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『悪党に粛清を』試写会に15組30名 

2015.05.25Vol.643映画
『007/カジノ・ロワイヤル』では圧倒的な存在感で悪役ル・シッフルを演じ、『偽りなき者』の主演でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞、現在世界中でヒット中のドラマシリーズ『ハンニバル』ではレクター博士役で新境地を開拓。まさに今ノリに乗っているデンマーク出身俳優マッツ・ミケルセンが、復讐に燃える孤高のガンマンを演じた極上のウェスタン・ノワール。2014年のカンヌ国際映画祭に正式出品し、大絶賛されるや世界中の映画祭で熱狂をもたらした、映画ファン必見の一本。  演技派として知られるミケルセンが、いぶし銀の魅力全開で主人公・ジョンを演じ、観客を酔わせる。謎に包まれた悪党の情婦役には『007/カジノ・ロワイヤル』でミケルセンとも共演したエヴァ・グリーン。敵役のデラルー大佐には『ウォッチメン』のジェフリー・ディーン・モーガン。  1870年代アメリカ。デンマークから兄とともにアメリカにやってきた元兵士のジョン。7年の苦労のすえ、やっと事業が軌道にのり故国から妻子を呼び寄せる。ところが再会を喜び合ったのもつかの間、駅馬車に乗り合わせた悪漢たちに妻子を殺されてしまう。ジョンは怒りのあまり犯人を射殺するが、その1人は地域一帯を支配する悪名高きデラルー大佐の弟だった。大佐に支配される町の人々、謎めいた情婦・マデリン、そして退路を断たれたジョンと兄。生き残るため、町を救うため、妻子の復讐のため、ジョンは銃を手に取る…。  6月27日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

『チャイルド44 森に消えた子供たち』試写会に15組30名

2015.05.25Vol.643映画
 2009年度版〈このミステリーがすごい!〉海外編で第1位を獲得した、トム・ロブ・スミス原作のミステリー小説を、名匠リドリー・スコット制作で映画化! 子供を狙った連続殺人事件を追う秘密警察の捜査官と、彼を待ち受ける恐るべき陰謀をスリリングに描く。原作は、イギリスでは英国推理作家協会のイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞し、その年の最も優れたスパイ・冒険・スリラー小説に認定。かたやロシアでは発禁本となっているという作品。  国家への忠誠を翻してでも事件の真相に迫ろうとする主人公・レオ役に『ダークナイト ライジング』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の人気俳優トム・ハーディ。妻・ライーサ役に『プロメテウス』のノオミ・ラパス。レオに協力するネステロフ役に『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン。監督は『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーザ。  1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳。現場は山間の線路沿いにも関わらず死因はいずれも溺死。しかも遺体は全裸で、胃は摘出されていた。ところが“殺人は国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故死として処理される。秘密警察の捜査官・レオは、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むほどに国家に行く手を阻まれ、ついには愛する妻にも不当なスパイ容疑がかけられてしまう。真実が容易に歪められるこの国で、レオは真犯人にたどり着けるのか…?  7月3日(金)よりTOHOシネマズ みゆき他にて全国公開。

人気の猫ブログが待望の書籍化!

2015.05.24Vol.643未分類
 ネコ・多頭飼いカテゴリーで1位を獲得した人気の猫ブログ『日々是はなまる』が書籍化。イラストレーターの津田蘭子さんが写真とイラストで愛猫、“まーそんさん”と“おはな”との日常を綴る。 「きっかけは後から家に来た“おはな”。それまで1匹ずつしか飼ったことがなかったんですが、動物病院で子猫の里親を募集していることを聞き、引き取ることにしたんです。それで人生初の多頭飼いの記録を残してみようと思いブログを始めました」  もともとは1年間の限定ブログだったとか。 「私自身割となまけものなので、毎日続けることがプレッシャーかなと思い1年間限定ブログということにしました。逆にそれを言ったために1年間はやらざるを得ない(笑)。でも読者の方から“続けてほしい”とコメントをいただくようになり、毎日楽しみにしてくれる人がいるなら続けようかなと」  そんな猫たちとのあれこれが一冊の本に。 「ブログではルール無用に書いていたので、一冊にまとめたというより、ほぼ書き下ろしに近いです。写真や漫画のコマ数、大きさなど適当に書いていたので、決まったフォーマットに収められない。ですから、見開き1テーマでまとめるということ以外、結構自由なことになっています(笑)」  一般的にインドアでクールだと言われている猫のちょっとおマヌケな写真も多数。 「猫好きな人には“猫あるある”が満載ですし、猫に興味のない人にも猫ってすごく面白い生き物だというのが伝わると思います。全体的には2匹の関係性を楽しんでいただけるといいかな。2人の関係?つかず離れずのギリギリの相性ですね(笑)」 『今日もネコをいただきます。』 【定価】1296円(税込)【発行】ワニブックス【URL】ネコブログ『日々是はなまる』http://blog.goo.ne.jp/hanamaruday

