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小池百合子のMOTTAINAI TPPは日本経済に喝!を入れるチャンス 

2015.10.26Vol.653コラム
 TPP・環太平洋パートナーシップ協定がロングラン交渉を経て、ついに大筋合意に至りました。長年、交渉にあたってきた甘利明担当大臣の髪もいつしか真っ白に。まことにご苦労様でした。  2006年のスタート時点ではシンガポール,ニュージーランド,チリ、ブルネイの4か国(P4)という比較的小規模の経済協定という小舟による船出でしたが、2010年3月に米国、豪州、ペルー、ベトナムの8カ国が参加。加えてマレーシア、メキシコ、カナダ、そして日本が交渉に参加したことで一気に大船団へと大化けしました。  その経済規模は、EUを凌ぐ世界の国内総生産(GDP)の4割を占め、世界経済に与える影響は極めて大です。このところ停滞気味の「アベノミクス」ですが、TPPという強力な援軍を得たといえます。太平洋を挟んだ12か国でモノや人材、サービスのやりとりが盛んになり、国際標準作りも期待できます。  少子化で毎年人口が20万人規模の純減で経済のパイが小さくなる一方の日本の国内市場に「喝!」といったところでしょう。TPPを実施するリスクと参加しないリスクを秤にかければ、不参加のリスクは圧倒的に大きいといえます。  牛肉の関税は現在38.5%ですが、TPP発効1年目に27.5%に、その後も段階的に引き下げられ、16年目には9%に。87tの国内供給量のうち、52万tが豪州、米国、ニュージーランドからの輸入ですが、牛丼などの値下がりが期待されるところです。ただし、デフレ対策には逆行し、プラス・マイナスでしょうか。  しかし、日本の酪農家にとっては現時点でプラス材料を見つけることは正直、困難です。生き物相手だけに、手が抜けず、機械化も限度があります。芸術品の域に達している日本の牛肉をマーケティングの徹底などでブランド化し、高付加価値が享受できるよう、しっかり応援したいと思います。  コメも同様です。中国の某指導者の妻が訪日した際、トン単位で日本のコメを爆買いしたと聞きました。世界のすしブームを背景に、「本格的なすしは日本米でないと…」といった常識を作り、海外への販路も確保することです。イタリア料理店で本場のパスタを売りにしているのと同じです。  TPPが実施されようが、されまいが正念場を迎えている日本の農業を大転換するチャンスでもあります。棚田保全など課題もありますが、産業、保水、景観、福祉など分野別の農業政策を強力に進めたいものです。(自民党衆議院議員)

益若つばさ × MBC “乗る”ファッションも楽しみたい!

2015.10.25Vol.653未分類
 ファッショナブルな車は乗る人もオシャレにする。 「メルセデスに乗るなら、車に合わせたコーデも楽しみたいですよね。G-Classなら車高が高いので乗り降りも考えてパンツスタイルで決めたいかな。GLは見た目のインパクトの割に運転しやすいのを知っているので、敢えてワンピースやドレス系で、車とのギャップを楽しみたいかも。MLはGLよりもさらにエレガントなイメージなので、街中にショッピングに行く感じで、ナチュラルだけど品の良いファッションでまとめたい。ラインアップが多彩だけれど、どの車にもメルセデスならではの品の良さがあるので、コーデにも品の良さは取り入れたいですね。ファッションに上質さを取り入れるなら“素材”を意識するのがポイント。レザーや別珍など、上質素材がポイントで使われているだけでもグッと品の良さが上がると思います」  今回、タクシーライドを体験したり多彩なラインアップを見て“ハードルの高い高級車”というイメージが変わったと益若。「クリーンディーゼル車の燃費の良さにも驚きましたし、価格帯も車のタイプもこんなにバラエティー豊かだったなんて。その一方で、メルセデスの快適さとか、何よりも安全へのこだわりを改めて実感しました。安全運転支援システムには、車ってここまで進化していたんだ、と(笑)。やっぱり子供がいる分、安全は最優先。これなら、どんどん家族や友人をドライブに誘いたくなっちゃいますね」  秋のドライブ気分が高まってきた様子!

