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生きるって、想定外。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2014.05.25Vol.618DVD & Blu-ray
 レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの破天荒すぎる半生を描いた注目作。22歳でウォール街に乗り込んだジョーダン・ベルフォート。彼には学歴もコネも経験も無かったが、誰も思いつかない斬新なアイデアと一瞬にして人の心をつかむ話術で、またたく間に成り上がっていく。26歳で証券会社を設立、年収49億円を稼ぎ出し時代の寵児となるが…。  貯金ゼロから年収49億円を手にした実在の証券マンを演じたディカプリオの怪演は必見。学歴もコネも無かった彼がいかにして金融界の頂点に立ったのか。10年の破天荒な日々の後、なぜすべてを失うことになったのか。スコセッシ流のストーリーテリングとユーモアで描かれる、ハチャメチャすぎる男の成功と転落の物語。

“歌”を楽しむ キュービッド・デラックス / ブラッド・オレンジ

2014.05.25Vol.618CD/MUSIC
 ブラッド・オレンジは、ソランジュやスカイ・フェレーラなどを手掛け、注目を集めるプロデューサーでR&Bアーティストであるデヴ・ハインズのプロジェクト。セカンドアルバムとなる本作は、シルクのような光沢のあるサウンドや歌声からなる愛されるサウンドにあふれているが、ニューヨークで暮らすLGBTの若者のホームレスについて歌っている『Uncle ACE』、キャロライン・ポラチェクをフィーチャーした『Chamakay』など聴くほどにぐいぐいと引きつけられる楽曲も多数収録している。今チェックしておきたいアーティスト。

“歌”を楽しむ XSCAPE / マイケル・ジャクソン

2014.05.25Vol.618DVD & Blu-ray
 キング・オブ・ポップとして今もなお君臨し続けるマイケル・ジャクソンさんの最新アルバム。収録曲は、米エピックレコードがマイケル・ジャクソン・エステートの協力の下で集めた新しい音源、つまり未発表曲だけで構成した。マイケルのボーカルはそのままに、ティンバランドやスターゲイト、ロドニー・ジャーキンスら人気実力ともに兼ね備えたプロデューサたちが現代化した8曲を収録した。デラックス盤には、それらのオリジナルレコーディング素材も収録されているほか、アルバム完成までの道のりが分かる映像も。

“歌”を楽しむ Ken’s Bar Ⅲ / 平井堅

2014.05.25Vol.618CD/MUSIC
 平井堅がライフワークとして行っているアコースティックで聴かせるライブシリーズから派生して生まれた、コンセプトカバーアルバムシリーズの最新作。音楽の時代、国籍、ジャンルといった枠を飛び越えて、平井がヒットソングの数々をカバーするもの。『家族になろうよ』『純子』『いとしのエリー』といった日本の音楽シーンに確かな歴史を刻んだ楽曲を始め、『Virtual Insanity』『KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG』なども歌い上げる。改めて記すことでもないが、歌のうまさや表現力に鳥肌がたつ。

“歌”を楽しむ 逆輸入〜港湾局〜 / 椎名林檎

2014.05.25Vol.618CD/MUSIC
 シンガーソングライターの椎名林檎による初のセルフカバー集。彼女が作家に徹して他アーティストに提供した楽曲を自身で歌っている。収録曲は全11曲。『決定的三分間』(栗山千明)、『真夏の脱獄者』(SMAP)、『主演の女』(PUFFY)、『プライベイト』(広末涼子)と提供アーテイストの名前は豪華そのもの。さらに、NODA・MAP第17回公演『エッグ』劇中音楽として提供した『望遠鏡の外の景色』、さらには映画『さよなら渓谷』のエンディングテーマとして真木よう子が歌った『幸先坂』などジャンルもさまざま。聞きごたえあり。

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!ゴリ男くん&小野美香さん

おもちゃで世界を笑顔に。

歌とトークで知る仏像ライブ

2014.05.25Vol.618未分類
 インテリアとして楽しむ仏像ブランド「イSム(いすむ)」は、直営店舗のイSム 表参道店で「宮澤やすみの仏像ライブ」を開催する。難しくて近寄りがたいと思われがちな仏像を、音楽とトークの両面から身近なものにする仏像イベントだ。仏像本の執筆やテレビラジオで仏像を語る宮澤氏が、あまり知られていない秘仏の秘密など“思わず誰かに言いたくなる” ような仏像トークを展開。また、三味線を手にオリジナル仏像ソングも披露する。仏像が見守る空間で、仏像を堪能するひとときを音楽とトークで楽しめる。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

