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CD フェイド / ヨ・ラ・テンゴ

2013.01.14Vol.579CD/MUSIC
 米インディーシーンのカリスマであり国内外で揺るぎない支持を集める、3ピースバンドのヨ・ラ・テンゴが約3年ぶりにリリースするニューアルバム。ティーンエイジ・ファンクラブ、ブライトアイズなどを手掛けたカリスマ的な音響系バンドのトータスのジョン・マッケンタイアをプロデューサーに迎え、美しく優しいメロディーと光に満ちた作品で、かつストレートなメッセージも印象的だ。バンドは、リリースに先立ってシングル『Before We Run』のアニメーションPVを公開。この作品からも見て取れるように、このアルバムは、世界観というよりも彼らだからこそ描ける小宇宙を構築しているよう。希望に満ちたアルバム。

ART 映画と彫刻 –“静”と”動”のコラボ

2013.01.14Vol.579ART
「映画」と「彫刻」という異なる表現領域で活躍する2人のポルトガル人アーティストによる異色の展覧会。1人は、一般的な劇映画の文法・話法にとらわれず、ドキュメンタリーとフィクションの境界線に立つユニークな映画監督として知られるペドロ・コスタ。映画館ではなく、美術館で作品を発表するのも、彼の実験的姿勢の表れである。映画館では見ることのできない映像体験も魅力のひとつ。  もう1人は、主に鉄を素材とする彫刻家として活躍し、ヴェネチアビエンナーレなどにもポルトガル代表として出品しているルイ・シャフェス。鉄という素材にこだわりながら、彫刻的表現のさまざまなイディオムを駆使して、幅広い造形を手がけている。  一方は映画、一方は彫刻という、一見まったく異なる表現領域で活躍する2人の作家。プライベートでも仲の良いという彼らが、原美術館という空間で、どんな“対話”を繰り広げるのか。ちなみに、本展のタイトルは、2人がともに敬愛する日本映画の巨匠小津安二郎監督の墓碑に刻まれた一文字「無」に触発されて選んだものとのこと。

STAGE 2006年初演の初期の作品が待望の再演

2013.01.14Vol.589STAGE
 本作は2006年に「青年団若手自主企画」というカテゴリーで初演された。翌年からサンプルはユニットとして独立。その後、作・演出の松井周は「フェスティバル/トーキョー09秋」への参加、2010年には岸田戯曲賞受賞など、次々と話題作を発表し続ける。松井にとっては初期の作品といえるのだが、当時からすでに現在のスタイルを確立しており、改めてその完成度の高さ、一貫した方向性には目を見張るものがある。  舞台は東京の環状線と高速道路に挟まれた場所にある小さな自然食品の店。そこには店長と息子、店員たちが住んでおり、小さな共同体を形成していた。彼らは「水」や自然食品を販売し、自給自足の暮らしをしている。「水」を作っているのはその店の地下に住む息子。ある日、一人の女の子が働きたいと店にやってきた時から彼らの生活に変化が訪れる。  描かれた状況は7年経って、受け取り方もずいぶん変わっているだろう。そんなことも踏まえて、改めてコミュニティや信じるということについて考えさせられる作品だ。

日本をカツギ上げる!怒髪天・増子直純が『ニッポン・ワッショイ』

2013.01.14Vol.579未分類
ロックバンドの怒髪天が日本をカツギ上げる! 9日にニューシングル『日本ワッショイ計画』をリリース。ど真ん中の怒髪天サウンドとある意味“想定内”の音頭で30周年プレ・イヤーの幕開けを宣言する。暗いことばかりに目が行く今日このごろ、怒髪天があなたの視点をガラリと変えてくれそう。ボーカルの増子直純に聞いた。