一番ミステリアスなのは、男女の心!? 『イニシエーション・ラブ』

2015.05.24Vol.643映画
 誰もが経験するような“最初の恋”を綴った普遍的なラブストーリーか。それとも、驚愕のしかけが巧妙かつ大胆に隠されたヒューマンミステリーか。見た人の視点によって、まったく違う楽しみ方ができる、かつてないラブスト—りー。原作は、甘く切ない、一見純粋なラブストーリーが、最後の2行で驚愕のミステリーへと変貌するという独創性で、大きな話題を呼んだ乾くるみの大ヒット小説。映像化不可能と言われ続けた作品の映画化に、巷では原作ファンが“あの仕掛けをどう映像化するのか”と熱い視線を寄せているなか、メガホンをとったのは『20世紀少年』『TRICK』『SPEC』の堤幸彦監督。映画の達人・堤監督が仕込む映像的ギミックが、衝撃のエンディングを演出。映画最後の5分に待ち受けるのは、果たして…?  大学生のときに知り合った恋人・マユと、社会人になってから出会った同僚の女性との間で揺れる青年・鈴木役に松田翔太。可愛らしくもどこか謎めいているマユ役に前田敦子。“ごく普通の恋人同士”を演じながら、見る者を愛の謎に引きずり込む松田&前田の演技にも拍手。違う視点で、2回見てみたくなる一本。

小池百合子のMOTTAINAI
ADB v.s. AIIB 透明性で競い合え

2015.05.24Vol.643COLUMN
 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本は出資すべきか、否か。バスに乗り遅れては、取り残されるのではないか…。  依然、AIIBについての話題が続いています。  5月10日の読売新聞では、日本政府が米国と共にAIIBへの参加を見送っていることを「適切だ」と思う人が73%に達し、「そうは思わない」の12%を大きく上回ったと世論調査の結果を伝えました。  出資に「反対」とする友人の金融関係者は、その理由に「利益相反」をあげます。理由はこうです。  銀行を作ろうと意気込む中国は、そもそもアジア開発銀行(ADB)からの最大の借り入れ国です。ADBの融資先の四分の一が中国向け。インドを加えると全体の半分にあたります。ADBの運営に発言権が十分反映されていないことを、中国はAIIB設立の理由に挙げていますが、借り手側の発言権を強めることそのものが「利益相反」だというのです。  AIIBの主な投資先は、中国国内のインフラ整備か、中国にとって戦略的な国とみられ、これまた金融やガバナンスの観点から「利益相反」にあたると…。  信用力の高いADBから低利で資金調達をし、AIIBで中国や他のアジア諸国へ融資するなら、これ以上の「利益相反はない」と憤ります。  そもそも中国は、ぜい弱な開発途上国へもゆるい条件で融資を行って感謝され、少々支払が遅延しても、「待ってあげる」と感謝され、いよいよ返済不可能となれば、「しかたないね」と許し、泣いて感謝される…。かくしてその国は中国の下僕となり下がると厳しく見る人もいます。「それこそ投資ですよ。金融というより、国防予算で扱うのではないですかね」とも付け加える。  これでは金融機関として重要な「継続性」が疑問視され、重要な債券発行で行き詰まるでしょう。格付けにも影響します。さらに、AIIBへの返済とADBへの返済と、どちらを優先するかも問題になってきます。  ODA(政府開発援助)においてもいわゆるひも付き論が批判されますが、ADBで日本企業が落札する率は1%程度。日本企業が優遇されるわけではありません。  むしろ、それこそが日本にとっての問題です。入札では高い日本製品や技術が採用されず、安い新興国へとチャンスが流れてしまうのです。よい製品や確かな技術力があっても価格、コストの国際競争力で日本が負けてきたことに他ならないのです。  つまるところ、ADBの役割をあらためて認識しつつ、透明性や環境状況などでAIIBと競い合う。これが日本としての務めではないでしょうか。(自民党衆議院議員)

EXILE TETSUYA DANCEの道
第34回 また一つ夢が叶った瞬間

友香の素 vol.151 ハーブガーデンレストラン

SPECIAL INTERVIEW 野村萬斎

2015.05.24Vol.643インタビュー
 狂言師で世田谷パブリックシアターの芸術監督を務める野村萬斎が構成・演出、そして出演する『敦−山月記・名人伝−』が初演から10年の時を経て再演される。萬斎のライフワークともいえる「古典と現代の融合」が具現化された作品だ。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

