直接的な言葉や固有名詞を入れたりして、バンド系の音が多いサウンドでもあるので生々しく、リアルに書いていったんです。でも、僕一人だけではなく相談もしながらですから、新しいことに取り組みつつも、みなさんに聞いてもらえる作品にもなっていると思いますよ」 「20代のころを思い出すと、やりたいことはかっこ良くておしゃれなことばかりだった。でも、経験も年齢も重ねた今になって、自分ってそういうんじゃないってこと、自分のリアルが少しだけど分かってきた気がする」と、本人。そう考えると、アルバム『REAL』を作るというプロセスは、アーティスト・ユナクには必然だったのかも?

アリス役ミア“和のお茶会”に感激!

2016.06.26Vol.669映画
 名作『不思議の国のアリス』をもとに映画化した大ヒット作『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日に日本公開となる。それに先駆け、主人公アリス役を演じる人気女優ミア・ワシコウスカが2度目の来日を果たし、新作の見どころをアピールした。  ルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『 鏡の国のアリス』をもとに、鬼才ティム・バートンが新たなイマジネーションで描いたアドベンチャー。第2弾となる本作では、少し成長したアリスが再びワンダーランドに迷い込み、ジョニー・デップ演じるマッドハッターを救うため奮闘する姿を描く。アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターに加え、新たなキャラクター・タイム役で『アリ・G』のサシャ・バロン・コーエンも出演。今回、バートンは製作を担当。『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン監督がメガホンをとった。  20日に行われた来日会見は、劇中に登場するティーパーティーにちなみ、日本のお茶会風に演出。登場したミアとボビン監督、スザンヌ・トッドプロデューサーは、和のテイストとアリスの世界を融合させた空間に大歓喜。「世界各地でお茶会式の会見を行ってきたけれど日本が一番美しい!」とトッドプロデューサー。招き猫の形の和菓子を手に取った監督は「これは食べるのがもったいないな」とおどけ、会場を笑いを誘った。ミアもさっそく金平糖をつまみながら「ディテールが素晴らしいですよね」とご機嫌な笑顔。  前作で注目を集め一躍、ハリウッドの若手実力派女優となったミア。「今作でアリスは、亡き父の跡を継いで船長として活躍しています。私もこの役と出会って、多くのことを学びました。アリスと重なる部分があったことが、演技に役だったと思います」と明かした。今回はアリス、そしてミアの成長ぶりも見どころとなりそうだ。  また、翌日行われたジャパンプレミアイベントでも、一行はステージの演出に大喜び。思わずミアが「私たちが撮影した場所よりいいかも…あ、美術スタッフには内緒ね(笑)」ともらす一幕も。「前回、来日したときは時間が無かったけど、今回はぜひ温泉に行ったり和食を食べたい」と日本の冒険旅行にも興味津々の様子だった。  映画は7月1日(金)に公開。

歴史に埋もれた極めて特異なテーマ PARCO PRODUCE『BENTベント』

2016.06.26Vol.669エンタメ
 ナチス政権下のベルリンで行われていたユダヤ人の迫害をテーマとした作品は、小説、映画、演劇と数多い。しかし当時行われていたもうひとつの迫害、同性愛者へのそれについて描かれた作品はそうは多くない。『BENT』は歴史に埋もれたこの極めて特異なテーマを扱った作品。  舞台はナチス政権下のドイツ・ベルリン。マックスは毎夜、女装のママが経営し、恋人のルディがアルバイトするクラブに入り浸っては好みの男をアパートに持ち帰る日々。しかしそんな生活は長く続かず、マックスとルディはナチスのホモセクシャル狩りに遭い、強制収容所送りになる。強制収容所に向かう途中、ルディはナチスになぶり殺される。失意のマックスが収容所に着くと、そこには同性愛者の印であるピンクの星をつけたホルストという男がいて、2人には精神を崩壊させるための過酷な強制労働が課せられる。そんな作業を繰り返しているうちに2人は心を通じ合わせていくのだったが…。  過酷で救いのない状況に置かれながらも愛と尊厳を失わずに生きた男たちの物語を通じて、生きること、そして愛することについて深く考えさせられる作品。 PARCO PRODUCE『BENTベント』 【日時】7月9日(土)〜24日(日)(開演は日木・祝日14時、月水14時/19時、金19時、土13時/18時。火曜休演。※9日(土)は18時開演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】世田谷パブリックシアター(三軒茶屋) 【料金】全席指定 8800円/U-25チケット5000円(観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・要身分証明書。チケットぴあ・前売り販売のみ) 【問い合わせ】パルコ(TEL:03-3477-5858 [HP] http://www.parco-play.com/web/ ) 【作】マーティン・シャーマン 【翻訳】徐賀世子 【演出】森新太郎 【出演】佐々木蔵之介、北村有起哉、新納慎也、中島歩、小柳友、石井英明、三輪学、駒井健介/藤木孝