東京芸術劇場が手がけるダンスプロジェクト「芸劇dance」

2013.01.14Vol.579今日の東京イベント
 野田秀樹が芸術監督に就任以降、意欲的な企画に取り組む東京芸術劇場。フィジカルシアター、若い演劇人の育成、海外作品の招へいという3つの柱を掲げて、公共劇場ならではの活動をしてきたのだが、昨年9月のリニューアルを機に「芸劇dance」と名付けたダンスプロジェクトを立ち上げた。  現在、中学校の保健体育の授業でダンスが必修科目になるなど、ダンスに注目が集まってはいるが、コンテンポラリーダンスなどは、劇場に足を運んでまで鑑賞するという人はまだまだ少ない。山海塾、大駱駝艦、勅使川原三郎といった世界的に評価の高いカンパニーやダンサーがいるのに、ちょっと不思議な状況ではある。  採算性が低いからといって、世界に誇る日本の才能を海外に流出させたり、衰退していくのもおかしな話。「よし、ここは芸劇が一肌脱ぐか!」と言ったかどうかは定かではないが、今回の「芸劇dance」は、ダンスを“作る人”“踊る人”そして“観る人”を育てようという観点から東京芸術劇場が立ち上げたもの。  タッグを組むのはダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する勅使川原三郎。昨年9月から勅使川原の監修のもと青少年を対象としたダンスワークショップ「U18 ダンスワークショップ・プロジェクト」を開催。オーディションで選ばれた13歳から16歳の青少年たちは勅使川原の独特のメソッドのもと、その可能性を開花させつつある。そして1月26、27日に、そのワークショップと連動する形で『ダンサーRの細胞』という新作が上演される。出演は佐東利穂子、KARASダンサーズ、ワークショップ参加の10代の青少年たち。  佐東は近年の勅使川原の全作品でメインパートを踊り、昨年はイタリアの権威あるレオニード・マシーン賞で「最優秀女性ダンサー賞」を受賞するなど、これまた海外で高い評価を受けているダンサーだ。今回の作品では勅使川原はダンサーの身体を固有の“細胞”のようにとらえ、さらなる新境地に挑戦するという。文字通り、佐東のような世界的なダンサーと初めて勅使川原の世界に触れる10代のダンサーたちが交わってどのような化学変化を見せるのか興味深い。  このワークショップは来年度も行われる予定とのことなので、自身が12~18歳の人、その年齢の子供がいて、気になる人は芸劇のホームページをこまめにのぞいておくことをオススメ。勅使川原のメソッドはテクニックより基本的な動きや理念といったものに重きを置くもので、ダンスの巧拙よりも自身の身体への素直な興味、疑問を重要視し、自身の身体と対話し新しい発見を重ねていくことを大切にするもの。必ずしもプロのダンサーを目指す人のためのものではなく、ダンスを通じての青少年の育成に大きく寄与することを目的としている。また12月にはコンドルズの近藤良平によるワークショップも予定されているとのこと。  勅使川原自身は4月12日にコンサートホールで鈴木優人のパイプオルガンとコラボレーション公演を行う。ちなみに芸劇のパイプオルガンは国内最大規模のもの。リニューアル後もオーバーホール継続中で、3月31日にお披露目記念コンサートが行われる。

全国高校ラグビー 常翔学園が5度目の優勝

1・20修斗でフェザー級注目の一戦「徹vs佐々木」

INFINITY.II イ・ソンヒョンがライト級王座奪取

2013.01.14Vol.579未分類
 RISEとM-1ムエタイチャレンジ(M-1 MC)合同興行となる『RISE 91/M-1MC〜INFINITY.㈼〜』が6日、水道橋の後楽園ホールで行われた。昨年12月2日に続いて2度目の開催となる。  ともに立ち技格闘技ではあるものの、RISEはK-1に近いルールで、パンチとキックの攻防がメーン。一方、M-1 MCのWPMFルールはムエタイのルール。この日は互いのルールの試合のほか、両団体の選手による対抗戦も行われた。  メーンは裕樹にイ・ソンヒョンが挑戦するRISEライト級タイトルマッチ。両者は昨年6月にノンタイトル戦で対戦し、イが判定で勝利を収めている。イは以降、裕樹をタイトルマッチで追い込んだ渡辺理想をKO、ライト級トップ戦線の麻原将平を判定で破る。そして前回のINFINITYではM-1MCのトップタイ人であるブアカーオ・ウィラサクレックをも1RKOで破る快進撃を見せ、タイトルマッチにこぎつけた。  裕樹はイに敗れた後は元イッツ・ショータイム世界王者ハヴィエルエルナンデスを2RKOで破り、今年は世界を視野に勝負を挑みたいところ。いやそれ以前に、同じ相手に連敗は許されず、必勝を期してのリングとなった。  エルナンデスを葬った必殺のローキックを繰り出す裕樹に対し、パンチを主体に応戦するイ。裕樹はローキックにパンチを合わされる場面が目立ち、攻撃が単発に。ボディーへのパンチで裕樹のスタミナを削ったイは、4R、今度は裕樹の左足をターゲットに左右のローキックを放つ。3R以降、足払いで転倒する場面が目立つ裕樹。左足に異変が起こったのは明らかだ。イの徹底したローキックに左足を破壊された裕樹は1回目のダウン。立ち上がるも、またも足払いで倒されると、今度は立ち上がれずにレフェリーは2度目のダウンを取る。意地で立ち上がりその左足でミドルキックを放つ裕樹だったが、自ら倒れ3度目のダウン。レフェリーが試合を止め、イがTKOで王座を奪取した。  この日は、第4代RISEバンタム級挑戦者決定トーナメントが行われ、準決勝で村越優汰と延長までもつれ込む激闘を繰り広げた六川星矢が前田浩喜を1R2分34秒、2度のダウンを奪って優勝。3月17日に後楽園ホールで行われるDykiとの決定戦に駒を進めた。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第4回 2013年、僕が行くDANCEの道。

