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今度はさらなる倍返し!キアヌの“キレキレ”リベンジアクション待望の続編

2017.07.10Vol.694エンタメ
『ジョン・ウィック:チャプター2』  キアヌ・リーブスのキレッキレのアクションに全世界が度肝を抜いた『ジョン・ウィック』が、さらにスケールアップして復活。全米では前作の2倍以上の興行収入を記録し大ヒットを果たした。監督は前作を世界的ヒットに導いたチャド・スタエルスキが続投。再タッグのキアヌとともに、よりスケールアップしたアクションと世界観を繰り広げる。さらに本作ではおなじみのキャストに加え『マトリックス』で共演したローレンス・フィッシュバーンが参戦しているのも見どころ。  キアヌが演じる主人公ジョン・ウィックは“鉛筆で3人を瞬殺した”ともいわれる伝説の殺し屋。銃とカンフーや柔術といった格闘技を組み合わせたバトルスタイルが特徴だ。今回キアヌは、撮影前から4カ月間にもわたり、ブラジリアン柔術のトレーニングを積んだという。さらに特殊部隊SWATの訓練に参加し、3種の銃を駆使するアクションを体得し、前作をはるかにしのぐ圧巻のアクションを披露する。何しろ今度の敵は“世界中の暗殺者”。ジョンの復讐を恐れたマフィアがジョンに7億円の懸賞金をかけたため、全世界の殺し屋から次々と命を狙われるはめになってしまうのだ。  前作のラストで二代目の愛犬を手に入れ、平穏な暮らしに戻ったかと思いきや、今度は大切な思い出が詰まった我が家が破壊されてしまい、かつてないバトルロワイアルに引きずり込まれたジョン。今度こそ大切なものを守り平穏な暮らしを取り戻すことができるのか。

世界初の薬用“生”スカルプ

2017.07.10Vol.694ニュース
腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!  人気のメンズシャンプーブランド“リガオス”から、画期的な薬用スカルプケアシャンプーが誕生。 「5年前から発売している“リガオス”がフルリニューアルし、4月に“リガオス ロー”が新発売されました。従来のブランドコンセプトは“カッコいい男、ニオイのいい男”だったんですが、今回は頭皮の悩みをケアする新時代のシャンプーということで、世界初の薬用“生”シャンプーを発売しました」 “生”シャンプーとは? 「容器が真空パックになっていて、一切酸素を通さないようになっているんです。使用していくと、どんどんぺちゃんこになっていき、なくなったら新しいものに付け替えていく。従来のようなボトルタイプに比べ、非常にエコで衛生的になっています」 酸素を通さないことのメリットは? 「育毛促進効果のある松ポリフェノールや茶葉ポリフェノールなどの植物ポリフェノールは、酸素に触れると非常に酸化劣化しやすいのですが、真空容器により酸化劣化せず、成分の効果・効能を100%の力でお使い頂ける事ができます。他にも髪や頭皮に良いとされる有効成分もふんだんに配合されているため、成分の力をしっかり感じて頂けるのも大きなメリットです」  選べる洗い上がり。 「今回発売したのは、アイスとホットのシャンプー2種類とホットチャージャーというトリートメント1種類。シャンプーはお好きな洗い上がりを選んで下さい。アイスはメントールで血行を促しつつひんやりすっきり、ホットはトウガラシチンキで血行を促し、じんわりと温かい洗い上がり。どちらの成分も酸化すると、その効果を感じられにくくなりますが、この真空容器は最後の一滴まで感じることができます。常に新鮮な“生”シャンプーで頭皮をいたわって、健康な髪の毛を育くんでいただきたいですね」

「スカパー!サマーフェス2017」開催

2017.07.10Vol.694ニュース
 BSスカパー! のレギュラー番組「FULL CHORUS?音楽は、フルコーラス?」が今年も音楽イベント『スカパー! サマーフェス 2017 powered by FULL CHORUS』を開催。今年は「アイドルだらけの夏祭り」と、「”うた””踊る”夏の陣」の2つを同日開催。チケットはローソンチケットで好評発売中!