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『嫌な女』『二重生活』

2016.06.26Vol.669エンタメ
『嫌な女』  才媛の弁護士・石田徹子は絵に描いたようなエリート人生を送りながらも、なぜか孤独を抱えていた。ある日疎遠になっていた従妹の夏子が相談に来る。徹子は詐欺まがいの騒動を次々と起こす夏子に振り回され…。 監督:黒木瞳 出演:吉田羊、木村佳乃、中村蒼他/1時間45分/松竹配給/丸の内ピカデリー他にて公開中  http://iyanaonna.jp/

「政治がダメだと世の中が大変なことになる」平将明さん(自民党 衆議院議員)

2016.06.26Vol.669ニュース
 国会議員としては異色の経歴を持っています。 「東京青年会議所の理事長をやっていました。私くらいの年齢の政治家って官僚出身とか世襲の人が多いんです。私のように青果市場で、モートラっていうんですが三輪車でキャベツを運んでいた政治家は少ないでしょうね」  なぜそこから政治の道へ? 「まあ、政治家ってダメですよね(笑)。政治がダメだと世の中が大変なことになって、そのツケがみんな庶民とか現場に来るんです。一方で世襲も官僚出身も多いし、なんか分かったような顔しているけど、この人たち分かっていないんだろうなっていう思いが強くて(笑)」  まだまだ止まらないぶっちゃけトークの続きはポッドキャストで聞いてもらうとして…。  地方創生担当副大臣をはじめ精力的な活動を続ける平さん。自民党の動画チャンネル「Cafesta」でも精力的に情報を発信するなど超多忙。お休みもない中、いろいろな新しいことを手掛ける、そんな平さんの元気の秘訣は? 「政治家は元気がなくなると若い世代に取って代わられる。だから基本的にはみんな元気。私は気分転換で月を見ます。政治家って人間関係が大変なんです。地上だけ見ていると疲れちゃう。かといってどこかでバカ騒ぎしてると、すぐに週刊文春にやられちゃうし(笑)」

東大・宮台が日本代表選出

「できるところまで現役を続けたい」宇野薫さん(総合格闘家)

6・24K-1 武尊が因縁の小澤に判定勝ち

2016.06.25Vol.668格闘技
『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われたスーパーファイトで武尊が小澤海斗を判定で破った。  この2人、対戦発表会見で小澤が武尊を挑発したことをきっかけに、2度の乱闘を繰り広げるなど遺恨深まる一戦となった。  実績では武尊が圧倒的に上。下馬評でも武尊有利の声が多い中、小澤は「戦ってもいないのにどうして武尊が勝つといえるのか?」と反発。前日会見でも舌鋒鋭く武尊を挑発した。  試合は立ち上がりこそ静かなものだったが、1R中盤からヒートアップ。小澤が武尊を追い込む場面もあり、遺恨抜きの好勝負が繰り広げられた。  しかし3Rには武尊のボディーフックとヒザによる執拗なボディー打ちで小澤の動きが止まる。なおも攻め続ける武尊だが、意地でもダウンできない小澤は立ち続け、最後までパンチを繰り出すなど意地を見せた。  試合後、武尊は「挑発されめちゃくちゃむかついていたんですけど、いい練習ができて、試合は楽しかった」と試合を振り返り、小澤については「プロとして盛り上げてくれたので、僕も絶対に小澤選手を称えません」と微妙な言い回し。試合後の会見でも「決して弱いとは思っていなかった。小澤選手の気持ちも強かった」と言いながらも「相手のことは認めないですけど」と付け加えた。  無言でリングを降りた小澤の今後の巻き返しはなるのか。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

