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その鮮烈な才能に世界が注目! 映画監督ニコラス・レフン

2017.01.09Vol.682映画
 ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』では、究極の映像美を持つバイオレンス映画として絶賛され、カンヌ国際映画祭監督賞を獲得したニコラス・ウィンディング・レフン監督。その待望の最新作『ネオン・デーモン』がついに日本で公開。2つの顔を持つ男のスリリングな日常を描いた前作から一転、今回は16歳の少女を主人公に、美と欲望が渦巻くファッションモデルたちの世界を描く。 「どんな男の中にも16歳の少女が住んでると僕は思ってるんだ。僕の中の少女を思い描いたところ、こういう作品になった(笑)」  主人公ジェシー役を演じるのは若手人気女優のエル・ファニング。ピュアで明るい印象の彼女が、己の美を自覚し、ダークサイドに目覚めていく様を演じ切っているのも見どころだ。 「優れた俳優が皆そうであるように、エルもまたダークサイドも持ち合わせている女優だ(笑)。これまではイノセントな役が多かったけど、今後はどんどん役幅を広げていくだろうね。彼女自身はすごくユニーク。人間の中に紛れ込んだエイリアンのような異質な存在だね(笑)」  そんなジェシーの放つ“異質”な美が物語を狂わせていく。 「この作品は、美に対する批判を込めたものでは無いんだ。世間は、大事なのは内面だとか、美なんて大したものじゃないとか言うけれど、実際はそんなことないよね。僕自身、美へのこだわりはハンパなくあるし(笑)。創造には底なしの可能性があって、我々はなんとかそれをとらえようとし続ける。人はどうしても美しさを追求したくなるものなんだ。今の時代、なおのことそうじゃないかな。SNSなどによって自分のことが、人に裁かれ定義づけられてしまうんだから」  知ってはいけない美しさに束の間、溺れてみるのも悪くない。

格闘家イケメンファイル Vol.64 壊しのベビーフェイス 武居由樹(たけい・よしき)

2017.01.09Vol.682格闘家イケメンファイル
 昨年の12月、後楽園ホールで行われたKrush.71で、見事初防衛を果たした武居由樹。リング上では鋭い目つきで相手を追い詰めるハードパンチャーだが、その素顔は今年20歳になったばかりの気持ちの優しい青年。格闘技を始めたきっかけは…。 「小学校の高学年から足立区の竹ノ塚に住んでいるんですけど、その頃ちょっと悪い子で(笑)。それで母親が、10歳の時、僕をキックボクシングジムに入れました。最初は全然好きじゃなくて…。もともと運動もそんなに好きじゃなかったんです。みんなでやる体育とかは好きでしたが、一人で黙々と走ったりとか、筋トレをやったりとかが面白くなくて。だからやる気も起きないし練習もサボってばかり。でもそのジムの会長さんが、家まで来て無理やり家から僕を引っ張り出した(笑)。それでなんとか続けてこられました」  最初は嫌々通っていたジムだが、だんだんと格闘技にのめり込んでいく。 「中学生になってジュニアの大会に出るようになり、そこで優勝とかできるようになってから、好きになりました。その頃は“俺ってもしかして強いんじゃないか?”って勘違いが入っていましたね、今思うと(笑)」  しかし、すぐに挫折を味わうことに。 「プロデビューした後、2連敗したんです。それでちょっと、もしかして向いてないんじゃないかと。去年の初め頃だったんですけど、負けた西京選手も佐野選手も1個下なんです。年下の選手だから余計へこんじゃって、もう1回やって負けたら本当に辞めちゃおうとまで考えていました。でも、階級を下げたら、どんどん勝てるようになり、いつの間にか辞めるのを忘れていました(笑)」  そして、ついに初代Krush-53㎏王者になった。 「小学校4年生から始めて、10年目だったので、やっとチャンピオンになれたか…という思いでした。僕の通っていたジムは結構厳しくて、遊んじゃいけないとか制約も多く、しかも毎日練習があったので、ほんと“やっと”という感じですね。でもジュニアの頃から毎日練習してきたというのが自信につながり、それが強みになっていると思います」  そして初防衛戦。相手は1度対戦し勝っている隆聖選手。しかし、1Rにダウンを奪われてしまう。 「周りの応援もすごくプレッシャーでしたし、防衛しなきゃというのも大きかった。もちろん、その試合でメインイベントを任されたという責任もありました。なんだかんだいろいろ重なり緊張していたのかも知れません。相手は、以前対戦し勝った選手だったので、普通にやれば勝てるだろうという甘さもあった。1Rでダウンを取られ、ずっとダメージがあり、インターバルでやっと抜けたという感じでした。2Rは最低でも相手からダウンを取らなきゃと内心焦っていましたが3Rは、開き直って夢中で倒しにいきました。相手は、しっかりトレーニングしてきたのが分かりましたし、何より気持ちが強いと感じた。でも3Rで何とか倒し、防衛することができて良かったです」  試合後のマイクパフォーマンスでは、K-1参戦も直訴。 「やはり格闘技、キックボクシングをやっている以上、K-1は憧れの舞台です。実は1回、K-1のリングに立ったことがあるんですが、会場に飲み込まれちゃって…。そこで西京選手に負けてしまって、全然いい思い出がない。だからもう1回、あのリングに立って、今度はK-1の世界チャンピオンのベルトを取りたいと思っています。Krushのベルトはもちろんすごく大事なので2本持ちたい。そして誰も僕に勝てないんじゃないかって言われるような絶対王者になりたいんです」  貪欲にベルトを取りに行くと語る武居。嫌々始めた格闘技でここまで来るとは想像もしていなかった。 「あの頃は本当に将来の夢とかまったくなくて、悪さばかりしていた。そういう意味では格闘技がなければ、自分はどうなっていたか…。心から格闘技に出会えて良かったと思っています。格闘技は努力次第で強くなれるし、上に行けるスポーツ。礼儀や言葉遣いも覚えられるので、反抗期の少年におススメです(笑)。僕は小柄なほうですが、どんな相手だろうと真っ向勝負で倒しに行くのが自分のスタイル。そういう試合をお見せしますので、ぜひ1度会場に来て下さい」

