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自らのアイデアと情熱を形にする! 「クライアントは“社会課題”と“ビジネスチャンス”」 株式会社TNZQ 代表取締役社長 金山淳吾

2017.08.08Vol.695インタビュー
 大手広告代理店からエンタメ業界などを経て株式会社TNZQを立ち上げ。自らのアイデアにクライアントを引き寄せるというユニークなスタイルは、すべての起業家が持つべき“挑戦”する姿勢から生まれていた。

先週のニュース振り返り〈2017年7月31日~8月6日〉

2017.08.07Vol.Web Originalニュース
7月31日(月)◆稲田前防衛相が離任式 ◆自民党が稲田前防衛大臣の閉会中審査出席を拒否 ◆政治資金規正法違反で下村博文元文科相らを告発 ◆日本ハムの谷元投手が金銭トレードで中日へ移籍 ◆レンジャーズのダルビッシュがドジャースへ電撃トレード(日本時間8月1日) ◆フランスの女優ジャンヌ・モローさん死去。89歳 8月1日(火)◆東芝が東証2部降格 ◆森友学園の補助金不正受給事件で籠池夫妻を逮捕 ◆千葉の睡眠導入剤混入事件で波田野愛子容疑者を再逮捕 ◆神奈川県で局地的な豪雨 ◆長崎・ハウステンボスでバンジージャンプのワイヤロープが切れる事故 2日(水)◆東京都の小池百合子知事が就任1年 ◆茨城県南部を震源とした震度4の地震発生 ◆米国務省が9月1日からの米国人の北朝鮮渡航禁止を発表 ◆ヤンキースの田中がプロ初の10敗目(日本時間3日) 3日(木)◆村田諒太とエンダムが10月22日に再戦決定 ◆築地場外市場で火災 ◆第3次安倍内閣発足 4日(金)◆細野豪志衆院議員が民進党から離党表明 ◆パリSGに移籍のネイマールが入団会見 5日(土)◆将棋の藤井四段が連敗 ◆プロ野球、巨人が6試合連続3本塁打以上のプロ野球新記録 ◆国連安保理が北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択(日本時間6日) ◆世界陸上男子100メートルでガトリンが金、ボルトは銅(日本時間6日) 6日(日)◆72年目の原爆の日 ◆島根県益田市で39.3℃ ◆でんぱ組.incから最上もがが脱退 ◆プロ野球、中日の岩瀬が歴代最多の950登板 ◆世界陸上の男子マラソンで川内優輝が日本勢トップの9位。女子は清田真央の16位が最高

中澤と佐々木が揃って防衛成功 8・6 Krush.78

2017.08.07Vol.Web Originalスポーツ
マスク姿の左右田に城戸が「いいぞ! 左右田!」「Krush.78」(8月6日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントで2つのタイトルマッチが行われた。  ダブルメインの第2試合「-65kgタイトルマッチ」は王者・中澤純に左右田泰臣が挑戦。延長にもつれ込む激戦の末、中澤が勝利を収め初防衛に成功した。  試合前から舌戦を繰り広げた両者。左右田はこの日もその論点のひとつとなっていたマスクをかぶり入場。そしてセカンドロープに仁王立ちで王者・中澤の入場を待つ。中澤からベルトが返還され、そのベルトが確認のため青コーナーに持ってこられた時も左右田はセカンドロープ上。バルコニーから観戦中の城戸康裕がその様子に「いいぞ! 左右田!」と声をかける。リングアナのコールを受けやっとロープから降りるとここでやっとマスクを脱ぐ。ここでもまた城戸から「いいぞ! 左右田」の声。  リング中央でのルール確認中も柔軟体操をするなど中澤と目も合わせない左右田。とことん異例の所作のまま試合が始まった。  1R開始早々、中澤が放った右ハイキックが合図のように激しい打撃戦を展開する両者。手数は中澤のほうが多いが、左右田は固いガード。ラウンド終盤、中澤の強烈な右フックがさく裂。しかし左右田も身長差を生かしたテンカオを見舞うなど一進一退の攻防。2Rも2人のパンチが交錯する場面が続く。左右田の左右のフックに会場が沸くが、そんななかでも中澤は強烈な右ローキックで左右田の突進を止めては左右のフックで反撃。右のクロスで左右田が一瞬腰を落とす場面も。しかし左右田もパンチからヒザをボディーに打ち込み、お互いにペースを握らせない。ジャッジが微妙なラウンドが続き、勝負の3R。左右田がプレッシャーをかけロープに押し込みパンチ、ヒザで攻め込むと中澤は押し込まれながらも左右のフックで反撃。後半はともに額をつけての打ち合いのまま3R終了のゴングが鳴らされた。  ジャッジは1人が30-29で中澤を支持したが、残る2人が30-30、29-29のドローで延長ラウンドへ。  延長ラウンドは3Rに続き、額をつけての打ち合いに。序盤は中澤が手数で上回るが中盤以降、左右田も手数が出始め、後半はまた左右田がロープに中澤を押し込みパンチ、ヒザ。しかし中澤も手数は減らさずノンストップの打ち合いのままゴングとなった。