6・24K-1 ゲーオが-65kg世界最強決定トーナメント優勝

2016.06.25Vol.668格闘技
『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われた-65kg世界トーナメントで、同級王者のゲーオ・ウィラサクレックが圧倒的な強さを見せ優勝を果たした。  ゲーオは1回戦で日本代表決定トーナメント・ベスト4のHIROYAと対戦。ゲーオはゴング早々にいきなり仕掛け客席がどよめく。そのどよめきが収まらないうちに、右ジャブからの左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったHIROYAにパンチの連打で畳み込み、最後は左ストレートで2度目のダウンを奪いKO勝ち。この間わずか36秒。ダメージをいかに残さず次の試合に進むかが勝負の分かれ目となるトーナメント。この時点でゲーオの優勝は決まっていたのかもしれない。  続く準決勝は野杁正明。かつて自らの怪我で対戦が流れた相手。野杁は対ゲーオとしては日本人の最後の砦ともいえる存在。野杁は1Rに相打ちの右ストレートでゲーオを後退させるなど追い詰めたが、2R以降、ゲーオも盛り返す。2R中盤にゲーオのヒザ蹴りがローブローとなってしまい一時中断。動きの落ちた野杁にゲーオが情け容赦なく襲いかかり、試合の流れをつかむとそのまま押し切り、小差の判定でゲーオが決勝に進出した。  もう片方のブロックを勝ち上がったのはイリアス・ブライド。前日会見ではゲーオと日本代表決定トーナメントを制した山崎秀晃がともにエールを送り合い、また戦前からゲーオvs山崎の決勝を予想する人も多かったのだが、そうは問屋が下ろさなかった。  山崎は1回戦で初来日のスタニスラブ・レニタを慎重に料理し上々の滑り出しを見せる。準決勝ではブライドがプレッシャーをかけ前に出る。山崎がコーナーを背負う展開が目に付くが、それでも体勢を入れ替え、逆にコーナーにつめ攻勢に出るなど要所で的確な打撃を放つ。しかし決め手に欠き、3R終了時の判定では1人が山崎を支持したものの、2人がイーブンで延長に。  延長では山崎はロープを背負うことなく前に出て打ち合ったものの、判定は2-1でブライド。山崎は無念の敗北となった。  決勝はゲーオとブライド。ダメージの大きいブライドにゲーオが左右のローキック、ミドル、ハイ、そしてヒザ蹴りと多彩な蹴りで襲いかかる。そして2Rにボディーへヒザ蹴りがめり込むとブライドはたまらずダウン。なんとか立ち上がったものの、ゲーオは執ようなボディーへのヒザ蹴りでその後立て続けに2度のダウンを奪いKO勝ちで有終の美を飾った。

アスリートを支援。そのわけは… 原浩之さん(株式会社白寿生科学研究所 取締役副社長)

2016.06.25Vol.669ニュース
 まず白寿とはどんな会社なんでしょうか。 「90年くらい前に医学博士だった祖父がヘルストロンという機械を発明しました。昔から祖父には運動と食事と精神の三位一体にヘルストロンがあれば人は病気にならないという、予防の考えがありました。今は全国550カ所に白寿プラザというショップがあるんですが、そちらを通じてヘルストロンと健康食品を中心に、お客様に元気になっていただいたり健康情報を提供しています」  アスリートも支援している。 「マイナー競技では世界大会に行っても強化費が出ないし、渡航費も出ないんです。渡航費が出ないから代表を辞退するということがある。行くことになっても1カ月休むとなると会社を首になるということもある。そんな実態を聞いていると、人の役に立つのが好きなものですから、居ても立ってもいられなくて。セパタクローなんて競技人口が1000人くらいなんですが、お客さんや職場仲間が応援しに行ってくれるのを見ているとうれしくなってくる。“応援してくれるお客さんがいてくれるおかげで優勝できました”なんて選手に言ってもらえるとうれしいですよ」  そんな原さんの元気の秘訣は…。 「人が喜ぶのがうれしいみたい。笑顔とか報告とか、ありがとうと言われると元気が出ます」