THL編集部オススメMOVIE『僕らのごはんは明日で待ってる』

2017.01.09Vol.682映画
 無口でネガティブな亮太と太陽のように明るく超ポジティブな小春。性格は正反対ながらも運命の恋だった。ところが2人が大学生になったある日、小春は突然、亮太に別れを切り出す。実は小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。そして7年後…。 監督:市井昌秀 出演:中島裕翔、新木優子他/1時間49分/アスミック・エース配給/TOHOシネマズ新宿他にて公開中  http://bokugoha.com/

映画『キセキ ―あの日のソビト―』松坂桃李 × 菅田将暉

2017.01.09Vol.682インタビュー
松坂桃李と菅田将暉がダブル主演するのは、メンバーが現役の歯科医であり、覆面で活動しながらも絶大な人気を誇るボーカルグループGReeeeNの代表曲『キセキ』誕生にまつわる話を描く話題作。監督は、是枝裕和監督作で助監督を務めてきた兼重淳。歯医者と歌、2つの夢を追いかけた“ソビト”たちの絆とは…。

【長島昭久のリアリズム】トランプ政権の外交・安全保障政策を占う

2017.01.09Vol.682COLUMN
 昨年の暮れ、臨時国会閉会直後の12月19日、私は同志の国会議員たちとワシントンを訪れ、ドナルド・トランプ次期大統領の政権移行チーム中枢と意見交換を行ってまいりました。  私たちの最大の問題関心は、トランプ次期政権で米国の外交・安全保障政策(日米同盟を含む)がどのように変化するか、とりわけ、我が国の外交安保政策に大きな影響を及ぼす米新政権の対中、対ロ政策の変化を読み取ることでした。  今回のワシントン訪問で得た印象を一言でいえば、トランプ政権の「アメリカ・ファースト」(アメリカ第一主義)外交に対しては相当複雑な戦略的「連立方程式」(人権や民主主義という普遍的な価値と、経済的な実利や地域紛争を収束させるといった当面の目的を両天秤にかけるなど)を解く覚悟が求められるというもので、具体的な特徴は以下の3つになります。  第一に、中国の台頭という世界史的な現象をオバマ政権に比べはるかに真剣に受け止めていること。トランプ氏がISLL打倒を強調するのも、実は中東を安定化することにより限られた資源をアジア太平洋正面に集中させようとしているのです。その目標を達成するためには、ロシアともシリアの独裁者アサドとも大胆に手を組む可能性を否定しません。  第二の特徴は、オバマ政権が主導した多国間の自由貿易協定や気候変動への取り組みを根底から覆す可能性。特に、石油王のレックス・ティラーソンを国務長官に、地球温暖化規制反対の急先鋒であるスコット・プルイット氏(オクラホマ州司法長官)やリック・ペリー氏(テキサス州知事)をそれぞれ環境保護局長とエネルギー長官に指名したことから、エネルギー安全保障における「アメリカ・ファースト」は明らかです。  第三に、同盟国や友好国との関係でも惰性や妥協を許さない姿勢。日本に対しては、米軍駐留経費負担や我が国の防衛努力不足についての厳しい指摘とともに、アジア太平洋地域の平和と安定をめぐる日本が果たすべき安全保障上の役割拡大についてもかなり具体的な要望を突き付けてくるでしょう。  