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脱こじらせへの道 第20回特別編 根っからセックスが嫌い

2016.04.08Vol.664COLUMN
 こじらせからの脱却を図るべくスタートしたこのコラムも今回で20回目となりました。  こじらせを考えるのに、このコラムでは女性の性欲・セックス観というところを中心にして、アンケートを参考に話を進めてきたのですが、これまでに気づいたことや取りこぼしてきたことを振り返ってみようと思います。  まず私自身のことを最初に言いますと、このコラムをやることで、こじらせから少しずつ脱却してきた気がします。  やっていくなかで、脱却するにはこういうことに気をつけていけばいいのではないかと感じました。  1.頭でっかちに「こうあるべき」と考えていると、理想と現実のギャップがうまらず、こじれを招く。  2.自身の性欲を認められないと、これも同様にギャップが生じこじれを招く。  3.女性の社会進出に伴い、選択の自由・権利と責任が増えていることを自覚できないままでいると、世間や体制との溝が深まり、男女間のこじれを招く。  共通しているのは、自己を客観視できているかどうかということ。  つまり、自分の現実を直視できているかどうかということ。  客観視できないまま進み続けることがこじらせなのではないかということが言えるかと思います。  例えば、どんなに顔がかわいくても、似合わない服を着ていれば残念なこともありますよね。  それに対して、美人ではなくても全体的にかわいいイメージを与える女性も。  客観視できていれば「こうあるべき」と考えるまでもなく、自分に必要なものが何かがおのずと分かるはずです。  もちろん、着たい服を着る、やりたいことをやるということが大切な局面もありますけどね。  と、こういったことが自分の中で見えてきました。  あくまで私の場合ですが、当てはまる方も決して少なくないのではないでしょうか。  このコラムでは私の職業の特性上もあって、女性の性欲ありきで考えることが多かったですよね。それも「女性にも性欲がある」ということを前提としていました。  いわば「性欲肯定派」で話を進めてきたんですが、このコラムをやっていくなかで、そういう人たちばかりではないということも分かってきました。  実は私の友人が、私のコラムを読んで 「私はセックスするよりも添い寝するくらいでちょうどいい」 「セックスは気持ち悪い」  というふうに思っていることを教えてくれました。  それまでは、女性にももちろん性欲があるはず、そういうことを言っている人は恥ずかしいか、性欲に気づいていないだけと思っていました。  でも、話を聞いてみるとどうもそういうわけではなさそうです。  たとえば「しなくてもいい」と思う人はいるかもしれない。必要性がないというだけで、必要とするときが来たらするかもしれない。  でも「気持ち悪い」というのはどういうことなんだろう?  必要・不必要に関わらず、嫌悪という感情がそこにはあるんですよね。  友人というのは、似たもの同士が集まりがちです。私もあけすけに言うタイプなので、周りもそう言う人が多かった。「セックスが好き」とか「性欲がある」とかちゃんと言える人ですね。