世界を制した日本の花火演出を六本木で体感! /8月7日(月)の東京イベント情報②

2017.08.07Vol.Web Original東京ライフ
 現在、東京ミッドタウンでは夏のイベント「MIDTOWN LOVES SUMMER 2017」8月31日まで開催中。“日本の夏の涼を五感で愉しむ”をテーマに花火や足水、風鈴といった日本の夏の風物詩を、都心ならではのスタイルで体感できるイベントを多数実施。中でも、華麗な花火の演出を体感する「SUMMER LIGHT GARDEN」は連日、大人気。7日からは、カナダ・バンクーバーで開催される世界的な国際花火競技大会「Honda Celebration of Light」で2014年に優勝した日本のチームによる花火演出が初登場する。  また、8月10日から13日までは東京ミッドタウン開業10周年記念 スペシャルプログラムを実施。 イルミネーションによる“ひかり花火”と約300発の本物の仕掛け花火が競演する華やかな演出は必見! クライマックスには最大高さ20mの花火も登場。  都会の真ん中で、花火の華麗な演出に酔いしれてみては。

浜松ヤマト「ZSTを代表する選手になりたい」【格闘家イケメンファイルVol.77】

2017.08.07Vol.695スポーツ
 日焼けした肌、筋骨隆々の体。見るからに総合格闘家という風貌の浜松ヤマト。しかし、小さなころは泣き虫だったとか。 「幼稚園ぐらいの時は、いじめられてはよく泣いていたみたいです。それを心配した親が、小学校の時に、少林寺拳法をやらせてくれたのが、格闘技との出会いです。その時は、小学校の体育館で習う感じの練習でしたが、中学2年になり、自分自身も格闘技にすごく興味が出てきた。そこで、どうせやるなら一番強い格闘技をやりたいと思い、総合格闘技の道を選びました。総合格闘技って何でもありなので、実戦で使えそうだなと。実際はけんかはしませんが、いざという時に一番役に立ちそうじゃないですか? ボクシングだと打撃だけなので、相手が柔道家だったら投げ飛ばされちゃうかも知れない(笑)。総合ならすべてに対応できますから」  一番強くなりたいという思いでプロの道へ。 「19歳でプロになりました。デビュー戦は1分で負けた(笑)。しかもKOで。めちゃくちゃ悔しかったです。プロ昇格前にトーナメントに出場し、3勝していた勢いで出場したのに、すっかり出鼻をくじかれてしまった。トーナメントに出る前はそんなに自信もなかったんですけど、3勝したことで自信がついて、プロでもいけるかもと思っていたところだったので、こういうことなのかと。やっぱりそんなに甘いもんじゃないなと思いましたね。その時の対戦相手がすごい年上の選手だったらまだしも、ほとんど年の変わらない選手だったので、なおさら悔しさが大きかったです」

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 の特別映像がスカイツリーで公開/8月7日(月)の東京イベント情報

ペットの悩みをすぐ解決できる“電話相談サービス”がスタート!