いつの間にか、心のクローゼットは甲冑だらけ『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』

2016.06.25Vol.669【TOKYO HEADLINEの本棚】
 コラムニスト、ラジオパーソナリティー、作詞家、音楽プロデューサーと多数の肩書を持つ著者、ジェーン・スー。最近では、未婚のプロとしてのエッセイ本が大人気の作家である。そんな彼女の最新作が『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』だ。  なりたい自分になる、世間からこう見られたい(見られたくない)など、自意識と社会の中で折り合いをつけるためにまとう甲冑の数々。クローゼットにギッチギチに詰め込まれたそれらの甲冑をひとつずつ取り出し、自分がどんな時にその甲冑を着、どんな思いで脱いだのか、そしてそれを再びクローゼットにしまったのかを、ユーモアを交えつつ鋭く解き明かしていく。ジェーン・スーがすごいのは、これまでの切れ味鋭い女性エッセイストのように、ヨガやオーガニックなど、“おしゃれで健康的な生き方をしている素敵な私”に“オーガニックってファッションではないですか?”と先制でパンチを繰り出すも、実際にオーガニック野菜を食べてみたら想像をはるか超えるおいしさに驚きを通り越し、オロオロしてしまう心情までを吐露。そこからの揺れ動く気持ちを、いわゆる“おしゃれな私、素敵ライフ”をSNSに上げる女性に対し、敵対心というか、説明できない嫌悪感を持つアラフォー以上のこじらせ女が共感できる言葉で分析してくれる。“今さらしゃらくさくて、オーガニック万歳とは叫べないわ”と思いつつ、オーガニック野菜は食べたい。このなんとも面倒くさい感情について、“そう感じてもいいんだよ”と優しく肩を抱いてくれる感じ。  断捨離やミニマリストがおしゃれでトレンドな生き方と言われても、“そんなのしらんがな!”でどんどん増えていくクローゼットの甲冑たち。それらを持て余している女性たちに最後の「結びに代えて」で、ジェーン・スーは言う。“甲冑の全試着が、即、理想のクローゼット作りに直結しなくても良いのです。本物のクローゼットならまだしも、心のクローゼット整理はゆっくりやるほうがいいんだよ”と。これからも甲冑を着て、自分を守りながら生きていかなければいけない女性たちへの心強いエールが全編を通し聞こえてくるエッセイだ。

美しい歌に癒されて……「GALA – AN EVENING WITH SARAH BRIGHTMAN」

2016.06.25Vol.669LIVE
 クラシック音楽とポップスをクロスオーヴァーしながら、その美声で、世界を圧倒し続けている、サラ・ブライトマンが再び来日、美しい歌そして音楽で、真夏の一夜を彩る。  世界を席巻した『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』、サッカー日本代表のテーマ曲として親しまれる『ア・クエスチョン・オブ・オナー』など、さまざまな楽曲で日本のオーディエンスを夢中にさせてきた彼女。実は、ショーアップされたコンサート演出でも有名だ。今回の来日は、本人いわく「ハリウッド映画」の雰囲気になるという。豊かでグラマラス、ピアニストのディ・ウー、ギリシャ出身のテナー、マリオ・フラングーリス、カウンターテナーのナルシスを招くなどゲスト陣も豪華絢爛だという。  札幌公演を皮切りに全国を巡る。東京公演は、11、12日が日本武道館、東京追加公演は14、15日で東京国際フォーラムで行われる。 ●東京公演 【日程】7月11日(月)、12日(火)18時開場/19時開演【会場】日本武道館【料金】S(アリーナ席・1F席・2F席/座席指定)1万5000円、A(2F後方数列/座席指定)1万4000円、B(2F最後方数列/座席指定)1万3000円  ●東京追加公演 【日程】7月14日(木)、15日(金)18時開場/19時開演【会場】東京国際フォーラム ホールA【料金】S(1F席・2F席/座席指定)1万5000円、A(2F後方数列/座席指定)1万4000円、B(2F最後方数列/座席指定)1万3000円【問い合わせ】ウドー音楽事務所03-3402-5999
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

美しい歌に癒されて……「GALA – AN EVENING WITH SARAH BRIGHTMAN」

2016.06.25Vol.669LIVE
 クラシック音楽とポップスをクロスオーヴァーしながら、その美声で、世界を圧倒し続けている、サラ・ブライトマンが再び来日、美しい歌そして音楽で、真夏の一夜を彩る。  世界を席巻した『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』、サッカー日本代表のテーマ曲として親しまれる『ア・クエスチョン・オブ・オナー』など、さまざまな楽曲で日本のオーディエンスを夢中にさせてきた彼女。実は、ショーアップされたコンサート演出でも有名だ。今回の来日は、本人いわく「ハリウッド映画」の雰囲気になるという。豊かでグラマラス、ピアニストのディ・ウー、ギリシャ出身のテナー、マリオ・フラングーリス、カウンターテナーのナルシスを招くなどゲスト陣も豪華絢爛だという。  札幌公演を皮切りに全国を巡る。東京公演は、11、12日が日本武道館、東京追加公演は14、15日で東京国際フォーラムで行われる。 ●東京公演 【日程】7月11日(月)、12日(火)18時開場/19時開演【会場】日本武道館【料金】S(アリーナ席・1F席・2F席/座席指定)1万5000円、A(2F後方数列/座席指定)1万4000円、B(2F最後方数列/座席指定)1万3000円  ●東京追加公演 【日程】7月14日(木)、15日(金)18時開場/19時開演【会場】東京国際フォーラム ホールA【料金】S(1F席・2F席/座席指定)1万5000円、A(2F後方数列/座席指定)1万4000円、B(2F最後方数列/座席指定)1万3000円【問い合わせ】ウドー音楽事務所03-3402-5999