この業界の子ではないのに、オナニーの話だってできます。  私はそういう人同士で集まるものだと思っていたんです。  私的には「セックスが気持ち悪い」という人も「セックスが大好き」な人とも普通に友達でいられるということはちょっと不思議でしたが、そうでもないんですね。  まあ、男性同士で下ネタで盛り上がっていても、いざみんなで「ソープに行くぞ!」という場面になると「いや、俺はいいわ…」という人はいるらしいので、聞いている分にはいいけど自分のことを語るのは嫌ということなのかもしれません。  話だけならいいのか、自分に関わるものは話だけでもダメなのかとかハードルは人それぞれあるとは思います。  そこでまた疑問として浮かぶのが「セックスが嫌い」「性欲がない」というのはどういうことが原因なんだろうかということです。 「たまたまいいセックスをしていない」 「初体験がうまくいかなかった」というのは分からないでもないのですが、 「根っから」という人もいるようです。  どうも私の友人は、その「根っから」なのではないかと思っています。 「汚い」とか「不潔」とか、潔癖な人が嫌悪するという場合もあるかもしれません。  でも、性の嫌悪と潔癖というのはちょっと違う気もします。  そしてこれは、男女ともにあるようです。  そして「根っからセックスが嫌い」というのは「こじらせ」とも違う気はします。  嫌いな理由を「ミソジニー」みたいな意識高い系の言葉を使って説明しようとするとか紐付けようとするのはこじらせているかもしれませんが、この話を掘るのは今はやめときましょう。  ただ昔に比べて格段に性は解放されてきているはずなのに、嫌いな人が増えるというのは不思議な気がします。  ちょっと飛躍した考えかもしれませんが、それに関しては「空気を読む」という日本独特の、というか最近の風潮が影響しているのではないかとも感じます。    例えば、このコラムの打ち合わせなんかは担当編集さんと社内でやっているのでなんとも思わないんですが、喫茶店でやっていたら怒られそうな話をよくします。 「教育に悪い!」とか言われるやつですね。  もともと日本って公共の場でセックスの話をするのは美徳ではない世の中ですよね。  その空気を読んでしまうと、あまりセックスの話はしないほうがいいということになって、そのうちに興味の対象から外れてしまう。  語らないほうがいいから語らない。嫌われたくないから語らない。  これって「こうしたい」ではなく「こうあるべき」「こうしなきゃ」「こうしないと嫌われる」という、こじらせのメカニズムと似ているような気がするんですが、どうなんでしょう。  空気を読むことに一生懸命になって、自由な発想ができなくなっている?  そういった文化で子供のころから育っていると、そもそも「こうしたい」と考える訓練ができていないので、「こうしたい」を見つけられないのではないでしょうか。  もしかしたら、「こうしたい」を見つけてはいけないとすら思っているのかも。 「セックスの話題は苦手」というポジションでいたほうが正しいと思ってしまうのかもしれません。  とは言え、これだけでは私の友人の例は説明しきれていません。  これからは、「女性の性欲」とともに「性への嫌悪」というところも考えていきたいなと思います。