はっきり言えることは、いよいよ日本が真の意味で「自立」する時を迎えたということです。自国の長期的な国益と地域の平和と安定、国際秩序の在り方を日本が主体的に考え抜いて、それに基づき安全保障でも経済でも環境エネルギー分野でも、米国のみならず中国やロシアの動きや意思決定にまで影響を与えるような戦略的外交力を確立せねばなりません。  トランプ氏が描こうとしている世界は、まさしく国力と国力が犇めき合うリアリズムの世界です。しかし、そのリアリティと真剣に向き合い、国力の回復と戦略の構築に努め国民的叡智を結集できれば、わが国の国益を拡大し得る活力に満ちた世界が眼前に広がると、私は確信しています。 (衆議院議員 長島昭久)

『愚行録』試写会に10組20名 

『ラ・ラ・ランド』試写会に15組30名 

『サバイバルファミリー』試写会に15組30名 

2017.01.09Vol.682映画
『ウォーターボーイズ』をはじめ独自の視点で観客の好奇心をくすぐるヒット作を生み出してきた矢口史靖監督、待望の最新作! これまで同様、矢口監督によるオリジナル脚本で、とある一家のサバイバルライフを描く! 普段は頼りないけれど電気消失の緊急事態のなか家族を率いる鈴木家のお父さん役に小日向文世。天然ながら主婦の知恵を発揮するお母さん役に深津絵里。無口な息子役に泉澤祐希、スマホがすべての娘役に葵わかなとフレッシュな顔ぶれ。  東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は父、母、息子、娘のありふれた4人家族。ある朝、突然緊急事態が発生。テレビや冷蔵庫、スマホにパソコンといった電化製品ばかりか、電車、自動車、ガス、水道、乾電池にいたるまで電気を必要とするすべてのものが完全にストップしてしまったのだ。1週間経っても電気は戻らず、ついに父は“東京から脱出する”という大決断を下す。ときにぶつかり合いながらも必死で前へ進もうとする鈴木家に、次から次へと困難が降りかかる。  2月11日より全国東宝系にて公開。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

今年の抱負は…ヒーローたちから学ぶ!?『トランスポーター ザ・シリーズ ニューミッション』

2017.01.08Vol.682DVD & Blu-ray
 巨匠リュック・ベッソンが手掛けた大ヒット映画『トランスポーター』シリーズをテレビドラマ化した人気作の最新シーズン。孤高の運び屋フランク・マーティンを演じるのは大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』のクリス・ヴァンス。シーズン1では全編ほぼフランスとカナダの2カ国での撮影だったが、今作では世界6カ国で撮影を敢行。さらに本シーズンでは。今まで語られなかったフランクの過去が明かされるのも見逃せない。自身に3つのルールを課し、何があっても依頼品を届けることを信条とする孤高の運び屋、フランク・マーティン。難易度の高い仕事も受けるフランクを、またしても謎と危険が待ち受ける…! 販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 発売中 ブルーレイ コンプリート・ボックス1漫1300円(税別)

