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【MOVIE NEWS】トランプ政治を予見する!? “大富豪トランプ”を 追ったドキュメンタリー映画を緊急オンライン上映!

2016.11.30Vol.679映画
 次期アメリカ合衆国大統領への就任が決定したドナルド・トランプ氏。その過激な言動ばかりが話題に上りがちだが、はたして彼は大統領としてどんな政治を行うのか。その答えを予見する、手がかりになるかもしれない一本のドキュメンタリー映画がオンラインでで緊急上映。作品は、スコットランドのマイケル・ムーア的存在であるアンソニー・バクスター監督が、トランプ氏が2012年に拡張を予定していたスコットランドでのゴルフリゾート開発を巡る騒動を追った『ホール・イン・マネー! ?大富豪トランプのアブない遊び?』。トランプ氏と、自然を守ろうとする地元の人々との間に起った確執や、そのビジネスの裏側を、突撃取材や本人への直接インタビューによって暴いていく。トランプ新政権の今後を見定める上でも、見ておくべし! 『ホール・イン・マネー! ?大富豪トランプのアブない遊び?』 アップリンク・クラウド【URL 】 http://www.uplink.co.j

ぐうの音も出ない、名盤確実「ヒアー」アリシア・キーズ

2016.11.29Vol.679カルチャー
『ノー・ワン』『イフ・アイ・エイント・ガット・ユー』など数々の名曲を世に送り出している米アーティスト、アリシア・キーズの最新作。テーマは原点回帰、故郷のニューヨークへのトリビュートでもあるという本作からは、これまでの優等生的なイメージから解き放たれた自由なアリシアを感じられる。アリシア自身が自分自身に正直になる、彼女のキャリアにおいても後にターニングポイントとされる作品になるだろう。アリシア、スウィズ・ビーツらからなる制作チームのイルミナリーズに加えて、ファレル・ウィリアムスら参加アーティストも豪華だ。 [URBAN ALBUM]ソニーミュージックジャパンインターナショナル 11月30日(水)発売 2200円(税別)

ぐうの音も出ない、名盤確実「ソルファ」ASIAN KUNG-FU GENERATION

2016.11.29Vol.679カルチャー
 バンド結成20周年を迎えてさらに精力的に活動を展開しているアジカンこと、ASIAN KUNG-FU GENERARION。最新作は自身の代表作であり名盤とも言われるセカンドアルバム『ソルファ』(2004)を新しいアプローチで再レコーディングした面白い作品。このアルバムには『サイレン』『ループ&ループ』『リライト』と、彼らにとって名刺代わりとも言える楽曲が収録されている。彼らの作品を愛する人たちが聞き比べて楽しむだけでなく、耳に入ってきた彼らの作品を聞く程度という人にもお勧めしたいアルバム。本作のリリースに合わせオリジナルがプライスオフで発売中。 [J-POP ALBUM]キューンミュージック 11月30日(水)発売 初回生産限定盤(CD+DVD)3700円 通常盤2913円(ともに税別)

絶妙な“リアルさ”に引き込まれる!『エクス・マキナ』

2016.11.29Vol.679DVD & Blu-ray
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの大作を退け見事、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した注目のSF映画。『わたしを離さないで』などの人気脚本家でもあるアレックス・ガーランドの初監督作。AIのヒロイン、エヴァを演じるのは『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。  世界シェア率NO.1の検索エンジン運営会社で働くケイレブは謎めいたCEOのネイサンが所有する邸宅に滞在する機会を得る。そこでネイサンが極秘開発した女性型ロボット・エヴァに搭載されたAIのテストに協力することになるが…。 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 発売中 ブルーレイ+DVDセット 3990円(税別)