松本、本番は気をつけて!!

2016.04.08Vol.664格闘技
 リオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねて行われた「全日本選抜体重別柔道」が3日終了。最重量級を除く男女6階級でリオデジャネイロ五輪代表が発表された。代表は国際大会での成績などのデータをもとに「金メダルが取れる可能性の高い選手」を選考。ちなみに発表された12人のうち、今大会で優勝したのは5人。  男子66キロ級の海老沼匡は準決勝で初優勝した阿部一二三に一本負けし、本番に不安を残した。また女子57キロ級の松本薫は観客席からの「待て」の声を審判の声と勘違いして準決勝で敗退。こちらも別の意味で不安を残した。

「バスタ新宿」開業

2016.04.08Vol.664NEWS HEADLINE
 東京・新宿に全国最大のバスターミナル「バスタ新宿」が4日午前0時にオープンした。ピーク時には高速路線バスの発着は1日最大1600便を超え、約4万人が利用する。JR新宿駅新南口とJR東日本の新設複合ビルに直結し、利便性が向上するだけでなく、周辺道路の渋滞緩和も期待される。  バスターミナルに加え、1階はJRのホーム、2階は改札、歩行者広場。3階は5台分のタクシー乗降場と30台分の待機場が設置され、目の前を走る甲州街道の渋滞の原因の一つとなっているタクシーの列もなくなる見込みだ。

「日本をどう元気にしていくか」 豪華ゲストが番組放送150回を祝福!

2016.04.07Vol.664ニュース
TOKYO HEADLINEがお届けするラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』放送150回記念イベントを開催。これまでに出演した豪華ゲストも駆けつけてくれました!

今年1回目の畑仕事 じゃがいもを植えて畑を耕す【Farming】

2016.04.07Vol.664Farming project
 都市生活者が農業を楽しみながら実践するファーミングプロジェクトが3月27日に、生命の森リゾートにて開催された。  この日は今年第1回目。6年目となるファーミングプロジェクトだが、これまでは天候や仕事の都合で畑の手入れがおろそかになってしまう畑もあったのだが、その長年の問題点を解消すべく、畑のレイアウトを変更。より一層管理のしやすい体制となった。  今年最初の仕事は5種類のじゃがいもを植えること。中央にある「イベント畑」に全員集合。約30センチ間隔で埋めて、さらっと土をかける。ただこれだけのことなのだが、初めて畑仕事をする子供たちの中には勝手が分からずキョトンとする子も。  大人が率先してやって見せて、子供たちもやっとやり方が分かった様子。続いていもといもの間に肥料をまいていくのだが、ついついいもにそのまま肥料をかけてしまう人もいたりして、注意される場面もあった。

料理できるのは枝豆だけ!の沢村一樹がハンバーグ!