今年の抱負は…ヒーローたちから学ぶ!?『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』

2017.01.08Vol.682DVD & Blu-ray
『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ製作による、人気シリーズ最新作。1984年に原作コミックが誕生して以来、TVアニメ、ゲーム、映画、玩具などさまざまなジャンルで展開され世界的に人気を博すタートルズたちの活躍を、最先端のVFXを駆使して描くハイスピードアクション。大ヒットした前作から、レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロの4兄弟の暴れっぷりがさらにパワーアップ。異次元から現れた強敵の世界征服の野望を阻止するべく、世界を股に大活躍! ヒロイン役には前作に続き人気女優ミーガン・フォックス。またテレビシリーズ『ARROW/アロー』主演のスティーヴン・アメルが新キャラ役で登場。日本語吹き替え版では宮川大輔と藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が新たな敵キャラの声を務める。 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 1月11日(水)発売 ブルーレイ+DVDセット3990円(税別)

落語界の裏側、全部バラします『そこでだ、若旦那!』【著者】立川談四楼

2017.01.08Vol.682【TOKYO HEADLINEの本棚】
 落語立川流の真打・立川談四楼によるエッセイ。ヘヴィ・メタル専門誌「BURRN!」に連載したコラムから抜粋し、加筆訂正し再構成した。著者は、いくつもの連載コラムやエッセイを新聞・雑誌等に持っている(持っていた)ほか、小説も多数出版するなど作家としても人気の落語家である。そんな談四楼が、自分の所属する立川流、そして師匠である立川談志の事はもちろん、落語会の裏話を赤裸々に暴露。例えば、弟子が師匠を殴り廃業した事件。話はそこで終わらず、その弟子はスルーっと別の団体の師匠のもとに行き、落語家を続けている。閉鎖的なところもある落語界での、この出来事は、ファンも何がどうなってそうなったのか分からないところがあったものの、何となく“そういう事もありなんだ…”とうやむやのままになっているのが現状だ。しかし、この本にはその師匠と弟子、引き取った師匠の実名のほか、事の顛末が詳細に書かれており、思わず“そういう事だったんだ”と納得させられる。もやもやしていた落語ファンは膝を打ち、落語を知らない人は、その人間関係や協会間の微妙なパワーバランスに驚きつつも、興味深く読める。また、談志をはじめ亡くなった落語家についても書かれているのだが、改めて読むと若くして亡くなった落語家がなんと多い事か。しかし、談志以外の落語家の多くは話題にもならないばかりか、新聞でもほんの数行の訃報記事しか出ない。談四楼は先輩、同期、後輩として彼らを身近に見ていた者として、それぞれの生きざまに優しい目を向ける。そんな魅力的な落語家の噺を聞きに、寄席に足を運びたくなる一冊。 【定価】本体1500円(税別)【発行】シンコーミュージック・エンタテイメント

つき動かすロックチューン『11 Short Stories Of Pain and Glory』Dropkick Murphys

2017.01.08Vol.682カルチャー
 アイリッシュパンクバンドのドロップキックマーフィーズの最新作、かつデビュー20周年というアニバーサリーイヤーをキックオフする作品。前作のプロデュースもしているテッド・ハットが手掛けている。本作はバンドのフロントマンであるケンが設立したチャリティー団体の影響を受けているそう。というのも、バンドは団体で資金集めをしたりメンターとなって支援をしているといい、そこでの経験が収録曲の多くに反映されているという。彼らの特長といえば、彼らのルーツであるアイリッシュ/ケルティック音楽を楽曲から感じられること。発売前に発表された『Blood』でもバグパイプのが鳴り響いている。 [ROCK ALBUM]Born & Bred/Hostess 発売中 2400円(税別)
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