中川翔子が提案「VRで五輪開会式に悟空やアトムを」

2017.07.10Vol.694スポーツ
 2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は4日、開閉会式の「基本コンセプト」の策定に向け、タレントの中川翔子と法大の田中優子総長にヒアリングを行った。  中川は東京2020マスコット審査会委員、田中総長は東京2020有識者懇談会委員を務めている。  アニメやサブカルチャーの造詣が深い中川は上野や渋谷、秋葉原などからアスリートが開会式会場の新国立競技場へ向かうことで街並みを紹介する、仮想現実(VR)など最新の映像技術を駆使し、漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空や「鉄腕アトム」、ポケモン、けものフレンズといった日本が誇るアニメキャラクターをさまざまな場所に登場させる――といった奇抜なアイデアを披露。SNSでの展開にも言及し「実況して語り継ぎたくなるような驚きがたくさんある開閉会式になればいい」などと話した。  田中総長も「(今は)双方向の時代。別の国の人と感想を言い合えれば画期的」と同調。また江戸文化研究者でもあることから歌川広重や葛飾北斎の浮世絵を使って江戸から続く東京の歴史を紹介する案や、日本各地のお祭りの熱気を伝えるべきといった案を提案した。

サニブラウンが末続以来の短距離2冠達成で代表入り

2017.07.10Vol.694スポーツ
 陸上の日本選手権が6月23?25日の日程で大阪市・ヤンマースタジアム長居で行われた。今大会は世界選手権(8月、ロンドン)の代表選考会を兼ねてのもの。  男子短距離では18歳のサニブラウン・ハキームが24日、100メートル決勝で10秒05の大会タイ記録で初優勝。翌25日に行われた200メートルでも20秒32で初優勝を果たした。100と200の2冠は2003年の末続慎吾以来の快挙。ともに標準記録を突破し、代表入りを決めた。  リオ五輪の男子100メートル代表で、男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した桐生祥秀はまさかの4位。桐生は26日に行われた日本陸連の理事会で男子400メートルリレーの候補となった。  サニブラウンは200メートルの優勝後は「本当にいっぱいいっぱい。疲労がなかったら、もう少し良かったと思う」と振り返り、世界選手権については「最初の100メートルのスピードが上がったのは成長したところ。19秒台もトップ選手と走れば、引っ張られて出るのかな」と目標の決勝進出に向けての手ごたえを語った。  女子は24日に行われた100メートルで市川華菜が福島千里の8連覇を阻止し、11秒52で初優勝。続く25日の200メートルでも23秒63で2冠を達成した。7連覇を狙った福島は200メートルでは5位に終わった。  市川は女王・福島を破っての短距離2冠も2種目とも参加標準記録に届かず世界選手権の代表権は7月に出場するアジア選手権(インド)の記録次第となる。

2017年上半期の顔は星野源 レコチョクチャートで3冠

この夏、大人視点で楽しみたい 極上アニメーション映画3選

過去作品を再創作するシリーズ『きゅうりの花』

2017.07.10Vol.694演劇・ミュージカル
Cucumber+三鷹市芸術文化センターPresents土田英生セレクションvol.4『きゅうりの花』  この「土田英生セレクション」は劇作家・演出家の土田英生が過去に上演した自作品を、自ら主宰するMONOとは別の枠組みで自身が望む俳優たちと再創作しようという企画。  4回目となる今回は1998年に初演された『きゅうりの花』。「利賀・新緑フェスティバル」に関西の集団として初めて招へいされ、土田英生とMONOの名を全国に知らしめるきっかけとなった作品だ。その後、2002年に全国各地で上演され、今回は15年ぶりの再演となる。  物語の舞台は後継者の不在や嫁不足に悩む過疎の町。ある日、町の活性化を図るためのイベントとして、地元に伝わる民謡をアレンジした踊りを東京で踊ろうという話が持ち上がる。住む者たちのこの土地に対する思いはさまざまで、そんな思いが交錯するなかイベントの当日を迎えることになるのだったが…。  良質な会話劇であるのはもちろんなのだが、初演時より登場人物の年齢を上げ切実さを増すことで、より強い社会性を持った作品となっている。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

北朝鮮がICBM発射成功?