ピースらがTシャツ選ぶ新サービス!「順位は出るの」と心配顔

4・10「Krush.65」山本優弥の「引退記念Tシャツ」発売&サイン会

2016.04.05Vol.663格闘技
「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)で「引退記念セレモニー」を行う山本優弥の「引退記念Tシャツ」当日発売される。  サイズはS・M・L・XL。カラーはブラック・ナチュラル・ターコイズ・ピンク。価格は3000円(税込)。各色とも限定枚数のみの販売となる。  それに伴い、正面ロビーの特設販売ブースで「引退記念Tシャツ」購入者限定で「開場~本戦開始まで」「引退記念セレモニー終了後の休憩時間」「全試合終了後」の3回にわたりサイン会を開催する。  またブースでは山本優弥、寺戸伸近、寺崎直樹のBooch Beat 3選手の入場テーマ曲が収録されたCD「力、鼓舞」も販売する。 ※山本優弥インタビューはこちら。 〈前編〉 http://www.tokyoheadline.com/?p=166469 〈後編〉 http://www.tokyoheadline.com/?p=166472

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

4・10「Krush.65」山本優弥 引退特別インタビュー後編「人に試合を見てもらうことがファイターの存在価値。引退セレモニーでは素直な気持ちを伝えたいと思います」

2016.04.05Vol.663格闘技
4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」で引退セレモニーを行う山本優弥の特別インタビュー・後編を公開。 ――さて4月10日(日)東京・後楽園ホール「Krush.65」での引退セレモニーも近づいてきましたが、どんな心境で当日を迎えると思いますか? 「それはちょっと分からないですね。僕も引退セレモニーは初めてのことなんで(笑)。いざリングに立ったら心が動かされることはあるかもしれませんが、僕自身が主役としてリングに立たせてもらう=感謝の気持ちを伝えることに徹すると思います。来てくれた方に試合を見せられないのは申し訳ない気持ちなんですけど、僕の感謝の気持ちや思っていることを言葉にさせてもらおうかなと思います。自分自身どんな言葉が出てくるか、どう振る舞うかはその時にならないと分からないし、僕も楽しみにしています。僕は事前に言うことを考えたり、用意することができない人間なんで、その時の素直な気持ちを伝えたいと思います」 ――引退後は指導者の道を進むことになりそうですか? 「はい。もともと空手を始めた11歳のころから先生にあこがれて先生になりたくて格闘技をやってきたんで、これからは自分がやってきた空手・キックを伝えていきたいと思います。今は尾下塾でクラスを持たせてもらったり、地元のスポーツセンターで空手を教えていて、これから指導者になるためには何をすればいいかを一生懸命考えているところです」 ――現役時代の優弥選手は17歳でプロデビューして、いわゆるK-1甲子園世代の選手たちの走りといえる選手だったと思います。若い選手たちが活躍しているK-1・Krushの状況をどう見ていますか? 「まず僕は年齢のことを気にしたことが一切ないんですよ。僕は周りに恵まれて色んな選手と練習させてもらいましたけど、若いからどうとか年齢が上だからどうとか思ったことがないですね。小さいころから、心が変に育つ前から格闘技を一生懸命やっていれば、今のように若い世代の活躍を生み出すと思いますけど、格闘技は何歳からでもできますよ」 ――優弥選手としては周りが自分のことを『若くて強い』と言っていた、という感覚だったんですね。 「そうですね。僕は『年下だから負けられない』と思ったこともないし『年上だから勝つのは大変かな…』と思ったこともないです。だからいかに工夫して練習するかなんですよ。僕は本当に色んなジムで練習させてもらったんですけど、なんでこの練習をやるのか? どういう意味があるのか? それを全部教えてもらいながら、自分で意味を理解して練習していたんで、練習以外のことをしたいとか遊びたいと思ったことがないんですよね。練習が一番楽しかったんで(笑)。僕はそれを親や周りにやらせてもらっていたんで、きれいごとじゃなくて感謝しかないです」 ――優弥選手から今の若い選手たちにメッセージはありますか? 「僕のころはたまたま同世代に強い選手がいなくて自分が目立っていましたけど、今は競技人口も増えて競技レベルも上がっている。そこを勝ち上がる選手はセンスも才能もあって、あまり苦労を知らない本当にエリートだと思います。その分、人間としての魅力や選手としての色気はまだないですよね。それは若い選手に言ってもしょうがないことだし、若い選手にそれを出せと言っても難しいです。でも僕が宮田(充)さんに教わったのは『プロの試合は人に見せるものだ』ということ。人に試合を見てもらえなかったら、僕らの存在価値なんてないわけですよ。じゃあ人に見てもらうためにはどうすればいいのか? 見てよかったと思える試合をすること。それが何かというと人の心を動かす試合で、人の心を動かすには自分の心が動かないといけないんです。勝つためには平常心でいなきゃいけないから難しいんですけど、自分の心が動いて人の心を動かす試合をしなきゃいけないのかなと思います」 ――色んな人たちに応援されてきた優弥選手らしいメッセージだと思います。 「試合には練習でやっていることしか出ないわけだし、だったら毎日死ぬ気で練習して必死に生きる。そうやって毎日やってきたことを人に見てもらって、何かを感じ取ってもらう。言い方は悪いですけど、僕らの仕事はなくてもいい仕事だから、自分の試合を少しでもたくさんの人に見てもらって、そこで何かを感じ取ってもらう。それが僕たちファイターの存在価値だと思います」 ――では引退セレモニーで優弥選手からどんな言葉が聞けるのか楽しみにしています。 「僕も自分で何かを言うのか楽しみだし、変なことを言わないように気を付けます(笑)」 ※前編はこちら  http://www.tokyoheadline.com/?p=166469