バスルームが南国の香りでいっぱいになるようなシャンプー「ホワイトコンク ボディシャンプー Hawaii」が発売

2017.08.07Vol.695ニュース
 日焼け後のケアや、美しい白い肌をキープしたい人に最適なボディー用の薬用美白化粧品「ホワイトコンク」シリーズ。その中でも特に人気のアイテムであるボディーシャンプーに、潤いを守ってスッキリ洗える夏肌用ボディーシャンプー「ホワイトコンク ボディシャンプー Hawaii」限定販売される。 ハワイですでに発売中の同商品は、紫外線の強いハワイの日焼けや乾燥トラブルに悩むロコの要望で作られた。日焼け跡などの乾燥した素肌を、パイナップルセラミドでうるおいを守りながら、きめ細かな泡でスッキリ洗える夏用ボディーシャンプーなので乾燥した素肌をいたわりながら、いつまでも美しい白肌ボディーをキープしたい人におすすめ。 バスルームが南国の香りでいっぱいになるような、ハワイアンココナッツの香りも人気。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

執事も絶叫!? アニメ『黒執事』と富士急ハイランドがとコラボ!!

2017.08.06Vol.695東京ライフ
 富士急ハイランドと人気のアニメ『黒執事』がコラボレーションするイベント「富士急ハイランド×黒執事 Book of the Atlantic ~その執事、 絶叫~」が8月1日より10月1日まで富士急ハイランドにて実施される。  このイベントは、劇場版アニメ『黒執事 Book of the Atlantic』のBlu-ray&DVD発売(8月23日)を記念して実施するもの。開催期間中は、 「絶凶・戦慄迷宮~血塗られた人骨病棟~」横の一帯に“黒執事エリア”が登場。劇場版のストーリーにちなんで、 襲いくるビザール・ドールから逃げながら出口を目指すホラーアトラクションと『黒執事』初となるボイスドラマアトラクションの2施設がオープンする。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』 松山ケンイチが一人で二役の新シーズンは9月スタート

2017.08.06Vol.695エンタメ
 劇団☆新感線による『髑髏城の七人』が再び注目を集めている。今年3月に豊洲にオープンした、客席が360度回転する劇場『IHIステージアラウンド東京』のこけら落とし公演として、1年間で、同作品の花・鳥・風・月の4つのシーズンが順番に上演されており、現在はSeason鳥が上演中。花、そして鳥と連日満員御礼で、今、最も熱を帯びた作品のひとつだ。  9月からスタートとなるSeason風では、松山ケンイチが主演。上演中の作品をすでに鑑賞したそうで「劇団☆新感線の舞台は、本当にお客さんを引き込んでくれる。演劇という一言ではくくれないくらい、たくさんの要素がつまった、すごいエンターテインメントになっている」と、コメント。  松山は、花では小栗旬、鳥で阿部サダヲが演じてきた捨之介を演じるのに加えて、敵役である天魔王の2役を演じる。松山以前には古田新太や市川染五郎が2つの役に挑戦している。松山は「古田さんと染五郎さんの演技が完璧なので、僕もこれ以上出ないっていうところまで自分を追い込みたい。本作のファンの方にも喜んでいただけるように、お二方のニュアンスを入れられたら面白いんじゃないかなと思ってます」と、静かに意気込んでいる。  11日に都内で行われた制作発表では、松山の影武者ならぬ、そっくりな等身大の人形も登壇。松山は影武者と恋人つなぎをしてみせたり、キャスト全員で抱き抱えてステージを去るなど、会場も壇上も大いに盛り上がった。 『髑髏城の七人』は織田信長亡き後の戦国時代を舞台にした、殺陣とアクション、笑いと涙も盛り込んだ歴史劇。風には、松山のほか、向井理、田中麗奈、橋本じゅん、山内圭哉、岸井ゆきの、生瀬勝久らが出演する。チケットは発売中。

編集部オススメMOVIE『ロスト・イン・パリ』

2017.08.06Vol.695エンタメ
 カナダの雪深い村でサエない日々を送るフィオナはパリに住むおばマーサからの手紙をもらい勇気を振り絞って現地へ。ところがアパートにマーサの姿が見当たらない。風変わりなホームレス・ドムに付きまとわれながらマーサを探してパリめぐり。