2013.01.14Vol.579EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了>
みなさま、明けましておめでとうございます。この連載をみなさんにより楽しんで読んでいただけるように、心を込めてつとめさせていただきますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします! EXILEは2013年、『EXILE PRIDE』というテーマを掲げ、春からドームツアーをやらせていただきます。また全国のみなさんと最高の笑顔で会えることを楽しみにしています。前回も書かせていただいたヨーロッパで学んだ事をたくさん取り入れて、更に高いパフォーマンスを目指したいと思っています。 そんな2013年にまず僕が取り掛かることは、2月1日から品川ステラボールにて始まる舞台『DANCE EARTH 〜命の鼓動〜』。主演・サルタ役で出演させていただきます。これはプロデューサーでもあるEXILEメンバーUSAさんのライフワークプロジェクトが 、新たに“グローバルダンスエンターテインメント”として、お芝居ともミュージカルともいえる新感覚な舞台になったものです。USAさんの独特なダンスは昔から見ているのですが、僕がいうのもなんですが、日々変化と進化を繰り返しています。世界中を旅していろんな場所の、いろんなリズムと出会って帰ってきたUSAさんのダンスは、EXILEメンバーにいつも刺激を届けてくれます。地球は僕らのダンスフロア。どんな場所にも踊りがあって、それぞれのリズムで、それぞれのダンスをしていて…。「人はなぜ踊るのか?」なんてことは考えもしなかった僕が、USAさんと出会って、今回の役と出会って、改めて考えています(笑)。そこに答えがあるのかないのかまだわかりませんが、この舞台を見終わった皆さんが「何だかよくわからないけど踊りたいな!」なんて感じてくれたらうれしいです。 そして今回は何といっても、俳優・岸谷五朗さんが演出として参加してくださいます。僕も大好きな舞台『地球ゴージャス』もやられていますし、本当に素敵な方です。すでに稽古も始まっているのですが、岸谷さんの稽古はまず発声から始まり、ストレッチ、アップ、そしてマット運動とかなり念入りに行っていきます。もちろんケガの防止が最優先のアップですが、今までやったことのない事や自分の得意な事、不得意な事をたくさん発見することが出来ています。今回のこの経験で自分のダンスやお芝居を超えた表現を見つける事を課題に頑張らせていただきます。  また、新しい試みとして客席の3分の2がバランスボールになっています。ただ座っているだけでもトレーニングになりますが、この舞台を観て体幹を鍛えたりストレッチしてみたり、はたまたみんなでバウンドして踊りだしてみたり(笑)。もちろん普通の客席もご用意していますがオールキャスト、オールスタッフ、たくさんのワクワクしてくる仕掛けを用意して皆さんをお待ちしていますのでぜひ楽しみにしていてください。

トム最新作来日会見で『M:I5』もPR!?

2013.01.14Vol.579映画
 トム・クルーズの最新主演作『アウトロー』の記者会見が9日行われ、来日したトム、クリストファー・マッカリー監督と、ヒロイン役ロザムンド・パイクが登壇した。 「東京にまた来れてうれしいよ!」と満面の笑みで会見に登場したトムは「本作で自分が演じたジャックは、デジタルの世界に暮らしているアナログな男。『用心棒』のローニンのようなスピリットを持った男なんだ」と紹介。中でも「カーチェイスのシーンは確かに大変だったよ。最初からスタントマンを使わず自分でやると決めていた。僕はいつも作品をいかに娯楽性の高いものにするかを考えていて、それで危ない行動をとることになるんだ。結局8台の車を廃車にしたよ。残った1台はもらったけどね(笑)」と、自らスタントをこなしたカーチェイスシーンについて、熱く語った。またトムが友人でもあるマッカリー監督への信頼を語り「実は次の“ミッション:インポッシブル”は彼が監督をするんだよ」と明かすと、会場からも驚きの声と拍手が上がっていた。映画は2月1日より公開。