4・10「Krush.65」山本優弥 引退特別インタビュー前編「どの試合もすべて全力で、これで終わっていいと思ってやってきた。すべての試合が僕の色です」

2016.04.05Vol.663格闘技
 4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」で引退セレモニーを行う山本優弥の特別インタビュー・前編を公開。 ――2月10日に現役引退を発表して約2カ月。周囲の反応・反響はいかがでしたか? 「周りからは『寂しい』や『もっと見たい』と言ってもらえることが多いのですが、僕としてはあんまり“選手”という意識がなかったので、引退を発表してからもそんなに変わることはなかったですね。僕はキックボクシングが好きでやっているので、選手として試合をしようがしまいが同じなんですよね。この間(3・20「Krush.64」)の寺戸(伸近)君のセコンドについたように、ああいう役目の方が自分には向いているのかなと思います」 ――ずっとキックボクシングをやっていて、選手というものにピリオドを打つだけ、という感覚ですか? 「はい。これからも練習は続けるし、体型が変わるつもりもないです(笑)。もともと僕は指導者になりたくて、その過程に選手があっただけなんで、引退しても僕は変わらないですね」 ――ふとした時に自分のキャリアや過去を振り返ることはありますか? 「僕はあんまり過去を振り返らないんですよね…なんかカッコつけた言い方になっちゃいますけど(笑)。こうやって取材を受けたりすれば、あの時はああだった、こうだったと話せるんですけど。ただ一つ言えるのはいつもその時々で一生懸命やっていたということです。周りからは『あの試合とあの試合じゃ気合の入れ方が違う』と言われることもありますけど、僕はそれを認めたことがないです。どの試合もすべて全力でやったし、これで終わりになってもいいと思ってやってきたんで、僕自身が印象深いと思う試合は…ないですね」 ――ある意味、全試合がベストバウトですか? 「あの人だったらこう言うだろうな。この人はあの試合が好きだろうな。と、思うことはあっても、自分の感情でどうこう選ぶということはないです。すぐ倒した試合も好きだし、すぐ倒された試合も好きだし、会場がすごく盛り上がった試合も好きだし、ダラダラやってブーイングも浴びた試合も好きだし…すべての試合が僕の色になっていると思います」 ――優弥選手は格闘技を始めたころからそういった感覚なのですか? 「昔からそうですね。僕は先生が厳しかったんで、練習がすごくきつかったんです。でも僕は先生になりたかったんで、ちゃんと練習していたんですけど。それで試合が近づくと試合のための調整だったり計量だったりで練習が休みになるじゃないですか。それが本当にうれしくて(笑)」 ――練習よりも試合をやる方が楽なんですね。 「はい。試合は3分3Rくらいやって終わりですからね(笑)。だから僕は練習よりも試合のほうが好きでした」 ――では周りから『この試合が好き』と言われることが多いのは誰と戦った試合ですか? 「やっぱりドラゴとやった試合(2009年7月、K-1MAX)ですね。あの試合は地上波でも放送してもらえたし、色んな人から『あの試合は何回も見たよ』や『元気がない時にはあの試合を見る』と言ってもらえることが多いです。僕自身はただ好きなことを一生懸命やっているだけで、リングで戦おうが草むらで戦おうが、どこでやっても同じなんですけど、人に見てもらうことって、こんなに大事なんだなと思いましたね。自分の試合が見てくれた人の役に立っているというか。ちょうどあのくらいから、それが自分の生きがいになっていきましたよね。K-1MAXに出ていた2009~2010年は自分にとっても転機でしたね」 ※後編へ続く  http://www.tokyoheadline.com/?p=166472