多田淳之介 日韓の若い演劇人がシェイクスピアをベースに描く日韓の今

2015.10.25Vol.653未分類
 すっかりこの時期の東京のイベントとして定着した舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー 15』が10月31日から開催される。  今年のテーマは「融解する境界」。  この場合の「境界」というのは演劇と音楽の境界、過去と現在の境界などさまざま。そんななかで兼ねてから国境という境界を融解させ、創作活動をしているのが富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督の多田淳之介だ。  多田は今年のF/Tでは韓国の劇団「第12言語演劇スタジオ」の主宰、ソン・ギウンとともにシェイクスピアの『テンペスト』を下敷きにした新作を上演する。  この作品、10月に韓国で先行上演されたことから、多田は現在、ソウルに滞在中。まず、今回のF/Tでなぜこの作品を創作することに? そしてその意図は? 「富士見、ソウル、安山の日韓三つの公共劇場の共同製作をF/Tで上演することで、日韓合作、田舎の公共劇場の可能性を多くの方に見てほしいからです」  F/Tの会見で「日韓で島の話をすると厄介なことも出てくる」という発言もあった。創作が始まって実際どう? 「そんな話は誰もしたがらないので全く困ることはありません。むしろ創作していると国が土地を支配できるという考え方自体がナンセンスに思えます」  現在、日韓関係は政治においてはあまりいいものではない。しかし創作の現場では? 「政治的に仲が悪いことを日韓メンバー全員が迷惑に感じていますし、街を歩いていても日本人だらけ、政治とは一体何のためにあるのか考えさせらます」

益若つばさ × MBC “小さな秋のお楽しみ”を発見

2015.10.25Vol.653未分類
 前々からMBCが気になっていたと益若。「よく仕事の移動でもこの道は通るので、以前からいい感じのカフェがあるなって思っていたんですよね。でもカフェだけじゃなくて、こんな素敵なレストランやバーもあったなんて」と目を輝かせる。1Fのカフェ・DOWNSTAIRS COFFEEと合わせて、2Fのレストラン・UPSTAIRSは、メルセデス・ベンツのギャラリーを訪れる人以外にも人気が高い、隠れ家グルメスポット。リーズナブルなランチセットからディナーコース、店内のピザ釜で焼き上げるピザやこだわりタパスセットなど、ランチからバータイムまで、どの時間帯にもくつろげる料理が揃う。店内フロアに展示されたC 250 SPORTSも、スタイリッシュな空間を演出。  この日は、ちょっとリッチなティータイムを満喫。「リエットシューとかマカロンとか女子が好きなスイーツも揃っているし、見た目もカワイイ! メルセデスに試乗した気分に浸ったまま、こんなティータイムしたいですよね」。益若のオシャレアンテナも太鼓判。「1カ所でお茶でもご飯でも使い分けができるのもいい。使い勝手が良いのに、メルセデスの上質さを感じられるのがまたいいですよね。これなら、ママ同士のオシャレランチにも女子会にもいいし、もちろんデートにも良さそう」。