浅田真央「試合が恋しくなった」

2015.05.24Vol.643未分類
 女子フィギュアスケートの2010年バンクーバーオリンピック銀メダリストで世界選手権でも3度の優勝を誇る浅田真央が18日、現役続行の意思を正式に表明した。  浅田は昨年3月の世界選手権に優勝後、休養を発表していた。  この日は自身が主演するアイスショー『ザ・アイス』の発表会見に登壇。会見自体はイベントのものとあって、事前にブログで現役復帰への意思を表明していた浅田はショーの話がひと段落ついたところで進退について言及。 「1年間、休養してきて自然と試合が恋しくなった。達成感を得たいと思い始めた」と語った。自らの去就を決断するにあたり、元世界女王の伊藤みどりさんにも相談。「継続は力なり。自分がやりたいと思ってもやれないときがある。やりたいと思ったらやったほうがいいよ」とアドバイスを受けたことを明らかにした。  浅田は休養期間中も自身の進退について「ハーフハーフ(半々)」と揺れる心境を説明してきたが、今月に入って佐藤信夫コーチの下で現役続行を視野に練習を再開。「100%復帰するつもりでやってきた」という。  当初はソチ五輪シーズンを「最後の1年」と位置づけ、五輪直後に日本で開催された世界選手権で3度目の優勝。この時点では「やりきった気持ちが大きく、その後はスケートをやりたいとは思わなかった」と、一時は引退に気持ちが傾いたことも打ち明けた。  しかし、本格的な練習から離れる期間が長くなるにつれ、「やっぱり自分にはスケートが欠かせない」と心境が次第に変化。「練習を重ねていくうちに、試合に出たい、スケートをやりたい気持ちがあって、最終的に自分で決めた」と気持ちが固まったという。  リンクへ戻るに際し、自身に課したのはトップレベルの滑り。「最低でも(優勝した)昨年の世界選手権のレベルまで持っていかないと」と話す。現段階では復帰戦は未定。27歳で迎える3年後の平昌五輪については「今の時点では考えられない」と慎重な姿勢を見せた。

白石隼也「ほっこりしたい人におススメな癒し系の映画です」

2015.05.24Vol.643映画
 技術さえあればいいと思っているカリスマ美容師が、訪問美容を通して成長する姿を描く映画『鏡の中の笑顔たち』が公開される。主人公・遼のナイーブな心の動きを白石隼也が丁寧に演じている。 「遼は無愛想だけど悪い奴じゃない。だから、最初のほうでお客さんに嫌われないように演じるのが難しかった。また、青年の成長物語という普遍的なテーマの映画なので、ちょっと自分の色を出したいなと思って、自分が動きたくなったら動いて、セリフを言いたくなったら言うという演技をしてみました。自分にとっても冒険でしたが、そんな役作りにも挑戦しています」  訪問美容というのは、美容室に行けない外出が困難な老人や病人の元へ美容師が訪問するサービス。 「僕自身も知りませんでしたが、この映画を通して、美容がすごく大切だということが分かりましたし、これから高齢化社会になる中で、僕たち若い世代とお年寄りがどう付き合っていくかという場面がいっぱい出てきます。ですので訪問美容というものを通じて、何か感じてもらえたらうれしい。僕の祖母も外出しない日でも朝からちゃんとお化粧をしています。そうやって若くいようとすることが健康にもつながっていると思うし、映画をやることでちょっと祖母の気持ちが分かりました」  印象に残っているシーンと見所。 「ミッキー・カーチスさんとのからみです。台本を読んだ時はただ説教くさい堅物の老人という感じだったんですが、ミッキーさんはそれを笑い飛ばしながら演じたんです。ミッキーさんに“君ダメだよ”って言われたことをきっかけに、遼が自分自身の生き方を模索し始める大事な場面だったので、説教くさく言われると反発したくなる。でも笑いながら独り言のように言うことで素直に聞けた。それがすごく説得力がありました。ハリウッド映画みたいな派手さはありませんが、心温まるストーリーなので、ほっこりしたい人はぜひ見てください。美容師の方にも見てほしいけど、僕のハサミ使いが気になって仕方がないかも(笑)。そこは大目に見て下さい(笑)」