ダイノジ 大谷ノブ彦 カタリマス!【ARCHIVE】

2016.04.05Vol.0COLUMN
「表」は隔週でTOKYO HEADLINE紙面&WEBにて連載(〜2016.3.28)   最終回 好きなことを貫けばいい。 第22回 テーマは「思い出ご飯」。でも、リアルテーマは家族だった! 第21回 僕たちは、より正しく生きるしかない。 第20回 ムダする理由 第19回 「おんせん県おおいた」の、温泉のない佐伯市で考えた 第18回 大谷ノブ彦は腸だ? 第17回 氣志團万博でもらった大きな土産 第16回 スペシャルウィークは「しくじらない」。 第15回 ベタなことをやって夏休みを回収したい 第14回 10月は清水港でマグロック&フジソニック 第13回 みなさんの代わりにお話を「キキマス!」。 第12回 人にはそれぞれの役割がある 第11回 参加することが「おもしろい」 第10回 中畑清監督に「導」かれて 第9回 「芸人」って何でもやるべきだと思う 第8回 「こっち側の人間」とか、つまんない。 第7回 僕の役割は「なぜ素晴らしいのか」を伝えること 第6回 芸人”愛”じゃなくて、芸人”熱” 第5回 「文化を嗜むよりも合理性が勝る」? 第4回 王道を引き受けて王道を行く、白鵬とキムタクにシビれた! 第3回 映画『GODZILLA ゴジラ 』は試金石  第2回 サッカーはテクノミュージック論。 第1回 楽しいことは中(ナカ)にある!   「裏」はWEB限定(〜2016.3.24)   第70回 さあ、最終回。最後の曲は何にしよう? 第69回「手放すことで何かを得る」って、あるね。 第68回 今こそ、エンターテインメントが本気を出すとき。 第67回 グラミー賞授賞式で受け取ったメッセージ 第66回 “町おこし”のダイノジ 第64回 いろいろな人に会いたい。 第63回 まだ本調子ではないけれど…イッツオーライ! 29日に独演会  第62回 2016年は「いい感じ」です。 第61回 ドリカムのワンダーランドにやられた! 第60回 お昼の番組集合で分かっちゃったこと 第59回 その場を楽しむことが、ハッピーへの近道だ。 第58回 恋をした。 第57回 遅めの夏休みにした、10年に1度あるかないかの体験。 第56回 笑って学べる、「赤っ恥」は最高。 第55回 あの人の『蒙古斑』が見たい!? 第54回 清水で8年前のリベンジ、果たせました 第53回 東京の土産、やるじゃん! 第52回 ラジオの役割について考えさせられる日々。 第51回 糠漬けは、人生だ! 第50回 エンブレム問題は、パクリ探しで終わっちゃいけない。 第49回 『テイラー・バートン〜奪われた秘宝〜』、ついに本番。 第48回 佐野元春さんに夢見心地。 第47回 70年目の原爆の日に思うこと。 第46回 今年の夏フェス、DJ ダイノジはちょっと違う…かも? 第45回 一杯の立ち食い蕎麦。 第44回 カミさんは「知らない」 第43回 マンガみたいな野球が見たい! 第42回 この夏、ダイノジが上げる”喜劇”というでっかい花火。 第41回 「父ちゃん」はちょっと切ない。 第40回 マグロック復活! ダイノジがフェスをやります 第39回 「大谷に敵はいない」 第38回 「〇〇の日」は〇〇に想いをはせる日 第37回 子供が喜ぶことをしたい 第36回 「じゃないほうの大谷」 第35回 半チャーハンは愛情のないキスみたいなもの。 第34回 何が敵か。 第33回 2年目の『キキマス!』は、より”キキマス”に 第32回 板東英二さんは太陽だ 第31回 4年目の3.11に僕ができること 第30回 離婚の危機。どうにか、回避。 第29回 『フォックスキャッチャー』とスティーヴ・カレル 第28回 面倒くさいことだからやってみる 第27回 ベイスターズ本に感動した 第26回 僕たちには長渕剛が足りない! 第25回 答えって、ひとつじゃない。 第24回 ラジオ界のボケになりたい。 第23回 『キキマス!』からドラマ主演まで! なんかすごい、2014年。 第22回 ベイスターズを応援するための物語ができた! 第21回 人生、山あり谷あり……大谷あり 第20回 ムダする理由 第19回 澤本嘉光さんの話で燃えあがるラジオ熱 第18回 大きな声で好きって言えない、汁とイモ 第17回 チームスマイル・豊洲PITで俺のグッドタイム 第16回 芸歴20周年のお祭りで「衝撃」との邂逅 第15回 カッコいいのは、笑われることを恐れない愚直さ。 第14回 ハワイに行きたい 第13回 こんなに動物が好きだった…… 第12回 本当に一番おいしいものって何だろう 第11回 草食男子こそラジオを聞け! 第10回 金言飛び出すスペシャルウイーク! 今日も『キキマス!』 第9回 オールナイトニッポン伝説を『キキマス!』 第8回 若者よ、失敗しに行け! 第7回 勃発!果物問題。僕のリンゴは6分の1! 第6回 夏フェスシーズン本格スタート! 「まずは現場に行け!」 第5回 聞きました! サッカー日本代表をもっと強くする方法。 第4回 ブレる自分を楽しむマイブーム 第3回 サッカーってライフ! 第2回 ”楽しいことをやることで抵抗したい”誕生日 第1回 ネガティブなことばっかりいってないで、楽しくやろうよ! ※第65回は欠番