大河『八重の桜』好発進 初回は『平清盛』上回る

2013.01.14Vol.579未分類
 綾瀬はるかの主演で6日にスタートしたNHK大河ドラマ『八重の桜』(日曜午後8時)の初回平均視聴率が、関東地区で21.4%を記録したことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。  前作『平清盛』初回の17.3%を約4ポイント上回り、20%超えの好発進。過去10作では6番目の数字となった。前作は最終回(昨年12月23日)も9.5%と最後まで低調なまま推移したが、初回21.7%だった前々作『江〜姫たちの戦国〜』並みの数字に回復、大河の“面目”を保った形だ。 『八重の桜』では、幕末の会津藩出身で後に同志社大を創設した新島襄の妻となる主人公・八重を綾瀬が演じている。

水嶋ヒロ 俳優本格復帰 映画『黒執事』に主演

2013.01.14Vol.579未分類
 水嶋ヒロが3年ぶりに俳優業に本格復帰することが8日、分かった。年内公開予定のダークファンタジー映画『黒執事』に主演が決定、正体は悪魔というナゾめいた執事役に挑む。2010年9月公開の主演映画『BECK』以降、CMなどを除き映画やドラマへの出演がなかった水嶋は「すばらしい作品と出会うことができた」と気合十分だ。  出演は、同作のプロデューサーが1年半以上前から熱心にオファーしたことで実現。「俳優復帰を決断したことに驚いている気持ちもありますが、本当に良い作品と出会うことで、ここまで自分の気持ちが動くものなのか…」と水嶋はコメントを寄せている。4月にクランクイン。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

水嶋ヒロ 俳優本格復帰 映画『黒執事』に主演

2013.01.14Vol.579未分類
 水嶋ヒロが3年ぶりに俳優業に本格復帰することが8日、分かった。年内公開予定のダークファンタジー映画『黒執事』に主演が決定、正体は悪魔というナゾめいた執事役に挑む。2010年9月公開の主演映画『BECK』以降、CMなどを除き映画やドラマへの出演がなかった水嶋は「すばらしい作品と出会うことができた」と気合十分だ。  出演は、同作のプロデューサーが1年半以上前から熱心にオファーしたことで実現。「俳優復帰を決断したことに驚いている気持ちもありますが、本当に良い作品と出会うことで、ここまで自分の気持ちが動くものなのか…」と水嶋はコメントを寄せている。4月にクランクイン。

炎の料理人キスマイ玉森 ミッチー信長が太鼓判

2013.01.14Vol.579未分類
 人気グループ、Kis−My−Ft2の玉森裕太が主演するテレビ朝日系ドラマ『信長のシェフ』(金曜午後11時15分)の制作発表が、太秦東映撮影所で行われた。  戦国時代にタイムスリップしたフレンチシェフの主人公が、織田信長の専属料理人として奮闘する物語。命をかけて信長の命に従う料理を作るケン役の玉森は、「料理をしたことがなかったけど、これを機会に卵焼きを作るようになりました。ダシが利いたちょっとしょっぱい感じで…」と料理男子を宣言。さっそく、報道陣の前で「オマール海老のスープ仕立て」を作り、フライパンに炎が燃えさかる調理法、フランベを披露。信長役の及川光博は試食し、「実にうまい、見事じゃ」と太鼓判。味がまずいと命を奪われる運命の玉森シェフに「玉ちゃんの根性はすごい。おめでとう」と祝福した。玉森は、真冬の川に30分浸かる極寒ロケも体験。男装の女刀鍛治役の志田未来は「玉森さんが川で震えて、今まで聞いたことのない声を上げていた」と絶賛した。

剛力彩芽『ビブリア–』は「ワクワク楽しんで」

2013.01.14Vol.579エンタメ
14日スタートの新ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系、月曜午後9時)の制作発表が8日、東京大神宮で行われ、主演の剛力彩芽、AKIRA、高橋克実の主要キャストが出席した。剛力は「ワクワク楽しみながら見てもらえると思う」と、胸を張った。  三上延による同名のベストセラー小説をドラマ化。鎌倉でひっそりと営業している古書店・ビブリア古書堂を舞台に、古書に関する膨大な知識を持つ店主・栞子(剛力)がその知識と鋭い観察眼を生かして、さまざまな謎や秘密を解き明かしていくヒューマンミステリードラマだ。  剛力は「原作を読ませていただいて栞子がすごく好きになった。その女性を演じさせていただけけてうれしい。原作の栞子に近づけたらいいなっていうのと、私らしさも出していけたら」と、やる気。一方、あるきっかけでビブリア古書堂でアルバイトをする大輔を演じるAKIRAも「原作の素晴らしい世界観のもと、新しいヒューマンミステリーになっている。ワクワクしました」と話した。  撮影は順調だというが問題は長ゼリフ。ほとんどが剛力のセリフで、なかには台本14ページにわたるものも。「1話はほどんど私がしゃべってます」と剛力。AKIRAは「僕は『は?』とか『う?』とかで……」。高橋も「栞子が全部言ったあと、やっぱりそうだったかという本当においしい役」と、苦笑いだった。