“未来における過去の記録としての都市”というフィクションを描く 個展「元田久治 – Towers」/8月6日(日)の東京イベント情報

2017.08.06Vol.695東京ライフ
 荒涼とした人気のない世界にたたずむ、風化したようなタワーたち。それは、現代の建築が過去の遺物となった、はるか未来の風景なのか…。  現代の版画表現における注目作家の一人、元田久治の個展。  幼いころより古びた神社など、時間を経て一部風化したような風景を描くことを得意とし好んでいたという元田。リトグラフという技術は、ときとして感情がこもりがちな線をドライな印象にし、その点において自らが描くものに対して客観性を得ることができたという。以降、元田の描く世界観は建物が廃墟と化した姿を表現し、未来における過去の記録としての都市、というフィクションとして確立していった。  しかし2000年代以降に立て続けに起こった社会での壮絶な事件や事故、災害が、元田の作品の表現と近似していたため、鑑賞者は元田の作品を現実と結び付けながら見てしまうようになる。元田はアートとしてのフィクションを描いてきたが、見る者の意識がこれまでとはまったく違うものになってしまったのだ。元田はいま、社会の変容の中に生きる現代の作家として、そんな状況とも戦いながら制作を続けている。  本展ではリトグラフのほかにも、鉛筆、墨、水彩の新作も展示される。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

“未来における過去の記録としての都市”というフィクションを描く 個展「元田久治 – Towers」/8月6日(日)の東京イベント情報

2017.08.06Vol.695東京ライフ
 荒涼とした人気のない世界にたたずむ、風化したようなタワーたち。それは、現代の建築が過去の遺物となった、はるか未来の風景なのか…。  現代の版画表現における注目作家の一人、元田久治の個展。  幼いころより古びた神社など、時間を経て一部風化したような風景を描くことを得意とし好んでいたという元田。リトグラフという技術は、ときとして感情がこもりがちな線をドライな印象にし、その点において自らが描くものに対して客観性を得ることができたという。以降、元田の描く世界観は建物が廃墟と化した姿を表現し、未来における過去の記録としての都市、というフィクションとして確立していった。  しかし2000年代以降に立て続けに起こった社会での壮絶な事件や事故、災害が、元田の作品の表現と近似していたため、鑑賞者は元田の作品を現実と結び付けながら見てしまうようになる。元田はアートとしてのフィクションを描いてきたが、見る者の意識がこれまでとはまったく違うものになってしまったのだ。元田はいま、社会の変容の中に生きる現代の作家として、そんな状況とも戦いながら制作を続けている。  本展ではリトグラフのほかにも、鉛筆、墨、水彩の新作も展示される。

編集部オススメMOVIE『トランスフォーマー/最後の騎士王』

2017.08.06Vol.695エンタメ
人類とトランスフォーマーが壮絶な戦いを繰り広げる中、オプティマス・プライムが消息を絶った。一方、未曽有の危機から地球を救うため発明家のケイドのもと、オートボットの新リーダーとなったバンブルビーをはじめとする異色のチームが集結!?