藤本美貴 クリスマスプレゼントは「実用的な物が欲しい!」

2016.11.29Vol.679エンタメ
 藤本美貴が28日、「東急プラザ銀座クリスマス2016 PRイベント」に出席した。  同施設には、クリスマスシーズンに合わせ、ディズニーの『美女と野獣』をテーマにした巨大リースやツリー、フォトスポットなどが登場している。この日からディズニー映画最新作となる実写映画『美女と野獣』(来年4月21公開)のために制作された「赤いバラ」のスペシャルディスプレイも加わった。ディスプレイのアンヴェールをした藤本は「思っていたより大きい!」と目を丸くしていた。  この日のイベントでは、家族へのクリスマスプレゼントを選ぶという趣向も。夫でお笑い芸人の庄司智春には『スターウォーズ』のスマートフォンカバーを、子供たちにはぬいぐるみなどをセレクト。自分へのプレゼントは何がいいかと聞かれると、「ブーツかな……実用的なものがいいです。コートとか」。結婚して7回目となる今年のクリスマスは「家族で過ごすと思います」。  イベントにちなんで「(夫の)庄司は野獣?」と聞かれると藤本は苦笑い。「仕事ではタンクトップを何枚も破っていますが、家では大人しい。何かとありがとうと言ってくれるのでうれしいです」と話した。 「赤いバラ」のスペシャルディスプレイは12月25日まで展示される。

王室伝承のトータルケアブランド「スパセイロン」

12・31RIZINでマッハvs坂田。会見に小池栄子同席でマッハが激怒

自分で作って、みんなで遊ぶ。「スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS」

2016.11.29Vol.679GAME
 人気ゲーム「スーパーマリオ」のコースを自由に作って遊ぶことができる人気ゲームが、ニンテンドー3DSにも登場する。  このゲームの魅力は世界的に大人気、ロングセラーの「スーパーマリオ」を自分好みのコースを作って遊ぶことができること。ブロックや土管、いろいろなアイテムをを配置したり、ゲームスキンやシーンスキンを選んだり、難易度にフォーカス、デザインにフォーカスなどいろいろな角度から独自のコースを作ることができる。コースづくりの作り方もゲーム内で勉強できるのもポイントだ。作ったコースは自分で遊ぶだけでなく、ローカルプレイで友達に送ったり、すれちがい通信でコースを交換することもできる。  ゲームには、すぐに遊べる任天堂オリジナルコースが100コース収録されているため、それだけでもたっぷり遊ぶことができる。  作って、遊んで、交換して。「スーパーマリオ」と一緒の毎日が始まりそう。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

写真家が、見つめたもの『Flowers』写大ギャラリー・コレクションより

2016.11.29Vol.679ART
 国内外の写真家の貴重なオリジナル・プリント1万点以上を所蔵している写大ギャラリー。そのコレクションの中から“花”をキーワードに作品をセレクト。モノクロ、カラー合わせて約50点の作品を展示する。  世界中の文化において、古来より花は備えられ、身に着けられ、工芸品や日用品に描かれることで、人の日常に彩りと潤いを与えてきた。花はあらゆる文化圏において人の心と体に寄り添ってきた普遍的な存在であり、同時に芸術家たちにもインスピレーションをもたらしてきた。写真においても例外ではなく、19世紀の写真術発明当初から、花は被写体として写真家たちに好まれてきた。主題にも背景にもなり、作品に美しさを添えながら、写真家の視線や思考を現してきた。  本展では、19世紀後半から現代まで古今東西の作品を幅広く紹介。花が写真に写されたそれぞれの時代や地域、文化の中でどのような意味を持っていたのか。そして写真家がどんな思いを込めて花を見つめたのか、思いを巡らせてみたい。 【時間】10?20時【休】会期中無休【料金】入場無料【問い合わせ】03-3372-1321(代)【交通】地下鉄 中野坂上駅1番出口より徒歩7分【URL】 http://www.shadai.t-kougei.ac.jp

THL編集部オススメMOVIE『エヴォリューション』

2016.11.29Vol.679映画
 少年と女性しかいない人里離れた島に母親と暮らす10歳の少年ニコラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象。異変に気付き始めたニコラは夜半に出かける母親の後をつける。島の秘密を探ろうとしたニコラを待ち受けていたのは…。 監督:ルシール・アザリロヴィック 出演:マックス・ブラバン、ロクサーヌ・デュラン他/1時間21分/アップリンク配給/渋谷アップリンク他にて公開中  http://www.uplink.co.jp/evolution/

THL編集部オススメMOVIE『L−エル−』

2016.11.29Vol.679映画
“色のない街”で生まれ、両親に愛されながら幸せに育った少女エルだったが両親の突然の事故死により人生が一変。幼なじみの絵描きの少年オヴェスと励まし合いながら暮らしていたが“ある選択”を迫られ故郷から去る。 監督:下山天 出演:広瀬アリス、古川雄輝他/1時間47分/東宝映像事業部配給/TOHOシネマズ 日本橋他にて公開中  http://acidblackcherry-movie-l.net/