益若つばさ、秋のメルセデス・ベンツ コネクションを満喫

2015.10.25Vol.653未分類
タクシーライドでセレブな六本木ドライブを満喫 「プロのスタッフの方に運転してもらえるっていいですね!」とタクシーライド体験に、ご機嫌の益若つばさ。「メルセデス・ベンツの乗り心地を知りたいけど、自分で運転するのはちょっと…という人はけっこういると思う。今日は私も助手席でリラックスして楽しみたいと思います(笑)」  今日、益若が体験するのはS 300 h。日本初の、電気モーターとクリーンディーゼルのハイブリッドモデルという注目の車だ。 「S-Class自体、乗るのが初めてなんです。メルセデスというと最初に思い浮かべる“高級車”のイメージですよね」  いざ出発すると、その静かさにびっくり。 「電気モーターで発進するので音も振動も静かでしょう」と、S 300 hの特徴を解説してくれるクルー。と益若、持ち前の好奇心が沸いたのか、燃費や価格もあれこれ質問。メルセデスの歴史うんちくから最新の安全運転支援システムまで、さまざまな情報をクルーからゲットし「こういう話を直接聞くことができるのもタクシーライドの魅力ですね」と満足げ。すっかりくつろぎながら六本木周遊を楽しんだ益若。「こういう、運転する人が楽しむだけでなく、後部座席の人もくつろげる車って好きですね。自分が運転する場合や助手席に乗る場合、後部座席の家族や友人にも心地よく乗っていてもらいたいから。そういう意味でもS 300 hは、乗っているみんなが特別な“パーティー”気分を味わえる車かも。これだけ車内が静かだと、会話もよく聞こえるから話もはずみますよね。女子会ドライブなんかも楽しそう。ピンクやパープルのアンビエントライトで室内照明を演出して、最高の音響で音楽も満喫して…本当にパーティーできちゃいますね(笑)」  今度は他のモデルにも乗ってみたい、とすっかり気に入った様子。 「実は私、以前にGLに乗っていたんです(笑)。周囲の人から“これがいいよ!”って勧められるままに選んだんですけど、実際に乗るとなると最初は大きさに圧倒されました(笑)。でも見た目のイメージより運転しやすかったし、インテリアが心地よくて、すぐお気に入りになりました。車によっては皮製シートのニオイがきつくて子供が車酔いしてしまうことがあるんですけど、メルセデスにはそういう細かなところも満足してました。そういうのも実際に乗らないと分からないですよね。GLは結局、私以上に周りの人が運転したがって、だんだん助手席が定位置になりましたけど(笑)。今日みたいにタクシーライドなら、あこがれのモデルもあれこれ安心して乗り心地を試せるし、終始リラックスしながら、クルーの方の解説を聞くのも楽しいですね」

メルセデスの“ミニバン”はここがスゴイ! 新型V-Classリリース

六本木に世界の映画人が集結

11・21『K-1 WORLD GP 2015』へ向けたファンイベントをスカイツリータウンで開催

2015.10.25Vol.653未分類
『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)へ向け、記者会見をはじめとしたイベントが目白押しのK-1。  今大会はこれまでの大会で開催してきた王者決定トーナメントで優勝した4階級の王者たちが防衛戦を行う。10月8日から始まった地上波放送を見てK-1ファンになった人たちにとってはタイムリーな大会となっている。  9日には本紙10月12日発行号で個別にインタビューを行った卜部功也と弘嵩が記者会見。−60kg王者の功也に弘嵩が挑戦することが決まってから初めて公の場で顔を合わせた。すでに戦闘モードを思わせる弘嵩に対して、その挑発的なコメントをさばき、自分のペースで話す功也。ファイトスタイルそのままの会見の様子に、会見上には終始緊張感が漂った。  タイトル戦にばかり目がいきがちだが、スーパーファイトも好カードが揃っている。18日にはスーパーファイトで野杁正明と対戦する左右田泰臣が公開スパーリングでド迫力のど付き合いを披露するなど気合入りまくり。関係者も思わず怪我を心配するほどだった。  そして開催を2週間後に控えた11月8日には東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5FにあるJ:COM Wonder Studioで「『K-1ワールドグランプリ2015』11.21代々木決戦・大決起集会!」と銘打ったファンイベントが行われる。  ここではK-1公式サポーターを務めるタレントの関根勤、前田憲作K-1プロデューサーに加え、出場するK-1ファイターたちも多数参加の予定。試合に向け追い込みをかけている選手たちを生で見ることができる貴重な時間となる。  また19日には大会のオールスターバージョンの新ポスターが完成。K-1ではこのポスターを店舗や人がよく集まる場所に掲示してくれる人にポスターを無料で1枚プレゼントする「K-1ポスターサポーター企画」を実施中。詳しくはK-1 WGPオフィシャルサイト( http://www.k-1wg.com/ )で確認。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