9・18K-1 武居「自分のパンチの世界に引き込めばKOできる」

2017.08.05Vol.Web Originalスポーツ
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトで王座戴冠後初の試合に臨む第2代スーパー・バンタム級王者・武居由樹に王座戴冠後のこと、そして次の伊澤波人戦について聞いた。 伊澤選手はトーナメント本戦に出場していてもおかしくない選手――K-1スーパー・バンタム級王者になって最初の試合が決まりました。4月のトーナメントが終わって、次の試合は9月頃にやりたいと思っていたのですか? 「特にいつ頃に試合をしたいというのはありませんでした。ただ6月のK-1さいたま大会に自分以外の王者がみんな出場していたので、自分も早く試合をしたいと思いました」 ――4月は1日3試合のワンデートーナメントでしたが、特にダメージや怪我はなかったのですか? 「ほとんど怪我はなかったので、試合が終わって1週間経たないぐらいで練習を再開したんですよ。なので、もし6月もオファーがあれば試合はやるつもりでした(笑)」 ――実は準備万端だった、と。周りの方からも『早く武居選手の試合が見たい』という声をかけられることは多かったですか? 「たくさんの人に『次はいつ試合なの?』と言われていたので、自分でも次の試合が楽しみな状態です」 ――今回はK-1王者としての試合ですし、さいたまスーパーアリーナでの試合になります。今までの心境とは違いますか? 「K-1王者になって最初の試合でプレッシャーも大きいのかなと思いますが、僕としては楽しみのほうが大きいですね」 ――そこで対戦相手が伊澤選手に決まりましたが、伊澤選手との対戦オファーを聞いた時はどんな心境でしたか? 「普通に伊澤選手のことは強いと思っていて、いつかは戦う相手だと思っていました。なので『ここで戦うんだ』って感じですね」 ――武居選手にとって伊澤選手はスーパー・バンタム級のトップ選手という認識だったのですか? 「そうですね。トーナメントで伊澤選手はリザーブファイトでしたが、本戦に出場していてもおかしくない選手だと思っていました」 ――ずばり伊澤選手の武器はローキックで、ローキックを蹴り続ける独特なファイトスタイルです。あのファイトスタイルをどう感じていますか? 「ローキックはもちろん蹴り全般が上手くて、あとはフィジカルが強いと思っています。その一方で派手なKO勝ちのイメージがないので、伊澤選手の蹴りの世界に入る前に自分のパンチの世界に引き込めばKOできるかなと思います」 良い子ちゃん同士なので、悪ガキ時代の自分を蘇らせようかな――今回の試合はどちらが自分の得意な世界に引き込めるかがテーマになりそうですか? 「はい。とにかく今回の試合は自分の世界に引き込むことが大事だと思います」 ――対戦カード発表会見では「今回の試合はワルになる」という発言もありましたが、その理由を聞かせてもらえますか? 「僕と伊澤選手はファイトスタイルこそ違いますけど、お互いキャラも被っているというか、良い子ちゃん同士なので(笑)、今回の試合では僕が悪くなろうかなと思います。僕も昔は悪ガキと言われていたので、その時の自分を蘇らせようかなと思います(笑)」 ――K-1王者になって周囲が求めるハードルも高くなると思いますが、これからどんな気持ちで戦っていこうと思いますか? 「チャンピオンになった以上、僕もK-1を引っ張っていく一人だと思っています。K-1を引っ張る一人の王者として、見ている人にとって分かりやすい試合=KO決着の試合をしないといけないと思います」 ――今大会は初代ウェルター級王座決定トーナメントがあり、フェザー王者・武尊選手とスーパー・フェザー級王者・大雅選手も出場します。各階級の王者が出る大会で武居選手はどんな試合を見せたいですか? 「他のチャンピオンたちに負けない試合をして、自分が一番目立ちたいと思います」 ――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。 「今回、僕はK-1王者として最初の試合になる。必ず目立つ試合をして、しっかり勝ちます。K-1王者としての武居由樹の応援よろしくお願いします!」