鈴木寛の「2020年への篤行録」  第8回 W杯の裏にある人々の思い

2014.05.25Vol.618COLUMN
 この3月からサッカー協会の理事に就任しました。去る5月12日、サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表メンバーが発表されました。かつて三浦知良選手や中村俊輔選手の落選が劇的に報道されたことがありましたが、毎度のことながら、選ばれた選手、選ばれなかった選手の明暗を分けてしまいます。  今回も、しばらく代表から遠ざかっていた大久保嘉人選手がサプライズ選出。昨年亡くなられたお父様の命日という奇遇も重なり、感動的に報じられました。大久保選手は前回のW杯に出場後、モチベーションが上がらず次第に代表の試合で出番が無くなっていきましたが、「もう一度、代表になれ」というお父様の遺志に奮起し、昨年は初の得点王を獲得。実力で代表復帰の機会をつかみ取りました。  一方で、川崎フロンターレの同僚である中村憲剛選手は2大会連続での代表入りは果たせませんでした。中村選手は悔しさの余り、ブログで「本当に一瞬、一瞬ですがどうでもよくなりました。ACLもリーグ戦も何もかも」と本音を漏らしていました。文字通り全身全霊をかけて目指した夢を絶たれた喪失感。私たちの想像を遥かに超えるものです。ただ、中村選手は「ボールがあれば、サッカーがあれば俺は前を向いていける」「今まで辿ってきた道は間違っていなかったと思うし、今までやってきたことに悔いは一切ない」とも綴っていて、予備登録メンバーとして準備をしっかり行う意向を示しました。私はこれを読んだとき、「ああ、本当のプロはこういう人のことなんだな」と心から尊敬しました。  今の若い人は、日本サッカーがW杯に出るのが当たり前のように感じているようですが、たかだかこの十数年のことに過ぎません。1993年にJリーグが始まる前の日本リーグの時代は、天皇杯の決勝等を除くと観客席はガラガラ。芝が張り巡らされた競技場も少なく、トップ選手が泥まみれになってボールを追いかけていました。先人たちが築き上げてきた歴史があっての今日だということを忘れてはなりません。  私の友人である藤田俊哉さんは、Jリーグのミッドフィルダーとして初の通算100得点を挙げる等、ずば抜けた活躍をされましたが、W杯出場はなりませんでした。しかし、彼のような名選手たちが切磋琢磨していたからこそ日本サッカーの層が厚くなり、競技力がアジアでトップクラスにいられるのです。現在、藤田さんはオランダに指導者留学をされていますが、新たな夢を追いかけられています。  以前、どこかの新聞で読んだ記憶なのですが、93年のJリーグの開幕戦「ヴェルディ川崎VS横浜マリノス」に出場した北澤豪さんは、「ピッチに立てなかった人たちの思いも背負って試合に臨んだ」という趣旨の話をされていました。これは今回のW杯の代表選手たちも同じ思いをお持ちだと思います。応援する私たちも、W杯の華やかな舞台の裏で、サッカー界の発展に尽くされてきた方々にも思いを巡らしていきたいものです。 (東大・慶大教授、日本サッカー協会理事、元文部科学副大臣、前参議院議員)

“歌”を楽しむ GHOST STORIES / Coldplay

2014.05.25Vol.618CD/MUSIC
 モンスターロックバンドとなった英バンド、コールドプレイの最新アルバム。美しくクラシック音楽をも想起させる壮大なメロディーとシアトリカルな楽曲構成、テクノロジーと温もりのあるアコースティック調のサウンドが入り混じる内容で、総体的な印象として、とてもコールドプレイらしい作品だ。収録曲はシンプルなビートにクリス・マーティンのファルセットが響くリード曲『Magic』を筆頭に透明感のあるギターサウンドと切ない歌詞がズシンと突き刺さる『Always In My Head』、他にも『Midnight』『A Sky Full Of Stars』など、ボーナストラックを含めて全10曲を収録した。本作のテーマは、切ない愛と別れだという。クリスと妻のグウィネス・パルトロウが別居生活をスタートさせたことがちょっとダブる。

表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

2014.05.25Vol.618STAGE
 東京壱組解散後、「壱組印」を結成し、座長を務める大谷亮介。壱組印では歌や器楽演奏を取り入れるなど、型にはまらない作品作りに挑む。その一方では篠井英介、深沢敦とのユニット「3軒茶屋婦人会」から大劇場での翻訳劇への出演など幅広い作品で活躍。舞台以外でも人気テレビドラマ『相棒』で長くレギュラーを務めるなど、バイプレーヤーっぷりを発揮している。  その大谷が今年還暦を迎え、それを記念し「ひとり祭り」を開催する。その内容は一人芝居の二本立て。人気作家である扉座の横内謙介とモダンスイマーズの蓬莱竜太が新作を書き下ろしという豪華版。  横内の『三蔵法師剃髪千四百年追善 〜八戒法話〜』は三蔵法師、孫悟空らとの西方浄土の旅から帰った猪八戒のお話。煩悩のため成仏させてもらえなかった八戒を演じる。蓬莱の『夫婦宇宙旅行』は近未来を舞台とした大阪の夫婦のお話。福引で当たった宇宙旅行に行くための夫婦の激闘の日々を描く。 “お祭り”ということもあって、全ステージ、ゲストを招いてのアフタートークも開催。大谷亮介だらけの6日間だ。