また新たなる女の世界が… ブス会*『お母さんが一緒』

2015.10.25Vol.653STAGE
 境界線に立たされた女性たちの悲喜こもごもから、現代日本に生きる女性のリアルをあぶりだすペヤンヌマキ。その視線は時にシニカルで登場人物たちの行動や言動、そこに至るシチュエーションも含め、嫌々ながらも認めざるを得ないようなシビアな物語が展開される。その一方で、優しさなのかあきらめなのか、そういった柔らかな視線から生まれる台詞やエピソードが笑いや共感を引き起こし、作品をエンターテインメントに留まらせている。  今まではAVの撮影現場、清掃会社の休憩室、カラオケスナックなど、良くも悪くもしょせんは他人同士の女たちの世界を描いてきたが、今回は一歩踏み込み、血縁という切っても切れないものでつながっている家族内における女の世界を描く。  舞台はとある温泉宿の一室。そこにいるのは親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三人姉妹。  長女は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな2人を冷めた目で観察する三女。共通しているのは「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。隣りの部屋で炸裂する母親の愚痴を横目に姉妹たちの会話は次第にエスカレートしていくのだった。  あらすじと人物設定を読んだだけで、どんな会話劇が繰り広げられるのかとヒヤヒヤ…。

戦いは、目の前にある。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』

2015.10.25Vol.653DVD & Blu-ray
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の大ヒットでも話題のトム・ハーディ主演作。画面に映るのはただ一人。交わされる会話は電話のみ。リアルタイムで物語が進行するという、斬新なシチュエーションで描かれるサスペンス。  夜のハイウェイ。アイヴァン・ロックは、ある場所へと車を走らせていた。妻子に恵まれ、仕事でも建築現場監督として評価され、順風満帆な生活を送っていたアイヴァンだったが、大規模なプロジェクト着工を明日に控え、彼に運命の決断を迫る電話が入る。アイヴァンは大切なものを守ろうとするが…。

戦いは、目の前にある。『セッション』

2015.10.25Vol.653DVD & Blu-ray
 今年度アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など2015年の賞レースでも大いに旋風を巻き起こした異色の傑作。主人公・ニーマンを演じたマイルズ・テラーは『ダイバージェント』シリーズなどで注目の若手株。フレッチャー役には、名バイプレイヤーとして評価されてきたJ・K・シモンズ。その鬼気迫る熱血指導ぶりで、本年度アカデミー賞助演男優賞を受賞した。名門音楽大学に入学したニーマンはフレッチャーのバンドにスカウトされ野心を抱く。しかし天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの狂気のレッスンに翻弄され…。

家の中には秘密(ドラマ)がいっぱい『我が家のヒミツ』

2015.10.25Vol.653【TOKYO HEADLINEの本棚】
『家日和』『我が家の問題』に続く奥田英朗の家族小説シリーズ第3弾。家族という、社会の中で最も小さな単位の組織の中で巻き起こる、日常のささいな出来事。しかし、ささいだけど、本人や家族にとっては特別な出来事を、ユーモアと愛しさをもって描く。31歳の敦美の悩みは不妊。そんな時、勤めている歯医者にずっとファンだったピアニストが通院するようになり…(「虫歯とピアニスト」)。  同期のライバルの昇進が決まり、53歳で会社での出世レースに完敗したことが分かり意気消沈する植村。有給をとって妻と旅行に行っている時に、ライバルの父親が死んだという連絡が。(「正雄の秋」)。  16歳の誕生日に、実の父親に会おうと決めたアンナ。いざ対面すると、ハンサムでお金持ち、そして一流演出家として芸能界でも顔が広い有名人だということが判明し…(「アンナの十二月」)。  母が急逝し、憔悴しきった父親を心配し、実家に戻った息子。そのあまりの落ち込みぶりに、どうすることもできない息子に、会社の上司が何かと話しかけてくる(「手紙に乗せて」)。  隣りに引っ越してきた夫婦が息を潜めるように生きているのが気になって仕方がない妊婦の葉子。犯罪者かスパイではないかと疑い出し、ついに行動を起こす(「妊婦と隣人」)。  平凡な専業主婦だった妻・里美が突然選挙に立候補すると宣言。小説家の夫ははじめ、距離を置いてその様子を眺めていたのだが、選挙活動をする妻の姿を見ていると心境の変化が現れる(「妻と選挙」)。  どこにでもありそうな家族の話が、切なく、ユーモラスに、そして優しく描かれたほっこり系の短編集。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