9・18K-1 大雅「リミッターが外れたような試合をしたい」

9・18K-1 武尊「格闘技人生がどれだけ続くか分からない」

2017.08.05Vol.Web Originalスポーツ
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で初防衛戦に挑むフェザー級王者・武尊に現在の心境を聞いた。 『コイツと殴り合ったら面白いだろうな』と直感で思った――今回は初防衛戦で中国のワン・ジュングァン選手との対戦が決まりました。7月の「Krush.77 ~日本vs中国・6対6全面対抗戦~」でワン・ジュングァンの試合を会場で見て、どんなことを思いましたか? 「まだあの時は正式に試合が決まる前だったので、試合やタイトルマッチということ関係なく、自分の趣味ぐらいの感覚で『コイツと殴り合ったら面白いだろうな』と直感で思っちゃいましたね」 ――今まで戦ってきた選手には感じなかった感覚があったんですか? 「そうですね。ここまで直感でズバッと感じたのは初めてでした。こんなにアグレッシブな選手は見たことなかったし、何をされても相手の攻撃を完全に無視して、自分の攻撃を当てに行く姿は自分と似ていると思いました。これは本当に“中国の武尊”だなって(笑)。今まで僕と似ているファイトスタイルで戦っている選手を知らなかったので、自分と似ている選手と出会えたのはちょっとうれしかったですね」 ――以前から「“中国の武尊”と呼ばれている選手がいる」ということは耳にしていましたか? 「はい。いろいろな人から言われていましたね。インターネットでも名前も見聞きしていたので、どんな選手なのか楽しみでした」 ――そのジュングァンと戦うわけですが、実際に試合を見て攻略するイメージはできましたか? 「会場で見ていた時は、趣味の世界でしか見ていなかったので、『コイツと殴り合ったらどんな展開になって、どれだけパンチを当てられるかな』ってことしか考えてなかったです(笑)。あの時点で勝つための攻略法など考えていなかったので、これから考えようと思います」 ――自分とファイトスタイルが似ているだけに、やりにくい部分はありますか? 「僕は相手に何をやられても関係ないと思ってやっているので、ジュングァン選手もそうだったら穴がないですよね(苦笑)。実際に戦ってみないと分からないですが、僕的には自分と似ているだけに穴がない選手だと思っています」  ――前回の試合後、武尊選手は「次は防衛戦をやりたい」と発言していましたが、ジュングァンを見てベルトを懸けるにふさわしい選手が出てきたという気持ちですか? 「中国でも強い選手を倒していると聞いていたし、それだけ実績のある選手とタイトルを懸けて戦ったほうが、フェザー級のベルトの価値も上がると思います。ジュングァン選手は僕と一番熱い試合をできる選手なんじゃないのかなと思うので、そういう相手とタイトルをかけて戦えるのがうれしいですね」 ――今年、武尊選手はスーパーファイトで2試合戦って、どちらも劇的なKO勝利でした。ファンのハードルは上がっていると思います。 「ドラマチックな展開を求めている人もいるかもしれませんが、試合はその日のその瞬間で決まることじゃないですか。だから僕はとりあえず試合を楽しむことを一番に考えています。僕が試合を楽しむことで自然と面白い試合になると思うし、最高のKOを見せられると思うので楽しみにしていてほしいですね」 あと何試合できるか分からないからこそ目の前の1試合1試合を全力で楽しみたい――ジュングァン戦で言えば、自分のような相手と戦うことが楽しみですか? 「楽しまないと戦っていられないですからね(笑)。僕もK-1チャンピオンになって最初の頃はプレッシャーも感じていて、プレッシャーを感じることによって背負う者としての力は出てきます。でもそのプレッシャーによって自分の戦い方ができないこともあったんです。僕にとっては自分の試合で楽しめないことが人生の中で無駄なことなので、それなら一試合一試合プレッシャーなど関係なく、自分の戦いをして、思いっきり楽しんで相手を倒せればいいかなと思います」 ――“試合で楽しむ”ことを1試合も無駄にはしたくないんですね。 「はい。ずばり格闘技人生がどれだけ続いて、僕があと何試合できるか分からない。最近は『こうやって人と殴り合うことを何歳までできるのか分からないよな』と思うようになってきたんです。だからこそ目の前の1試合1試合を全力で楽しみたいです」 ――武尊選手はいつも「今年の目標は全試合KO勝利」という目標を掲げていて、今年はここまで2戦2勝2KOです。目標達成も現実味を帯びてきたと思います。 「ここまで目標に近づいたのは初めてかもしれないですね。デビューした頃は4試合~5試合連続KO勝利をしていましたけど、最近は多くて3試合連続KO勝利なので、このまま連続KO勝利を続けたいですね」 ――それでは最後に武尊選手のタイトルマッチを楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをいただけますか? 「僕は自分が楽しんでこそ良い試合になって、最高の勝ち方ができると思っています。僕は大好きなK-1を思いっきり楽しんで戦うので、ファンの人はそれを見て興奮して、感動や希望などいろいろなパワーを感じてほしいです。ぜひ会場に見に来てください!

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