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メルセデスの新ワゴンでセレブなサンタに

2016.12.12Vol.680特集
大好評のE-Classに新たにステーションワゴンが登場! 六本木のメルセデス・ベンツ コネクション(以下:MBC)の期間限定イベントと合わせて、特別なクリスマスの“ギフト”を体感して。

三代目 JSBが贈るXmas特番『三代目 J Soul クリスマス』

2016.12.12Vol.680EXILE TRIBE
 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが、12月22日にTBS系でオンエアされる特別番組『三代目 J Soul クリスマス』へ出演することが決定した。  同番組は、好評を博した昨年に続いて2年連続での放送となっており、今回も「ニンゲン観察バラエティ『モニタリング』」とのコラボレーションとして制作されている。また、三代目 J Soul Brothersがメンバー全員で民放のバラエティ番組に出演するのは昨年の同番組以来、約1年ぶりとなる。番組では、「三代目 J Soul Brothersメンバーが突然現れ、Xmasにスペシャルなプレゼント」をテーマに、日本向上委員会と称して全国津々浦々、老若男女の想いを叶えに行くというロケ企画を繰り広げる。  NAOTOは、思春期まっただ中の生徒が抱える悩みを解決すべく都内の中学校へ。ELLYと登坂広臣は、三代目 J Soul Brothersの大ファンながら遠く離れた五島列島に住んでいるために、ライヴに行けないというおばあちゃんの元をサプライズ訪問。他にも、自らお店を出してがんばっているケーキ屋さんの女の子は、大好きな三代目の小林直己と岩田剛典が突然訪れても果たしてプロとしての接客ができるのか…。さらに、三代目に憧れを抱く青年から山下健二郎と今市隆二が依頼を受けて提案するプロポーズのお手伝いの結果とは…?など、クリスマスならではのサプライズ企画が盛りだくさん。生の三代目 J Soul Brothersを目の当たりにした人々のリアクションは必見であり、日頃テレビではなかなか見られないメンバーの素顔や魅力が詰まった構成となっている。  また、スタジオではメンバーのパーソナルに迫るトークも展開。女優・北川景子がスペシャルゲストとして登場して聖夜に華を添える一方、トレンディエンジェルや永野といった2016年を象徴する旬な芸人勢が「三代目 J Soul Brothers」をキーワードに披露するその日限りのスペシャルなネタも見逃せない。  そして、番組放送を前にリーダーNAOTOからのコメントが到着。 「去年に引き続き今年も番組をやらせてもらえるなんて本当に光栄です!! なかなか歌番組以外のテレビに三代目メンバー全員で出る事がないので楽しみです! 今回はメンバーそれぞれが、色んな場所にロケに出させていただきました。それぞれが日本全国沢山の方と接して自分達としても楽しませて頂きましたし、メンバーのかなり素な部分が出ていると思います! 不慣れではありますが、三代目のメンバーの仲の良さが観て頂いてる方々に伝わればいいなと思います。僕は、いつも『モニタリング』でもやらせて頂いている、学校生活向上委員会で都内のある学校に行きました!! 今回は初めて中学生とも触れ合って本当に可愛いくて、純粋過ぎて会った瞬間に泣いてくれるような子もいて感動的でした。ぜひ、クリスマスに自分達三代目 J Soul Brothersと一緒に楽しんでもらえたらと思います!」と語った。