写真家が、見つめたもの 瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす

2016.11.29Vol.679ART
 1936年、フォト・デッサン集『眠りの理由』で鮮烈なデビューを飾り、戦後日本の美術界に大きな影響を与えた芸術家・瑛九(えいきゅう、本名:杉田秀夫、1911?1960)の、若き時代に着目した展覧会。  近年、新たに収蔵したフォト・デッサンやコラージュなど当時の作品約50点の他、友人への手紙を中心とした貴重な資料の数々を初公開。若き芸術家の苦悩と葛藤を、作品と彼自身の言葉の両面から追体験させる。特に手紙は、戦前の前衛アートシーンを語るドキュメント資料としても貴重で、今回は約60通をカタログに翻刻掲載という形で一挙公開する。他にも、エッチングやリトグラフなど戦後や晩年の作品10点も展示。計約60点のミニ回顧展として、瑛九の全体像に触れられる機会となっている。  戦前、戦後の日本の前衛芸術のなかで、岡本太郎などとともに重要なアーティストのひとりである瑛九。当時、まだ若かった細江英公や池田満寿夫、河原温などにも影響を与えた、瑛九の個性的な芸術的センスに触れてみたい。 【時間】10?17時(金土は20時まで。入館は閉館の30分前まで)【休】月曜(1/2、9は開館)、年末年始(12/28?1/1)、1/10【料金】一般430円、大学生130円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】地下鉄 竹橋駅1b出口より徒歩3分【URL】 http://www.momat.go.jp/
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

写真家が、見つめたもの 瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす

2016.11.29Vol.679ART
 1936年、フォト・デッサン集『眠りの理由』で鮮烈なデビューを飾り、戦後日本の美術界に大きな影響を与えた芸術家・瑛九(えいきゅう、本名:杉田秀夫、1911?1960)の、若き時代に着目した展覧会。  近年、新たに収蔵したフォト・デッサンやコラージュなど当時の作品約50点の他、友人への手紙を中心とした貴重な資料の数々を初公開。若き芸術家の苦悩と葛藤を、作品と彼自身の言葉の両面から追体験させる。特に手紙は、戦前の前衛アートシーンを語るドキュメント資料としても貴重で、今回は約60通をカタログに翻刻掲載という形で一挙公開する。他にも、エッチングやリトグラフなど戦後や晩年の作品10点も展示。計約60点のミニ回顧展として、瑛九の全体像に触れられる機会となっている。  戦前、戦後の日本の前衛芸術のなかで、岡本太郎などとともに重要なアーティストのひとりである瑛九。当時、まだ若かった細江英公や池田満寿夫、河原温などにも影響を与えた、瑛九の個性的な芸術的センスに触れてみたい。 【時間】10?17時(金土は20時まで。入館は閉館の30分前まで)【休】月曜(1/2、9は開館)、年末年始(12/28?1/1)、1/10【料金】一般430円、大学生130円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】地下鉄 竹橋駅1b出口より徒歩3分【URL】 http://www.momat.go.jp/