夏を遊びつくせ! 東京、遊び場コレクション

2016.06.25Vol.669今日の東京イベント
 梅雨が終われば、東京に夏がやってくる! 暑い夏をポジティブに過ごすには、夏の醍醐味を味わえるイベントに出かけるべし。水と触れ合い体を動かす爽快さを楽しむもよし。日本の夏の風流さに浸りながら涼むもよし。大人も子供も夏を満喫できる東京の“夏”イベントを今からチェック。

SEVENTEEN 2016 ‘LIKE SEVENTEEN – Shining Diamond’ in Japan CONCERT

2016.06.25Vol.669LIVE
 数えきれないほどの人気グループを生み出し続けている韓国に、また目が離せないグループ、SEVENTEENが誕生した。13人組のボーイズグループで、ボーカル、ヒップホップ、パフォーマンスの3チームで構成されているのが特徴。楽曲制作、ダンスの振付もメンバーが担当しているのもポイントで、韓国の音楽シーンでは稀有なそのスタイルが注目され、昨年5月にデビューすると大ブレーク。その年の賞レースでも複数の新人賞を受賞した。  彼らの活躍ぶりが日本に伝わるなかで、ついに来日が決定。東京と大阪、二都市での開催で、東京では中野サンプラザで3公演が行われる。本国ではライブが決まるとチケットがソールドアウトしてしまうという彼ら。貴重なライブを見逃すな!  SEVENTEENというダイヤモンドをより強く輝かせる「CARAT」に…というコンセプトで、日本では既に公式ファンクラブ「CARAT」が設立されている。詳細は公式サイト( http://seventeen-17.jp )をチェック! プレリクエスト抽選先行:7/2(土)15:00〜6(水)23:59 【日程】 8月8日(月) 19時開演 8月9日(火) 14時開演/19時開演 【会場】中野サンプラザ  【料金】全席指定8,000円 【備考】未就学児童入場不可 【チケットの購入および問い合わせ】 http://l-tike.com/

【今週の人】ビルジニア・ラッジ 新ローマ市長

劇団の代表作を9年ぶりに再演 猫のホテル 本公演『苦労人』

2016.06.25Vol.669エンタメ
「人間のバカ哀しさ」を描き続けて26年。  最近では外部の演出家を招いての公演、二人芝居や三人芝居といった少人数での作品、実際の事件を題材にした実験作など変則的な公演に挑み、改めて劇団としての地力の強化を図ってきた。  そんな活動にもひと区切り。今回は外部への出演が続いていたメンバーがほぼ揃うこともあって、劇団の代表作でもある『苦労人』を9年ぶりに再演する。  本作は1997年に初演し、2000年、2007年と劇団の節目に上演されてきた作品。  物語の始まりは室町時代の山城の国。いまにも民衆が一揆をおこすような不穏な空気が漂っていた。今日も土嚢を積んで、争いにそなえる民衆のなかに、ひとり野心的な“ごん”という名の男がいた。この男、野心はともかく苦労の遺伝子も持ち合わせていたようで、代々この一族は苦労を受け継いでしまうのだった。  室町時代から平成の現代までをまたにかけ、野心的な一人の男とその子孫たちの悲哀を笑いとばしながら骨太に描く。  ベテランというにはまだ早いのだが、妙に熟練感の漂う手練れの俳優たちによって見応えのある作品に仕上がっている。 猫のホテル 本公演『苦労人』 【日時】7月6日(水)〜11日(月)(開演は水木19時30分、金〜日14時/19時30分、月15時。開場は開演30分前。当日券は開演45分前) 【会場】すみだパークスタジオ倉(錦糸町) 【料金】全自由席(整理番号付き) 前売4300円、当日4500円/学割3000円(劇団のみ取扱い。当日精算。要身分証明証)【問い合わせ】猫のホテル(TEL:080-3409-5111[HP] http://nekohote.com/ ) 【作・演出】千葉雅子 【出演】中村まこと、森田ガンツ、市川しんぺー、佐藤真弓、村上航、千葉雅子/小林健一(動物電気)/久ヶ沢徹

Copyrighted Image