東京野菜の加工品が誕生【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】

2016.12.12Vol.680新商品
 今年3月設立した東京野菜普及協会。東京野菜とは、いわゆる江戸野菜とは別の東京23区、多摩地区、伊豆大島・小笠原・八丈島などの離島を含む東京全域で生産されたもの。そんな東京野菜をブランド化しようとしたのが、協会理事で大田市場の仲卸会社大治の本多さんだ。 「18年前から東京野菜の取り組みを始め、最初は1件の農家さんだけだったのが、現在は60件以上の農家さんとお付き合いをしています。これまで東京野菜の販売促進をやってきて、ある一定の成果を上げてきましたが、それでもまだ十分とは言えない。今後は切り口を変えて販促をしていこうというのが、東京野菜普及協会設立のきっかけです。そしてその取り組みの第一段として、東京野菜を使った加工品を作りました」  そこで開発したのがレトルトカレー“東京野菜カレー”と、ビッグシェフとコラボした“グリーンナチュラルドレッシング”。 「コンセプトはTokyo×Tokyo(×Tokyo)。3つの“Tokyo”は東京で生産したものを使用し、東京で製造加工、東京で消費するという事。ただし3つ目の東京は、東京以外では消費させないという意味ではないので、カッコをつけさせていただいてます」  東京野菜を普及させることで実現したいこと。 「もともと東京という場所は生産に適している場所なんです。江戸時代であれば、100万人の江戸市民が東京周辺の野菜を食べていたのですから、それだけ生産のポテンシャルはある。東京で都民の野菜の食料自給率100%とはいかないまでも、シェアを3%、5%、7%と増やしていければ、いいなと思っております。そうなれば東京での地産地消が増え、食料の輸送距離が短くなる。結果としてCO2が削減され、環境改善という取り組みにもつながります。今後はそんな所までつなげていきたいですね」

スキー&スノーボードはお得な早割で!シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳/小海リエックス・スキーバレー

2016.12.12Vol.680旅行・レジャー
   スキーシーズン迫る今、ひと足先におトクな冬の準備を始めよう!ローソンチケットでは、2016年―2017年のスキー&スノーボード、早割リフト券と共通シーズン券&共通回数券を発売中。例えば、コンパクトなゲレンデに楽しさが詰まったファミリーリゾート・シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳や全長2.5㎞のダウンヒルコースを持つ本格スキー場・小海リエックス・スキーバレーは、早割全日券が通常3500~4000円のところ2700円、早割平日券が通常3500円のところ2160円になるなど、当日券より最大1340円もお得に。ほかにも北海道から近畿地方まで、人気のスキー場がお得な早割リフト券を販売しているので、出かける前には忘れずにチェックしよう。チケットは、ローソン・ミニストップ店頭Loppiにて好評発売中!  

白洲正子が愛したきもの「特別展 白洲正子ときもの」

2016.12.12Vol.680今日の東京イベント
 松屋銀座は、88年の生涯を通じて独自の美意識を貫いた随筆家・白洲正子が実際に身に着けた“きもの”に焦点を当てる「特別展 白洲正子ときもの」を開催する。何物にもとらわれず、独自の美意識を貫いた白洲正子は、骨董、陶磁器など、生涯さまざまな品物を手に入れ、身近に置いて、日々の暮らしに彩を添えた。同展では、正子が母から受け継いだ帯や能舞台に立った時の着物、武相荘での暮らしの中で身に着けた季節ごとの着物や和装小物、書斎で愛用した品々など約150点を展観。白洲正子が愛した“きもの”の魅力を紹介する。

【RIZIN】日本の年末はやっぱり格闘技じゃなくっちゃ!! part.2[浅倉カンナインタビュー]等

【RIZIN】日本の年末はやっぱり格闘技じゃなくっちゃ!! part.1[川尻達也インタビュー]

世界へ羽ばたくアーティストを募集「Amuse Multilingual Artists Audition“世界と、話そう。”」

2016.12.12Vol.680カルチャー
 アミューズが、日本語のほかにもう一つ以上外国語を話せる初のマルチリンガルオーディション「Amuse Multilingual Artists Audition“世界と、話そう。”」を開催中。外国語は日常会話ができる程度で応募可能。俳優、モデル、タレント、シンガー、文化人、キャスター、芸人などジャンルを問わず幅広く募集。また、海外からも応募可能で、国籍不問の6〜30歳が対象。アンバサダーのディーン・フジオカとホラン千秋のように国内外で活躍できるアーティストの獲得を目指す。将来的には日本と世界の架け橋となるアーティストを育成し、より多くのエンタテインメントを発信する。  