2017.07.10Vol.69ニュース
 北朝鮮は4日午前、北西部の平安北道亀城市パンヒョン付近から日本海方向に向けて弾道ミサイル1発を発射。北朝鮮メディアは同日、「特別重大報道」を発表し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと伝えた。安倍首相は4日午前、北朝鮮のミサイル技術の向上に強い危機感を見せた。ロシアのプーチン大統領は4日、訪露中の中国の習近平国家主席との首脳会談後の記者発表で、北朝鮮の核・ミサイル開発を凍結するとともに、米国と韓国の軍事演習もやめるべきだと表明。朝鮮半島情勢の安定化は、中露両国の外交の優先課題だとも述べた。

タカタが製造業で戦後最大の破綻

2017.07.10Vol.694ニュース
 欠陥エアバッグのリコール問題で経営難となったタカタは6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。負債総額はリコール費用を含め約1兆7000億円になる見通しで、製造業の倒産としては戦後最大となる。同日、東京都内で記者会見した高田重久会長兼社長は、「ご迷惑をかけ、心よりおわびする」と謝罪。自身の経営責任について「こういう経緯に至り、非常に責任を感じている」と語ったが、エアバッグの不具合について「なぜ、問題が起きたのか分かっていない」と、不具合の明確な原因がタカタにあるとは認めなかった。

藤井四段30連勝ならず

2017.07.10Vol.694ニュース
 将棋界の最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた最年少棋士、藤井聡太四段(14)の連勝記録が「29」でストップした。  藤井四段は2日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段(22)と対戦。中盤で、若手実力者の佐々木五段にリードを奪われ、101手までで押し切られた。  佐々木五段は、スイス・ジュネーブ生まれ。平成22年に16歳でプロ入りし、25年の加古川青流戦で優勝。28年度の勝率は7割を超える若手実力者。昨年5月に愛知県岡崎市で行われた将棋まつりの非公式戦ではプロ入り前の藤井四段と対局し、勝利していた。  藤井四段は「機敏に仕掛けられて、そのまま押し切られてしまった。完敗でした。連勝はいつか止まるもので仕方ないこと。気にしていない」などと語った。  佐々木五段は「プレッシャーは感じていたが、私たちの世代の意地を見せたかった。努力してきたことが実った」と話した。

「鳩居堂」前が32年連続日本一

2017.07.10Vol.694ニュース
 国税庁は3日、相続税や贈与税の算定基準となる平成29年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国約32万5000地点(標準宅地)の対前年変動率は、全国平均で0.4%のプラスとなり、リーマン・ショック以来、8年ぶりに上昇に転じた昨年に続くプラスとなった。東京都内の最高路線価は、バブル期の影響を受けた4年時点を上回り最高額を更新した。  路線価の全国1位は、32年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通りで4032万円。4年に同地点で記録した全国最高路線価(3650万円)を更新した。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

「鳩居堂」前が32年連続日本一

2017.07.10Vol.694ニュース
 国税庁は3日、相続税や贈与税の算定基準となる平成29年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国約32万5000地点(標準宅地)の対前年変動率は、全国平均で0.4%のプラスとなり、リーマン・ショック以来、8年ぶりに上昇に転じた昨年に続くプラスとなった。東京都内の最高路線価は、バブル期の影響を受けた4年時点を上回り最高額を更新した。  路線価の全国1位は、32年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通りで4032万円。4年に同地点で記録した全国最高路線価(3650万円)を更新した。

時報と同時に樋口高顕候補が当確!ドン瞬殺

2017.07.10Vol.694ニュース
 7月2日に投開票された今年の都議選は都民ファーストの会(以下都民ファ)の圧勝に終わった。  都内のホテルに設けられた都民ファの開票センターに20時からの開票に備え小池百合子代表と野田数幹事長が19時57分に姿を現すと会場にすし詰めとなったカメラマンから一斉にまばゆいばかりのフラッシュがたかれる。席に座り用意されたモニターを見つめる両氏。20時前、一時の静寂。しかしその静寂も本当に一瞬のものだった。20時になると一斉に都民ファの候補者たちの当選確実が流れ出し怒涛の“花つけ”ラッシュが始まった。

