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グリーン・デイの楽曲で綴る エネルギッシュなミュージカル 『アメリカン・イディオット』

2013.07.22Vol.596STAGE
 本国アメリカはもちろん、世界中で話題を集める、新世紀のブロードウェイミュージカル『アメリカン・イディオット』が日本上陸、8月7日に東京国際フォーラム ホールCで幕を開ける。  米人気ロックバンド、グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョーと、ブロードウェイの鬼才マイケルメイヤーがタッグを組んだミュージカル。始まりは、グリーン・デイが2004年にリリースしたアルバム『アメリカン・イディオット』だ。このアルバムは、アメリカ同時多発テロによるイラク戦争への怒りを表した内容でバンドは本作でグラミー賞も受賞。若者たちのカリスマというグリーン・デイのイメージを大きく変えた。なぜこのアルバムがミュージカル化されたかというと、ビリーが『ロッキー・ホラー・ショー』や『ウエストサイドストーリー』といったミュージカル作品の影響を受けて、プロットを作り、舞台化を視野にいれて制作したため。マイケルメイヤーは「アルバムを初めて聞いた時、先天的に演劇/舞台の要素を持ち合わせていると感じた。上演してくれと訴えていた」と、語っている。  物語の軸となるのは、9.11後の世界で人生の意義を見つけようと、厳しい現実のなかでもがき、葛藤しながらも成長していく青年たち。グリーン・デイの楽曲とともに、アルコールやドラッグ、未成年での妊娠など、アメリカ社会が直面している社会問題を描き出していく。  キャストには、役柄とほぼ同年代の若手が勢ぞろい。彼らはみな真摯に役に向き合い、自分自身をむき出して持てるものをすべて役にぶつけ、エネルギッシュな舞台を作り上げている。  ロックバンドの生演奏にのせて、セリフも少なくロックコンサート感覚で駆け抜ける本作は、ミュージカルに親しみのない人でも鑑賞しやすい作品ともいえる。ミュージカルファン、グリーン・デイのファンはいうまでもないが、幅広い層に訴えかける作品。この夏、マストチェックのミュージカルだ。

監督・黒田勇樹×主演・はるかぜちゃんの映画がクランクイン

2013.07.22Vol.596映画
 元俳優でハイパーメディアフリーターとして幅広く活躍中の黒田勇樹が現在映画を撮影中だ。  これは黒田が講師を務める「演劇ワークショップ FreeAct」に通う生徒たちとゲスト俳優によって作られるもので『黒田勇樹殺人事件』と『ロングロングロングホリディ』という2作品。7月10日にクランクインした。  黒田が監督となって映画を撮るという企画は昨年もあったのだが、芸能マスコミを騒がせた離婚問題などもあり、取りあえずペンディングに。今回の2作品はそれとは別のプロジェクトで、黒田にとっては念願の映画制作となる。 『黒田勇樹殺人事件』はダークな要素を含んだサスペンス的な作品で、『ロングロングロングホリディ』はファンタジックな作品。 『ロング——』は人気子役のはるかぜちゃんこと春名風花が主演を務める。春名がツイッターで「演技の仕事がしたい」とつぶやいたことをきっかけに、黒田がオファー。電撃的に出演が決まった。  ワークショップの生徒がスタッフも兼ねていることもあり、クランクインの日は監督業だけではなくスタッフワークにも細かい支持を出す黒田は、猛暑日の炎天下の中、右に左にと走りっぱなし。 「楽しいと苦しいの両方を人生で一番感じている。離婚よりしんどい! 映画を作っているときはほかのことは何にも考えられない。そんな時間を過ごせたことが楽しかったし、集中し続けることがすごく苦しかった」と撮影後にコメント。  黒田は目標とする監督像については「僕が出会ったすべての監督さん。今まで携わった素晴らしい現場をすべて教科書にしています」と語る。撮影を終えた春名はそんな黒田監督について「今まで会った監督の中で一番楽しい人。伸び伸びとできました」と語った。自らが俳優として現場にいたときの経験を生かし、出演者が一番力を発揮できる環境作りができるのは映画監督としては大きなアドバンテージといえる。  撮影・編集後は年末の公開を目指し、黒田自らPRにも走り回るという。  映画の詳細は『黒田勇樹殺人事件』Facebook(https:/www.facebook.com/kurodayuukisatsujinnjiken)から。

「ドックヤードガーデン」で180度体感型プロジェクションマッピング登場!