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

YUYA(松下優也)NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」“栄輔”役でブレイク

2016.12.12Vol.680インタビュー
2008年にソロアーティストとしてデビューした松下優也。その後、アーティスト活動と並行し、現在放送中のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演するなど俳優としても活躍中だ。今回、松下が中心となり、関西発のボーカル&ダンスグループX4を結成。グループへの思いと、俳優業について語る。

黒木華 2017年2月、舞台『お勢登場』でタイトルロールのお勢を演じる

2016.12.12Vol.680インタビュー
黒木華の2016年は大河ドラマ『真田丸』への出演をはじめ、映画、舞台、ドラマとジャンルを問わず話題作への出演が続いた。女優としてひとまわりもふたまわりも成長した黒木の2017年は自らがタイトルロールのお勢を演じる舞台『お勢登場』で始まる。

格闘家イケメンファイル Vol.62 一度引退した激闘王 石橋佳大(いしばし・けいた)

2016.12.12Vol.680格闘家イケメンファイル
 先月行われたプロフェッショナル修斗公式戦 環太平洋フェザー級チャンピオンシップで岡田遼に勝利、王座を獲得した石橋佳大。今年のベストバウトとも称される激しい試合は、背水の陣で臨んだものだった。 「2度目のチャンピオンシップだったので、2回挑戦してダメだったら多分3回目はもう回ってこないだろうなと思っていた。これで負けたら引退かなと。ですから、今までで一番強い覚悟を持って挑めましたし、それまでの練習も本当に充実していました」と石橋。「1度目のチャンピオンシップは根津優太選手。その時は、試合後倒れてしまって全く動けなくなり、人生の中で一番苦しい思いをしたんです。でもそれがあったから、どれだけ疲れ果てても、ウオーミングアップだと思える。あの時は倒れたまま、このまま死ぬんじゃないかと思ってましたから。根津戦以上の苦しみはないと思い練習してきて、それが今のファイトスタイルにつながっているような気がします。今回対戦した岡田選手も前評判通り強くて、僕がどう攻めてもうまくいなされた。とにかく全局面で対処され、なかなか突破口が見つからない。今でもトータルの総合格闘家としての能力は岡田選手のほうが上だと思いますもん。勝因? うーん、場数ですかね。くぐってきた修羅場の数が違いますから(笑)」  あくまで謙虚な石橋だが、その背景には大きな挫折があった。 「2009年にデビューしたんですが、5戦やって1勝4敗と成績がまったく振るわなかった。それで負けすぎて嫌になって2年間格闘技をやめていたんです。週に1回柔術クラスの指導をしていたので、現場監督のようにジムに顔を出すだけで、気持ちはやさぐれていた(笑)。本当にそれ以外は何にもやっていなくて…。しかし、2013年の夏にミヤオ兄弟という柔術の世界チャンピオンが日本のトーナメントに出場したのを見て、柔術ならちょっとやりたいなっていう気持ちになった。MMAはまだやる気にならなかったんですけど、柔術を始めると楽しくなってきて。それからまず体作りから始めていた時に、先日引退した菅原(雅顕/前世界バンタム級王者)選手からスパーリングの相手になってくれないかと頼まれて、パートナーを務めているうちに、それも楽しくなってきて(笑)。もう1試合ぐらいやってみて、それでダメだったら引退すればいいかと思って復帰しました」  復帰後は気持ちの面で大きく変わったという。 「今思うと、デビューしてからの試合は“これで勝てるでしょ”ぐらいの気持ちで試合に出ていたような気がします。しかし、復帰してからは負けたら終わり、負けたら今後一切格闘技はやらないという覚悟でやっています。練習でも全部出し切ってやる。そいういう覚悟が以前とは変わったところですね。また、以前は秒殺してやろうと思って試合に臨んでいましが、今は全部出し切って判定ギリギリでもいいから勝とうという意識に変わりました。そう思うと不思議なことに、秒殺で勝っちゃったりする(笑)。復帰戦で1分ほどで勝ててから、それから5連勝してチャンピオンシップまで行けたので、気持ちの問題ってすごく大きいなと。常にあと1回負けたら辞めようと思い続けて、気がついたら勝ちを積み上げていたという感じです」  デビュー後の敗戦がトラウマなのか、チャンピオンになっても、やすやすと実力を過信しない性格に。 「僕は戦績がいいほうじゃないんです。ランキングを見てもまだまだ自分が強いという自覚がない。確かにチャンピオンになってベルトは取りましたが、ベルトを巻いたからといって、自分が一番強いとは思っていないです。逆に、自分が最強だと思ったら、それ以上強くはなれない気がする。1勝4敗から這い上がってきた負け犬根性で戦ってきた気持ちは忘れないですね」  今後は挑戦される立場だ。 「そうは言ってもこれからは狙われる立場だというのは、しっかり自覚しているので、常に戦える準備はしておきたいなと思います。地味な選手ですがベルトを譲る気は毛頭ないので、また激しい試合をして最後は絶対に極めて勝つ。自分では全然期待されていないチャンピオンだと思うので、これからも挑戦者の気持ちで頑張っていきたいと思います」