永野芽郁がカルピスウォーター新CM「全力で駆け抜ける」

2016.04.04Vol.663エンタメ
『カルピスウォーター』新TVCM記者発表会が4日、都内で行われ、新CMキャラクターを務める、永野芽郁(ながの・めい)が出席した。「小さい時から大好きだったCMに自分が出られるのがうれしい」と永野はぴかぴかの笑顔で喜んだ。  これまでたくさんのさわやかな笑顔を届けてきた『カルピスウォーター』のCM。最新作は人気ロックバンド、BUMP OF CHICKENの楽曲『宝石になった日』に乗せ、自分を待つ友達のもとへ全力で駆け寄っていくという内容。撮影は朝早い時間に行われたそうだが、「走るのが大好き」だという永野は、「海の風にあたりながら走るのは楽しかった」と振り帰った。現在高校2年生。「自分自身で楽しみながら高校生活を送っていけたら」と、CMの雰囲気と自身の高校生活をダブらせた。  永野は、昨年公開の映画『俺物語!!』でヒロインに大抜擢され、先日放送されたドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』にも出演していた。  CMは5日オンエア。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

永野芽郁がカルピスウォーター新CM「全力で駆け抜ける」

2016.04.04Vol.663エンタメ
『カルピスウォーター』新TVCM記者発表会が4日、都内で行われ、新CMキャラクターを務める、永野芽郁(ながの・めい)が出席した。「小さい時から大好きだったCMに自分が出られるのがうれしい」と永野はぴかぴかの笑顔で喜んだ。  これまでたくさんのさわやかな笑顔を届けてきた『カルピスウォーター』のCM。最新作は人気ロックバンド、BUMP OF CHICKENの楽曲『宝石になった日』に乗せ、自分を待つ友達のもとへ全力で駆け寄っていくという内容。撮影は朝早い時間に行われたそうだが、「走るのが大好き」だという永野は、「海の風にあたりながら走るのは楽しかった」と振り帰った。現在高校2年生。「自分自身で楽しみながら高校生活を送っていけたら」と、CMの雰囲気と自身の高校生活をダブらせた。  永野は、昨年公開の映画『俺物語!!』でヒロインに大抜擢され、先日放送されたドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』にも出演していた。  CMは5日オンエア。

高良健吾が新社会人にアドバイス「とにかく失敗して」

2016.04.04Vol.663エンタメ
 高良健吾が4日、都内で行われた、『キリン淡麗 極上<生>』の新CM発表会に出席した。CMさながらに侍姿で登場し、笑顔を振りまいた。  CMでは、携帯電話を使いこなしたり、馬でさっそうと会議室に駆けつけるなど淡麗侍として出演することから、発表会当日も侍姿。CMで共演し「相性がいい」という馬のオディールに乗って登場した。CM内容から「あまり経験できないことだと(CM撮影を)楽しみにしていた」と話したが、大河ドラマの撮影などで乗馬を経験していることから、リハーサル時間を十分にとってもらうことができず焦ったと明かした。  新年度が始まることに関連し新社会人に向けてのアドバイスを尋ねられた高良は、「とにかく失敗して」。16歳で社会に出たものの「怒られてばかりで悔しかった」当時を振り返りつつ、「失敗しないように動くのは……。考えすぎるなとか、感じろとか、考えることがネガティブなこと捉えられがち。考えまくってからの感性、感覚。感覚は大事だけど、その前に考えなくちゃ」と話した。また、「失敗の仕方も考えなくちゃいけないですが」と、戒めのメッセージも忘れなかった。  CMは5日からオンエア。

4・24「K-1」渡部太基インタビュー「K-1でもやることは一つ。自分が一番沸かせるつもりで思いっきり暴れます」

2016.04.04Vol.663格闘技
4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の-70kgスーパーファイトで山崎陽と対戦する一Krush-67kg王者・渡部太基のインタビューを公開。

4・10「Krush.65」武居由樹インタビュー「KrushのチャンピオンはKOで倒せる、盛り上げられる選手。僕はそんなチャンピオンを目指します」

4・3シュートボクシング 宍戸が引退試合で壮絶に散る

2016.04.04Vol.663格闘技
 シュートボクシング(SB)の「SHOOTBOXING 2016 act.2」(4月3日、東京・後楽園ホール)で“ミスターシュートボクシング”宍戸大樹の引退試合が行われた。  最後の対戦相手は昨年9月に対戦し、延長の末、判定で勝利を収めたジャオウェハー・シーリーラックジム。激闘のうえでの判定だったが「不完全燃焼だった」という宍戸の意を汲んでの再戦。また宍戸は今回の試合にあたり、ヒジによる攻撃を認めた旧SBルールの採用を希望。不退転の決意でこの試合に臨んだ。  セミファイナルが終わって、宍戸の入場テーマ曲が流れると、最後を見届けに来たファンが大宍戸コールで出迎える。リングインすると、いつものように右手を挙げてリングを周回。鳴り止まない宍戸コールの中、最後のゴングが鳴る。  昨年の対戦ではジャオウェハーの強烈な右ミドルキックに大苦戦した。ジャオウェハーはその後、MAXムエタイでスーパーライト級王座を獲得するなど、よりパワーアップしての来日。  1R、宍戸はサークリングしながらローとミドルで牽制する。ジャオウェハーは序盤は宍戸の動きを見極めるようにじっくり構えるが、すぐに右ミドルで反撃。コーナーに詰めて、右ヒジを放つとその威力に宍戸の顔がゆがむ。宍戸もサイドキックからバックブローと得意の流れで攻め込み、ヒジ攻撃を見せる。1Rから緊張感あふれる攻防が展開された。

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