“奇跡のひと”を演じた奇跡の新人女優 アリアーナ・リヴォワール

2015.05.24Vol.643映画
 19世紀末、フランス。目も耳も不自由で野性児のように生きてきた少女と、自らの死を悟りながら彼女を教え導いた修道女がいた…! もう1つのヘレン・ケラー物語ともいうべき、実話を元にした奇跡の物語が今、世界中で深い感動を巻き起こしている。その感動の源が、主人公・マリー役で女優デビューした20歳の新鋭アリアーナ・リヴォアール。  自身もろう者である彼女は「監督から直接この映画の話を聞いてぜひやってみたいと思ったの。もちろん脚本もすごく気に入ったわ。私たちの気持ちをここまで誠実に伝えてくれる作品は珍しいと思う」と語る。その“気持ち”が鮮烈に表現されるのが、初めての教育に戸惑い激しく抵抗するマリーの姿。「マリーの気持ちは本当によく分かる。私たちはとにかく“情報”を求めているの。私の母もそうだったけど、これから何をするとかどこへ行くとかいったときでも、単純な形でしか情報を与えてくれない。それが私たちを不安にさせるの。健常者の親子だって情報のやりとりが不足すればすれ違ってしまうでしょ。それと同じことよ」。私もマリーと同じ、自分のやりたいことをするし気が強いときはすごいわよ、と元気いっぱいに語り続けるアリアーナ。「ハンディキャップがある分、他の感覚は鋭いわよ。クラスの子が学校に来てるかどうか“鼻”で分かっちゃうんだから(笑)」。  日本ではクラウドファンディングでバリアフリー版を制作しようという計画もある。「素晴らしいことだわ。通常の字幕だけでは、音で表現されている演出が伝わらないから、物語がよく分からないことも多いの。皆さんにもバリアフリー版の重要性を知ってもらえればうれしいです」。ろう者のための教育者になりたいと思っていたんだけど今は意見を変えたわと笑うアリアーナ。奇跡の女優の誕生だ。

俳優たちの新たなる一面を引き出す舞台『GO WEST』演出・池田鉄洋

2015.05.24Vol.643未分類
 作家・演出家、そして俳優としてまさにフル稼働の池田鉄洋。4月には舞台『ドン・ドラキュラ』に出演していたかと思ったら、今は作・演出・出演の舞台『GO WEST』(6月4日開幕。天王洲 銀河劇場)の稽古真っ最中。今回は西部劇とか? 「西部劇って、疾走感が痛快なんじゃないかと思うんです。だから痛快にしました(笑)。とはいってもコメディーですから、作品の雰囲気的には“かわいいウエスタン” “へたれウエスタン”という感じの作品になると思います」  自ら主宰する表現・さわやかはもちろん、最近では2012年の『バブー・オブ・ザ・ベイビー』、2014年の『BACK STAGE』といった作品で作・演出家として着実に実績を上げている。 「かっこよくて、若くて身体能力も高い。そういう素材の方々と仕事をさせてもらえるのはとてもハッピーなことです」  まだ舞台での経験が浅い若い俳優にとっては実はコント、コメディーというのは非常に難しいもの。そんな彼らのポテンシャルを引き上げるその演出に評価は高まっている。 「楽屋ネタなんかを出して脱線して笑いを取るという作品もありますが、そうではなくて、ストーリーの中でちゃんとしたキャラクターを演じて笑わせるということをやろうと思っています。この2つではお客さんの反応が全然違う。これができれば、お客さんにも自分の好きな俳優さんの今までに見たことのない一面を見てもらえると思います。そういう時はお客さんもびっくりして、最初は戸惑うんですが、それが笑いに変わって舞台に押し寄せてくる。そうすると俳優たちも、自信を持って、楽しく舞台ができるようになるんです」  今回も魅力的なキャストが揃っている。 「渡部秀君は仮面ライダーでブレイクして、今年は映画『進撃の巨人』にも出ます。小島藤子さんはいま大河ドラマの『花燃ゆ』に出演中で、今回が初舞台。みなさんさまざまなシーンで活躍されていますが、この舞台では今までは見せたことがないような芝居や部分が見られると思いますので、それを生で楽しんでいただければ!」  公演の詳細はhttp://www.gingeki.jp/
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