【長島昭久のリアリズム】トランプ政権を迎え撃つ我が国の覚悟

2016.12.12Vol.680長島昭久のリアリズム
「不動産王」転じて「暴言王」と称されたドナルド・トランプ氏が激戦の米大統領選を制すると予測できた人は世界中でもほんの一人握りではなかったでしょうか。すでに、「保護主義が加速するのではないか」「欧州に暗い影を落としている排外的な政治勢力がますます台頭するのではないか」「第二次大戦後にアメリカを中心に構築されたリベラルな国際秩序が崩壊するのではないか」などなど、有識者を中心に世界中で懸念が広がっています。我が国でも、ヒラリー・クリントン女史の勝利を前提に組み立てられてきた安倍外交が、肝心のTPPと日露関係で大きく変調を来しています。  とりわけ、日米同盟の行方が気懸りです。2009年に起こった日本の政権交代でも日米関係が安定するのに約1年かかりましたが、今度は全く新しいタイプのアメリカ大統領の登場(8年ぶりの共和党政権という以上に、政治家でもなく軍務経験も持たない史上初の大統領の誕生)ですから、日米同盟の基本構造に大きなインパクトを与えることになるのは明らかです。現に、選挙キャンペーン中には、米軍の駐留経費負担や日本の核武装、防衛費などをめぐって歴代米政権とは全く異質の見解が示されました。  しかも、巷間伝えられるところによれば、選挙後に会談したヘンリー・キッシンジャー博士はトランプ氏に対し「中国とのグランド・バーゲン」を働きかけたといいます。その意味するところはハッキリしませんが、ニクソン政権で同盟国の頭越しに電撃的な米中和解を実現させたキッシンジャー博士の発言だけに、これまでのアジア太平洋地域における国際秩序の根幹を揺るがすような「変化」が起こる可能性を覚悟せねばならないでしょう。最近のインタビュー記事で「同盟関係を考え直す必要がある」と明言しているキッシンジャー博士だけになおさらです。  政権の中枢であり対外関係を取り仕切る国務、国防両長官がいまだに揃っていない段階でトランプ政権の外交・安全保障政策を予測することは困難です。しかし、キッシンジャー博士の言葉があろうがなかろうが、日米同盟が真に試されるのは対中戦略をめぐってであることは自明ですから、我が国のNSC、外務、防衛当局は一刻も早くトランプ次期政権のカウンターパートと的確なコミュニケーションを図る必要があるでしょう。  日本は、これを機に、独立自尊の精神に立脚して、日米同盟の基本構造、アジア太平洋地域の平和と安定と繁栄の秩序づくりにおける自国の責任と役割について、今一度ゼロベースで考え直さねばなりません。いつまでもアメリカに依存した姿勢で乗り切れるほど今後の国際環境は甘くないと腹をくくり、トランプ新政権と対等の立場で同盟戦略を再構築して行くのです。 (衆議院議員 長島昭久)
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