小池百合子のMOTTAINAI 「祝祭日には日の丸を揚げましょう!」

ニュースの焦点 五輪「立候補ファイル」公表で招致活動本格化

2013.01.14Vol.579未分類
 2020年東京五輪招致委員会は8日、国際オリンピック委員会(IOC)に提出した開催計画書「立候補ファイル」を公表した。大会ビジョンには「安全な大会の開催」を掲げ、インフラと最先端技術が整う東京の都市力を強調。東京五輪を通じて「スポーツの力で人々を団結させ、鼓舞するとともに、未来へのレガシーを築く」と未来志向型の五輪像を打ち出した。  招致スローガンは東日本大震災からの復興の意図を込め、「Discover Tomorrow〜未来(あした)をつかもう〜」とし、サッカーの1次リーグを宮城県で行う。1964年東京五輪でメーン会場だった国立競技場を8万人収容に改築して開閉会式などを行い、中央区晴海に建設する選手村から半径8キロ圏内に東京近郊の33会場のうち85%の28会場が収まる「コンパクトな大会開催」とした。昨年2月の申請ファイル提出時には、震災からの「日本復活五輪」と位置づけたが、今回はその文言を盛り込まず「20年招致は希望を生み出し、困難に打ち勝って明るい未来に前進する力」などと記載。また放射能漏れへの不安に配慮し、東京の放射線量は「国際基準値を大幅に下回る」と説明。地震や津波などの災害、電力不足の懸念にも万全の備えを強調した。  東京は2016年招致でも高く評価された開催計画を、さらに細部を磨き上げ2度目の招致レースに臨む。前回の売りだったコンパクトな競技会場配置はそのままに、16年五輪招致では有明北地区(江東区)に予定されていた選手村は今回は晴海地区に変更。44ヘクタールを確保し、トレーニング施設も併設できるようにした。  東京が敗れた前回16年招致で「外交力の不足」を指摘された日本オリンピック委員会(JOC)。  招致のカギを握るのは、投票権を持つ約100人のIOC委員へのアプローチ。「水面下では招致レースが始まっている」(招致関係者)との指摘通り、イスタンブールはイスラム圏での足場固めに精力的で、マドリードはスペイン王室を通じたネットワークの活用で支持を広げているとの観測もある。  JOCは昨夏のロンドン五輪期間中、活動拠点となる「ジャパンハウス」をロンドン市中心部に開設し、IOC委員ら延べ約400人のVIPを歓待した。だが、約20票あるアジアは、地域が広範で民俗や宗教も多様なため、取りまとめは一筋縄ではいかない。尖閣諸島の問題で日中関係が冷え切っているのも気がかりだ。東日本大震災との関連が指摘される昨年12月の中央道のトンネル崩落事故や三陸沖の地震に「IOC委員は神経質になっている」(竹田会長)という。日本の「安全神話」を砕いた災害への不安は、国内と海外で温度差があり、「安全」の発信も重要になる。  会見で猪瀬直樹東京都知事は「東京には長い歴史が育んできた伝統文化から最先端のテクノロジー、若者文化まで世界をリードするトレンドの中心であり、世界でも類をみない安全性を誇る都市。ここで繰り広げられる大会は、かつてないダイナミックな祭典になる」と意義を強調。今回のファイルでは、東日本大震災からの「復興」という直接的な文言より、「困難に打ち勝って前進する」という未来志向を打ち出したのだが、猪瀬知事は「2020年の開催というのは、復興に向けた大きな目標になる。世界中から受けた、励ましや支援に対しての返礼の場にもなる」と復興への思いを語った。  前回の敗因を踏まえて、ロビー活動の秘策を聞かれた猪瀬知事は「この前は、東京は一生懸命頑張っていた。ところが、国が政権交代とか、政局でゴタゴタしていて、そういう状況では、一丸となってやる雰囲気がつくれなかった。(今回は)いろんな形で、外務省の官僚も、文科省の官僚も動いてもらいます」と強い口調で語った。  またIOCから支持率と電力に関する懸念が示されていることについては「支持率が47%だったのは民主党政権の末期で、復興の展望も見えず、原発事故があって電力の供給がどうなるかわからない状況」としたうえで、「今は政局も片付いた。電力改革は僕自身が当事者としてあたっている」と述べた。

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