俳優たちの新たなる一面を引き出す舞台『GO WEST』演出・池田鉄洋

2015.05.24Vol.643未分類
 作家・演出家、そして俳優としてまさにフル稼働の池田鉄洋。4月には舞台『ドン・ドラキュラ』に出演していたかと思ったら、今は作・演出・出演の舞台『GO WEST』(6月4日開幕。天王洲 銀河劇場)の稽古真っ最中。今回は西部劇とか? 「西部劇って、疾走感が痛快なんじゃないかと思うんです。だから痛快にしました(笑)。とはいってもコメディーですから、作品の雰囲気的には“かわいいウエスタン” “へたれウエスタン”という感じの作品になると思います」  自ら主宰する表現・さわやかはもちろん、最近では2012年の『バブー・オブ・ザ・ベイビー』、2014年の『BACK STAGE』といった作品で作・演出家として着実に実績を上げている。 「かっこよくて、若くて身体能力も高い。そういう素材の方々と仕事をさせてもらえるのはとてもハッピーなことです」  まだ舞台での経験が浅い若い俳優にとっては実はコント、コメディーというのは非常に難しいもの。そんな彼らのポテンシャルを引き上げるその演出に評価は高まっている。 「楽屋ネタなんかを出して脱線して笑いを取るという作品もありますが、そうではなくて、ストーリーの中でちゃんとしたキャラクターを演じて笑わせるということをやろうと思っています。この2つではお客さんの反応が全然違う。これができれば、お客さんにも自分の好きな俳優さんの今までに見たことのない一面を見てもらえると思います。そういう時はお客さんもびっくりして、最初は戸惑うんですが、それが笑いに変わって舞台に押し寄せてくる。そうすると俳優たちも、自信を持って、楽しく舞台ができるようになるんです」  今回も魅力的なキャストが揃っている。 「渡部秀君は仮面ライダーでブレイクして、今年は映画『進撃の巨人』にも出ます。小島藤子さんはいま大河ドラマの『花燃ゆ』に出演中で、今回が初舞台。みなさんさまざまなシーンで活躍されていますが、この舞台では今までは見せたことがないような芝居や部分が見られると思いますので、それを生で楽しんでいただければ!」  公演の詳細はhttp://www.gingeki.jp/

時は流れ、続いていく。「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」

2015.05.24Vol.643ART
 20世紀を代表する巨匠・サイ トゥオンブリーの個展が、日本の美術館で初めて開催。2011年に死去したトゥオンブリー本人が出品作品の選定に関わり、サンプトペテルブルグのエルミタージュ美術館をはじめとする欧米の主要な美術館で開催された個展を、原美術館の空間に合わせて再構成したものとなる。  サイ トゥオンブリーは1928年にアメリカに生まれ、アメリカで頭角を現した後、ローマに移住。60年代以降はヨーロッパとアメリカで高く評価され、1996年には高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)も受賞した。絵画と彫刻の両方で旺盛な制作活動を展開したが、とりわけ他の追随を許さなかったのは独特なスタイルを持つ絵画作品。その作風は即興性と激情性にあふれ、無秩序なようでいて“描画された詩”ともいえるような、テーマ性を感じられる。また、よく見ると鉛筆、絵の具、クレヨン、チョーク、ペンキなど、さまざまなマテリアルを使っており、その奔放さも醍醐味だ。  1950年代に一世を風靡していたジャクソン・ポロックやマーク・ロスコら抽象表現主義の第二世代と見られることもあるトゥオンブリーだが、イタリアを拠点とした彼はアメリカのアートシーンとは距離を置き、独自の表現を発展させていった。そんな孤高の作家の情熱を感じることのできる展覧会だ。

まずは町医者で診断を 劉勇さん(医学博士)

2015.05.24Vol.643未分類
ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

格闘家イケメンファイル Vol.25 戦慄のブラジリアンフック 木村”フィリップ”ミノル

時は流れ、続いていく。「アイ・ラブ・アート 13 ワタリウム美術館コレクション 古今東西100人展」

2015.05.24Vol.643ART
 国内外のさまざまな現代アーティストに注目し、鑑賞者をアーティストの作品世界の奥深くへといざなうユニークな展覧会の数々を企画してきたワタリウム美術館。『古今東西100人展』と題し、ワタリウム美術館の現代美術コレクションを中心に、112人のアーティストを選び、インスタレーション・立体・彫刻およそ40点、絵画・ドローイング・50点、写真80点、版画35点、映像作品5点、および記録映像の中から5点、これら約225点を一挙展示。  出展作品は、まさに古今東西。日本の作家では、岡倉天心、南方熊楠、滝口修造、岡本太郎、草間彌生、河原温、オノ・ヨーコ、寺山修司など、その時代を代表する芸術家や文化人の作品が登場。海外作家では、ビデオアートの先駆者ナム・ジュン・パイク、思想家ルドルフ・シュタイナー、ダライ・ラマ14世など、過去の展覧会や講演会でも話題を呼んだ作家たちの作品も揃う。まさに、現代アートの“伝説”ともいうべき作品や記録が一堂に会する機会。同館がこれまで、アーティストとコラボするかのように作り上げてきた一つひとつのアート空間がよみがえる、注目の展覧会。

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