家の中には秘密(ドラマ)がいっぱい『我が家のヒミツ』

2015.10.25Vol.653【TOKYO HEADLINEの本棚】
『家日和』『我が家の問題』に続く奥田英朗の家族小説シリーズ第3弾。家族という、社会の中で最も小さな単位の組織の中で巻き起こる、日常のささいな出来事。しかし、ささいだけど、本人や家族にとっては特別な出来事を、ユーモアと愛しさをもって描く。31歳の敦美の悩みは不妊。そんな時、勤めている歯医者にずっとファンだったピアニストが通院するようになり…(「虫歯とピアニスト」)。  同期のライバルの昇進が決まり、53歳で会社での出世レースに完敗したことが分かり意気消沈する植村。有給をとって妻と旅行に行っている時に、ライバルの父親が死んだという連絡が。(「正雄の秋」)。  16歳の誕生日に、実の父親に会おうと決めたアンナ。いざ対面すると、ハンサムでお金持ち、そして一流演出家として芸能界でも顔が広い有名人だということが判明し…(「アンナの十二月」)。  母が急逝し、憔悴しきった父親を心配し、実家に戻った息子。そのあまりの落ち込みぶりに、どうすることもできない息子に、会社の上司が何かと話しかけてくる(「手紙に乗せて」)。  隣りに引っ越してきた夫婦が息を潜めるように生きているのが気になって仕方がない妊婦の葉子。犯罪者かスパイではないかと疑い出し、ついに行動を起こす(「妊婦と隣人」)。  平凡な専業主婦だった妻・里美が突然選挙に立候補すると宣言。小説家の夫ははじめ、距離を置いてその様子を眺めていたのだが、選挙活動をする妻の姿を見ていると心境の変化が現れる(「妻と選挙」)。  どこにでもありそうな家族の話が、切なく、ユーモラスに、そして優しく描かれたほっこり系の短編集。

益若つばさ × MBC メルセデス・ベンツが実現する「エコと走り」対極の両立

2015.10.25Vol.653特集
六本木のメルセデス・ベンツ コネクション(以下MBC)に注目のクリーンディーゼルモデルが大集合。題して『BlueTEC(クリーンディーゼル)祭り』! 多彩なクリーンディーゼル車に実際に試乗して、パワフルな走りと環境性能、そしてメルセデスならではの上質さを体感できる絶好のチャンス。モデルの益若つばさも驚いた最新のクリーンディーゼル車とは!?

今週のオススメMOVIE 10/26~ vol.2

2015.10.25Vol.653映画
『ボクは坊さん。』 四国八十八カ所霊場の57番札所でもある栄福寺で生まれ育った白方進。大学卒業後、実家に戻るも僧侶となる決心がつかずにいたが祖父である住職が倒れ、寺を継ぐ覚悟を決める。 監督:真壁幸紀 出演:伊藤淳史、山本美月他/1時間39分/ファントム・フィルム配給/シネマサンシャイン池袋他にて公開  http://bosan.jp/

戦いは、目の前にある。『相棒season13』

秋田県の「おいしい」壇蜜、秋田の魅力にメロメロ!おすすめは「お米を使った甘いもの」

2015.10.25Vol.653未分類
 先日、大盛況のうちに幕を下ろした秋田最大級の物産展『秋田まるごと市 in 東京ソラマチ』。16日、オープニングセレモニーには、秋田生まれの壇蜜が登場。稲庭うどん、きりたんぽ、ババヘラアイスなどさまざまご当地メニューがあるが、壇蜜が推すのは「炭水化物というか、お米を使ったものですね」とにっこり。

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