青柳翔「月刊EXILE」1月号で初のソロ表紙

2016.11.29Vol.679EXILE TRIBE
   劇団EXILEの青柳翔が、26日発売の雑誌「月刊EXILE」で初の単独表紙を飾った。同誌では、青柳の魅力満載の撮り下ろし写真を14ページに渡り使用した大特集を実現。同時に、10月30日にラゾーナ川崎プラザで行われた、1stシングル「泣いたロザリオ」発売記念イベントファイナルの模様も掲載されている。  青柳翔にとって初となる今回の「月刊EXILE」での表紙巻頭は、写真のみで読者諸氏とコミュニケーションを図る斬新な構成となっている。贅沢にいくつものロケーションを移動しながら展開するフォト・ストーリーは、まるでロード・ムービーさながらであり、俳優・青柳翔だからこそ表現することのできたワイルドでセクシーな姿に目がくぎづけになること必至。フル・ボリュームの14ページに渡って繰り広げられる豪華撮り下ろし特集で、彼の魅力をたっぷり感じて欲しい。2017年初夏公開予定の主演映画『たたら侍』が控えるなど、俳優に歌手にと活躍の幅を広げ続ける彼に今後も注目が集まりそうだ。  また、今回の表紙特集に先んじて10月26日に1stシングル「泣いたロザリオ」をリリースした青柳翔。10月23日に関西を皮切りにスタートした発売記念イベントが、去る10月30日ラゾーナ川崎プラザにてファイナルを迎えたのだが、同号ではそのイベント模様も詳細にレポートを行っている。本格的な歌手活動をスタートさせた青柳の姿をひと目見るために、会場には約8,000人の観客が殺到、周囲360度を囲む観覧エリアは超満員に。大歓声に包まれながら登壇した青柳は、「このような場所で歌える機会をいただけことが本当にありがたいです」と胸中を明かし、自身が敬愛するEXILE ATSUSHIが作詞と作曲を手掛けた「Maria」に加えて、〈切なさ〉をキーワードに男性の悲恋を描いて年齢性別を超えて共感を呼ぶ表題曲「泣いたロザリオ」をパフォーマンスして超満員の会場を魅了した。  イベント終盤には、ライヴ前に来場者が書き込んだという巨大な寄せ書きボードがステージ上に運び込まれて、1stシングル発売を祝ってファンから贈られた温かな気持ちに感激する場面も。さらに、劇団EXILEから小澤雄太、町田啓太、野替愁平(SWAY)、八木将康、佐藤寛太が祝福のために花束を持ってサプライズで登場! 「今、ステージ裏のテントに隠れながらみんなで歌っていました」とメンバーから声をかけられた本人は、「もう、超びっくりしたよ!」と照れ笑いしつつも喜びを語り、「これからも俳優と歌手と、どちらも全力でがんばっていきたい」と今後に向けて意気込みを語った。

やはり彼らは只者ではなかった『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』

2016.11.29Vol.679【TOKYO HEADLINEの本棚】
 奥さんが現役藝大生という著者によるノンフィクション。きっかけは、書斎で巨大な木の塊から木彫りの陸亀を掘り出したり、体に半紙を張り、自分の型をとっていた妻を見たこと。そこにまったく別の世界に生きる人の気配を感じたという。さらにダメ押しとなったのが、台所に転がっていたツナ缶。ツナ缶だと思ったそれは実はガスマスクで、藝大の生協に売っているという。そこから藝大に興味を持ち、妻に案内してもらいながら、藝大という名の秘境に足を踏み入れたのだ。  上野にある藝大は、駅を背にして左側が美術学部の“美校”、右側が音楽学部“音校”に別れている。その境界線に立った著者はまず、見た目の違いに気づき、数分も眺めていれば、歩いてくる学生が音校と美校のどちらに入っていくか、分かるようになったという。そこから、取材がスタート。ちなみに、大学受験最難関の1つと言われている東大理3の、平成27年度の志願倍率は4.8倍。対して藝大の最難関、絵画科の同年の倍率は、なんと17.9倍になるという。藝大全体でならしても7.5倍で、その昔は60倍を超えたことも。  超狭き門の藝大だが、著者がインタビューした学生はことごとくユニーク。しかも特別おもしろそうな人だけをピックアップしたというわけではない。小さい頃から漆が好きで、工芸科漆芸専攻に入りながら、絡繰り人形の制作に没頭している人、口笛をきわめ口笛で藝大に入った男、刺青に興味を持ち、絵画科日本画専攻に学ぶ元ホストクラブ経営者など。藝大には、そういう人を受け入れる懐の深さと、自主性を重んじ、学生のやりたいようにやらせる校風があり、これもまた信じられないことばかり。著者は美校、音校、両方のさまざまな学科の藝大生に、入学から卒業後のビジョンまで丁寧にインタビュー。謎に包まれた秘境の秘密が少しは分かる!?

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第52回 AMAZINGなNOV.(^o^)v

ぐうの音も出ない、名盤確実「リアル・ロイヤル・アルバートホール」ボブ・ディラン

2016.11.28Vol.679カルチャー
 ノーベル文学賞受賞、連絡取れず、授賞式は欠席!? と話題を提供し、既に知られた名前をさらに知らしめた、米シンガーソングライターのボブ・ディランの最新作品。今から約50年前、1966年のイギリスのロイヤル・アルバート・ホールでのライブパフォーマンスの音源を使った。『ミスター・タンブリン・マン』『女の如く』『ライク・ア・ローリング・ストーン』などを収録している。この頃のディランはアコースティックとエレクトリックの二つの構成でライブを行っていた時代。12月7日には最新ベスト盤『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』も発売。 [ROCK ALBUM]ソニーミュージックジャパンインターナショナル 発売中 3000円(税別)

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