【長島昭久のリアリズム】トランプ政権を迎え撃つ我が国の覚悟

2016.12.12Vol.680長島昭久のリアリズム
「不動産王」転じて「暴言王」と称されたドナルド・トランプ氏が激戦の米大統領選を制すると予測できた人は世界中でもほんの一人握りではなかったでしょうか。すでに、「保護主義が加速するのではないか」「欧州に暗い影を落としている排外的な政治勢力がますます台頭するのではないか」「第二次大戦後にアメリカを中心に構築されたリベラルな国際秩序が崩壊するのではないか」などなど、有識者を中心に世界中で懸念が広がっています。我が国でも、ヒラリー・クリントン女史の勝利を前提に組み立てられてきた安倍外交が、肝心のTPPと日露関係で大きく変調を来しています。  とりわけ、日米同盟の行方が気懸りです。2009年に起こった日本の政権交代でも日米関係が安定するのに約1年かかりましたが、今度は全く新しいタイプのアメリカ大統領の登場(8年ぶりの共和党政権という以上に、政治家でもなく軍務経験も持たない史上初の大統領の誕生)ですから、日米同盟の基本構造に大きなインパクトを与えることになるのは明らかです。現に、選挙キャンペーン中には、米軍の駐留経費負担や日本の核武装、防衛費などをめぐって歴代米政権とは全く異質の見解が示されました。  しかも、巷間伝えられるところによれば、選挙後に会談したヘンリー・キッシンジャー博士はトランプ氏に対し「中国とのグランド・バーゲン」を働きかけたといいます。その意味するところはハッキリしませんが、ニクソン政権で同盟国の頭越しに電撃的な米中和解を実現させたキッシンジャー博士の発言だけに、これまでのアジア太平洋地域における国際秩序の根幹を揺るがすような「変化」が起こる可能性を覚悟せねばならないでしょう。最近のインタビュー記事で「同盟関係を考え直す必要がある」と明言しているキッシンジャー博士だけになおさらです。  政権の中枢であり対外関係を取り仕切る国務、国防両長官がいまだに揃っていない段階でトランプ政権の外交・安全保障政策を予測することは困難です。しかし、キッシンジャー博士の言葉があろうがなかろうが、日米同盟が真に試されるのは対中戦略をめぐってであることは自明ですから、我が国のNSC、外務、防衛当局は一刻も早くトランプ次期政権のカウンターパートと的確なコミュニケーションを図る必要があるでしょう。  日本は、これを機に、独立自尊の精神に立脚して、日米同盟の基本構造、アジア太平洋地域の平和と安定と繁栄の秩序づくりにおける自国の責任と役割について、今一度ゼロベースで考え直さねばなりません。いつまでもアメリカに依存した姿勢で乗り切れるほど今後の国際環境は甘くないと腹をくくり、トランプ新政権と対等の立場で同盟戦略を再構築して行くのです。 (衆議院議員 長島昭久)