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第46回 日本の高校が輩出するグローバルリーダー

2017.07.10Vol.694鈴木寛の連載コラム
 まもなく日本の学校は夏休みに入りますが、4月からのスタートなので「一休み」という感じでしょう。一方、海外の学校は9月スタートで、6月には卒業式というのも珍しくありません。  実は日本でもつい先月、卒業式を迎えた学校がありました。マスコミでもしばしば取り上げられているので、ご存知かもしれませんが、高校生を対象にした全寮制のインターナショナルスクール「ISAK」(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)で、初めての卒業式を行い、52人の一期生を送り出しました。代表理事の小林りんさんが、開講準備している段階から私もアドバイザーとして応援してきましたので、軽井沢のキャンパスに喜んで伺いました。  ISAKでは、日本の学習指導要領だけでなく、国際バカロレアを採用したプログラムを学び、語学力、国際的視野、リーダーシップとダイバーシティに対する感覚を養います。一期生は、米国のアイビーリーグにも加盟している名門大学や、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスなど海外の大学に進む人、日本では、東大や阪大、早稲田、慶応などに合格しているようです。  進学実績もさることながら、なんといってもISAKでしか得られない「学び」、それも一期生ならではのものがあったようです。小林さんもフェイスブックで「たくましくなった」と振り返っておられましたが、卒業生の代表が「関係者の皆さんと同じように、生徒たちも皆それぞれにリスクをとってこの新設校に飛び込んできました。この学校を、一緒に創り上げて来られたことを誇りに思う」とスピーチしていたのに、目を細めました。まだ10代で、ゼロから学校を作ってきた経験は一生の財産になるでしょう。  学校は建物や教室などのハードさえ整っていればいいというわけではありません。もちろんICTなど最先端のスペックを備えるに越したことはありませんが、幕末維新の偉人たちを輩出した、かの吉田松陰の松下村塾がわずか三畳半の小さな部屋だったことを考えてみても、やはり、学校はそこに集う教師と学生が、どのような学びの文化を醸成し、コミュニティーを形成していくのかが重要なのです。その意味で、一期生が今後どのような飛躍をし、また、ISAKという学び舎もどのように成長していくのか、非常に楽しみです。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

ディズニー/ピクサー最新作は“大人が泣ける”! 『カーズ/クロスロード』監督 ブライアン・フィー

都民ファーストの会49議席の圧勝

2017.07.10Vol.694ニュース
都民が新しい議会を要望! 都議選で自民が歴史的惨敗  東京都議会議員選挙(定数127)が2日、投開票され、小池百合子都知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」が49議席を獲得して第1党となった。選挙協力した公明党の23人なども含め、小池氏の支持勢力で過半数の79議席を獲得する圧勝だった。  改選時57議席で第1党だった自民党は23議席と歴史的惨敗を喫した。この23という数字は平成21年に記録した38議席を大きく割り込むもの。学校法人「加計学園」の文書問題や、稲田朋美防衛相の失言など国政の問題が大きな逆風となった。  都選挙管理委員会によると、確定投票率は51.27%で、前回の43.50%を7.77ポイント上回った。  小池氏は2日夜、都内のホテルに設けた開票センターで「“古い議会を新しく”を標ぼうさせていただき、さまざまな新しい顔ぶれで戦わせていただいた。都民の皆様から東京大改革への期待を受けての結果だと考えております。今回の都議選、やはり都民目線で都政を一つ一つ語ったということに尽きるかと思います」と勝因を語った。  また都民ファーストの会の議員に対しては「これから見える化する都政、都民に近い都政を築くためにも、都民ファーストの会を選んでよかったとそれぞれの地域で感じていただけるように選ばれた方々にはさらなる努力をしていただきたい」と要望した。  かねてから噂される国政進出については 「私たちはあくまで都民ファーストの会。都民のために最大の努力をするということ。一部の業界団体ではなくて都民全体の利益をどうやって確保するか。そのことについて私は都知事として、選ばれた議員の皆さんは新しい議員としてそのことを共通の目標としてやっていきたい。今回の都議選の結果をどう考えるのかは今後、自民党が考えることだと思う」と話した。  また自らが代表を務める勢力が第1党になったことで二元代表制への懸念を問われると「これまでがドンによる一元代表制だった。これでちゃんとした二元代表制が確立すると思っている」と話したが、一夜明けた3日、「二元代表制への懸念があることを想定し知事に専念する」として同日付で代表を退き、特別顧問に就任することを表明した。

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