表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

2014.05.25Vol.618STAGE
 演劇における表現方法というものは日々進化している——ということをつくづく感じさせられるのが、このマームとジプシー。  その表現は、シーンのリフレインを別の角度から見せるという、いわば映画的手法を用いた独特なもの。このリフレインはそのとき発するセリフのリズムと相まって、見る者の感情を大きく揺さぶる。  最近は「家族」というテーマでの作品が多いことから、ただでさえノスタルジックな気持ちになりがちなところにリフレインをかぶせられると、その揺さぶられ度は半端なものではない。  作・演出を務める藤田貴大は2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞した。今回は「帰りの合図、」と「待ってた食卓、」を大幅にリニューアルしての再演となる。  心配なのは、こういうふうにテキストで説明して、果たして舞台上で起こっていることが伝わるのかどうかということ。多分、伝えきれてないと思うので、ぜひ劇場に足を運んで、感じてほしい作品だ。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

2014.05.25Vol.618STAGE
 演劇における表現方法というものは日々進化している——ということをつくづく感じさせられるのが、このマームとジプシー。  その表現は、シーンのリフレインを別の角度から見せるという、いわば映画的手法を用いた独特なもの。このリフレインはそのとき発するセリフのリズムと相まって、見る者の感情を大きく揺さぶる。  最近は「家族」というテーマでの作品が多いことから、ただでさえノスタルジックな気持ちになりがちなところにリフレインをかぶせられると、その揺さぶられ度は半端なものではない。  作・演出を務める藤田貴大は2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞した。今回は「帰りの合図、」と「待ってた食卓、」を大幅にリニューアルしての再演となる。  心配なのは、こういうふうにテキストで説明して、果たして舞台上で起こっていることが伝わるのかどうかということ。多分、伝えきれてないと思うので、ぜひ劇場に足を運んで、感じてほしい作品だ。

映画『キカイダー REBOOT』主演で注目度さらに上昇中! 入江甚儀

2014.05.25Vol.618映画
 映画『キカイダー REBOOT』が話題だ。41年前、子供たちを夢中にさせた作品をリブート(再起動)させるこの作品で、主演を務めるのが入江甚儀だ。大河ドラマ『軍士官兵衛』にも出演し、注目度は上昇中。「もっともっと芝居がうまくなりたい」。役者としての欲も出てきたという彼にインタビューした。

至近距離サーカスの最新作が日本上陸

2014.05.25Vol.618今日の東京イベント
米サーカス・エンターテインメント『EMPIRE−エンパイア』の日本公演製作発表が13日、都内で行われた。この作品は、最前列からごく至近距離にある直径3メートルほどの小さな円形ステージ上で行うセクシーで洗練されたパフォーマンスで、一般的なサーカスのイメージを覆してきたダークシルクの最新作で、今回も妖艶な世界を繰り広げる。  発表会には、同公演のオフィシャルサポーターに就任した、演出家でタレントのテリー伊藤が出席、「アクロバットがそばで体感できるのがすごいです」と、魅力を語った。この日は、ラートパフォーマーの吉川泰昭が登場し、シアウィールのパフォーマンスをごく至近距離で披露。「筋肉の揺れ具合や呼吸など、細かい部分を見ることができるのも、すごい。こんな至近距離で見られるなんて魅力的ですね」と、感激していた。  最新作は、ニューヨークのイーストビレッジにあるナイトクラブやタイムズスクエアに奇抜で風変わりな人たちからインスピレーションを受けたものだといい、ラスベガス公演に数々のセレブが集ったことで話題になった。  7月18日から東京・品川プリンスホテルClub eXで。

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 武蔵小杉 BAR DelSole(武蔵小杉)

靴にまつわるマイストーリー 石田純一

2014.05.25Vol.618未分類
ヨーロッパに「良い靴を履きなさい。そうしたら靴はきっとあなたを素敵な場所へ連れていってくれる」という諺があるように、靴は人生を歩む上でも重要なアイテム。そんな靴にまつわる思い出やこだわりを石田純一が語る。

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