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第39回 トランプ現象はただのポピュリズムではない

2016.12.12Vol.680鈴木寛の連載コラム
 早いもので今年の本コラムもこれが最後になりました。年の瀬にかけて、激動の2016年を象徴するようなニュースが相次いでいます。言わずもがなのアメリカの大統領選。数々の暴言もいとわなかったドナルド・トランプ氏が勝利し、6月に行われたイギリスの国民投票でEU離脱を決めたのに続いて、全世界に衝撃を与えました。  ヨーロッパでも余波が続きます。本稿締め切り間際の12月4日、オーストリアの大統領選で、移民締め出しなどを訴えていた極右政党の候補者が敗れたものの、得票率が半数近くと、あと一歩まで勝利に迫りました。同日に行われたイタリアの憲法改正を問いかけた国民投票で、反対票が賛成票を上回り、改憲によって議会制度を改めようとしたレンツィ首相の退陣が決まりました。反対派を後押ししたのが、ユーロ離脱などの反グローバル政策を掲げる新興政党の「五つ星運動」でした。  欧米で既存の政党を批判する勢力が躍進している背景として、ポピュリズムの激化を指摘する見方があります。ポピュリズムとは日本語で「大衆迎合主義」、つまり有権者の人気取りを最優先にした政策を掲げる政治手法で、たとえば厳しい財政状況を無視して税金を下げるような公約をします。日本では実感がありませんが、移民の流入が深刻な問題になっている欧米諸国では、治安の悪化や雇用が奪われることへの懸念から、移民の受け入れに消極的または反対する自国民も多く、「メキシコとの国境に壁を築く」と宣言したトランプ氏のように“現実離れ”した公約を掲げる候補者もいます。  ここで私が感じるのは、世界各地で取りざたされる「トランプ現象」を、ポピュリズムと切り捨て、あるいは冷ややかに見ているだけでは、正確に事実を直視していないのではないか、ということです。米大統領選でクリントン氏勝利を確信していた日米のメディア、あるいは有識者と呼ばれるエリートの人たちが、なぜ予測を外したのか。あるいは、結果が出た後に「隠れトランプ支持者がいた」などと分析していますが、早くからトランプ氏の勝利を予測していた数少ない専門家の発信内容を確認すると、共和党の予備選挙参加者がうなぎのぼりに増えるなど党勢拡大の基調だったことが見落とされていた実態があるようです。  私はアメリカの選挙の専門家ではありませんが、トランプ氏とその支持者たちをよく思わない既存のエリート層が数々の「不都合な真実」に目をつぶっていたのではないかという気がしてなりません。「トランプ現象」は俗説を疑って考えてみることの重要さと、本質に迫る洞察力と分析力を身につける必要をあらためて教えてくれたのではないでしょうか。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

『未来を花束にして』試写会に15組30名 

2016.12.12Vol.680映画
 女性に参政権が認められていなかった20世紀初頭のイギリスで、権利を求めて闘った女性たちの実話を描く感動作。ごく普通な主婦でありながら参政権運動に身を投じ自らも変貌していく主人公モード役に『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。その夫にベン・ウィショー。実在する女性運動の指導者エメリン・パンクハースト役にメリル・ストリープ。モードの同志役にヘレナ・ボナム=カーター。  1912年、ロンドン。劣悪な環境の洗濯工場で働くモードは、夫サニーと幼い息子ジョージの3人で暮らしていた。ある日、モードは洗濯物を届ける途中でWSPU(女性社会政治同盟)の活動に遭遇する。アイルランドでテロ対策に辣腕をふるったスティード警部により、歴史上初となるカメラによる市民監視システムが導入されたために、無関係だったモードもターゲットの1人として認識されてしまった。モードは。下院の公聴会で証言することになるが…。  2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開。

『ザ・コンサルタント』試写会に15組30名 

『マグニフィセント・セブン』試写会に15組30名

2016.12.12Vol.680映画
 世界の名だたる監督たちに多大な影響を与えた黒澤明監督の代表作『七人の侍』と、西部開拓時代のメキシコに舞台を移してリメイクされた『荒野の七人』。映画史に金字塔を打ち立てたこの2作を原案として、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督が新たな伝説を築く!  キャストには、主演のオスカー俳優デンゼル・ワシントンを筆頭に『ブルーに生まれついて』のイーサン・ホーク、『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のイ・ビョンホンら、豪華な顔ぶれが集結。オリジナルのDNAをどう昇華させるのか期待大。  冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町ローズ・クリークで人々は絶望的な日々を送っていた。ある日、ボーグに家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサムを中心とした7人のアウトローを雇い、正義のための復讐を依頼。最初は金のために集まった即席の集団だった彼らだが、町を守るため命をかけた戦いに挑んでいく。  2017年1月27日(金)より全国公開。

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