つき動かすロックチューン『11 Short Stories Of Pain and Glory』Dropkick Murphys

2017.01.08Vol.682カルチャー
 アイリッシュパンクバンドのドロップキックマーフィーズの最新作、かつデビュー20周年というアニバーサリーイヤーをキックオフする作品。前作のプロデュースもしているテッド・ハットが手掛けている。本作はバンドのフロントマンであるケンが設立したチャリティー団体の影響を受けているそう。というのも、バンドは団体で資金集めをしたりメンターとなって支援をしているといい、そこでの経験が収録曲の多くに反映されているという。彼らの特長といえば、彼らのルーツであるアイリッシュ/ケルティック音楽を楽曲から感じられること。発売前に発表された『Blood』でもバグパイプのが鳴り響いている。 [ROCK ALBUM]Born & Bred/Hostess 発売中 2400円(税別)

お正月、どのアプリで遊んだ?『サリーの法則』

2017.01.08Vol.682GAME
 年末年始のお休み中、どんな過ごし方をするのが主流だったかというと、ゲームアプリで遊ぶことだったそう。そのなかでよく遊ばれたゲームのひとつが、話題の泣けるゲームかも? 『サリーの法則』は、娘と父親の再会を手助けするゲーム。夢を叶えるために街に出たサリーは父親が倒れたという知らせを聞いて、父に会うために故郷へ帰るというストーリー。サリーのパート、父親のパートで構成されており、サリーパートではジャンプで障害物を越えていく。父親のパートでは道を先回りして障害物を取り除いていくのだが、途中、サリーとの協力プレイも必要になってきて……。  クリスマス直前にリリースされ、多くダウンロードされた人気アプリ。まだ遊んでいない人はお試しあれ!

初の新作で今年も開催「赤坂大歌舞伎」

2017.01.08Vol.682演劇・ミュージカル
   2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という一言から始まった「赤坂大歌舞伎」。世話物の傑作『狐狸狐狸ばなし』/松羽目物『棒しばり』が大成功を収め、2010年には山田洋次監督補綴の『文七元結』/舞踊『鷺娘』で観客を魅了した。  2013年、亡き勘三郎の遺志を継ぎ、中村勘九郎、中村七之助兄弟を中心に、勘三郎の当り狂言であった『怪談乳房榎』を上演。「赤坂大歌舞伎」の新たな歴史の1ページが幕を開けた。2015年には、糸操りの人形が三番叟を踊る、ユーモア溢れる舞踊『操り三番叟』と、七役の早替りが見所の『於染久松色読販 お染の七役』を上演。『操り三番叟』では、勘九郎が軽やかさと力強さを備えた舞いを繰り広げ、『お染の七役』では、七之助が2012年の平成中村座公演での初挑戦以来、2度目の七役に挑んだ。  そして、5回目となる2017年4月は、「赤坂大歌舞伎」初となる新作歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』を上演。新作の作・演出は、勘九郎・七之助と同世代で、演劇界で注目を集め続ける新進気鋭の劇作家・蓬莱竜太。勘九郎は「(作・演出の)蓬莱さんは自分と同世代の若い劇作家さんですが、本当に面白い作品が多く、一度歌舞伎を書いてほしいと思っていたので、夢が叶ってうれしいです。この新作は、どんでん返しに次ぐ、どんでん返しのすごい話です(笑)。歌舞伎ならではのファンタジーさを組み込んで書いて下さると思うので、お客様にはそこを期待して見に来ていただきたいですね」と新作に期待を寄せたコメントを発表。今年も歌舞伎が赤坂の街を盛り上げる。

天龍源一郎 引退までの1年を追いかけたドキュメント映画が公開

1000円でタコスを好きなだけ!「TEXMEX FACTORY」渋谷

2017.01.08Vol.682グルメ
 タコス食べ放題「エンドレスタコス」が人気の「TEXMEX FACTORY」(東京・渋谷)が、好評につき1月末まで同イベントを延期する。平日のランチタイム(15時まで)限定のタコスが1000円で食べ放題になるもので、15種類の具材、3種類のミート、3種類のソースを自由に組み合わせて、好きなだけ食べられる。さらに、タコスだけではなく、スープとドリンクも飲み放題ということで、連日大人気。昨年12月末までの予定だったが、延長が決まった。自分で具材をチョイスできるので、野菜を多めにしたヘルシーなタコスや、ボリューム満点のタコスなど、性別年齢問わず、思い思いに楽しめる。  

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