2013.07.22Vol.596今日の東京イベント
 近年、人気スポットなどで催され、多くの人を魅了している空間映像演出“3Dプロジェクションマッピング”。平面スクリーンでなく、凹凸のある壁面にも映像を投影できるため、東京駅や東京国立博物館といった既存の建築物の壁面に投影するイベントなども数多く行われ、大きな話題を呼んだ。  そんな中、なんと屋外では日本初となる“180度”のプロジェクションマッピングが登場した。それが、横浜ランドマークタワーの開業20周年企画に合わせて登場する「ドックヤード・プロジェクションマッピング」。ドックヤードガーデンは、かつて造船所のドックだった場所を広場にしたもので、国の重要文化財にもなっている。今回のプロジェクションマッピングは、ドックヤードの船型の形状を生かし、高さ10メートル・横幅約29メートルの石壁に沿って、180度に映像を投影するという、かつてない催しとなる。通常は正面のスクリーンや壁面を眺めるものが多い中、正面と左右に映像が投影されると、まるで映像世界の中に入り込んだかのような、非日常的な体験が味わえると、先月16日のスタートから大きな注目を集めている。  第1弾は『YOKOHAMA ODYSSEY』と題して、横浜開港から現代、そして未来のみなとみらいまでを表現する横浜ならではのストーリーで、歴史感あふれる冒険を楽しめるプログラムを上映。今後も順次、新たなコンテンツを入れ替えて、さまざまな映像演出を180度の迫力で楽しませてくれるとのこと。  夏休みの思い出作りにもおススメなプロジェクションマッピングのスポットになりそうだ。

「いつも流れていたのはチェット・ベイカーだった」 マット・ダスク

2013.07.22Vol.596未分類
 2007年のアルバム『バック・イン・タウン』で注目を集めた、マット・ダスク。21世紀のシナトラとも呼ばれる彼の最新作は『マイ・ファニー・バレンタイン チェット・ベイカー・ソング・ブック』。没後25周年を迎えた伝説的なジャズマン、チェット・ベイカーに捧げる作品だ。 「チェット・ベイカーは、セックス、ドラッグ、ロックンロールみたいなバッドボーイイメージで語られがちではあるけれど、彼のパフォーマンスは最高そのもの。もともと僕は、フランク・シナトラやナット・キングコールを聞いていたけれど、彼と出会ってからは、宿題をやるときも、ガールフレンドを部屋に招いた時でも、流れていたのはいつもチェットだった」  制作にあたって、最も苦労したのは「(チェット・ベイカーの)情熱をつかんで表現すること」だったという。 「彼のパフォーマンスっていつもハイに聞こえる。なんていうのかな、歌うということをシンプルに追求しているようにも思えるんです。シンガーとしての僕は、フレーズはどうしたらいいのかとかいろいろ考えがちだから歌う以外のことができないような状況を作ってみたりしました。レコーディングを夜中や朝早くにするとか、スコッチをなめてから歌ってみたり(笑)。その方法でいいレコードができたから、次は、ワインを引っかけてからレコーディングしようかな(笑)」  これまでの作品のなかでも特別なものになったという。マットは「聞いてくれた人が、(チェットの活躍した)当時に戻って、彼の音楽の魅力に再び触れてくれたらうれしいですね」と話す。  9月開催の東京JAZZ で再来日も決定。ステージでは八代亜紀とのデュエットも披露する。「みんなに喜んでもらえるステージにしたいと思っています」。

長島昭久のリアリズム「ポスト参院選の争点–憲法改正について」

2013.07.22Vol.596COLUMN
 前回から在外邦人の安全確保のための法制度をめぐる内閣法制局の憲法解釈の問題点について短期連載を始めたばかりですが、今回は、参院選直後ということもあり、いよいよこの秋にも政治日程に上がって来る憲法改正について私見を明らかにしておきたいと思います。  私は初当選以来、自らの重点公約として憲法改正を主張して参りました。もちろん、現行憲法は評価すべき点も沢山あります。しかし、いかんせん戦後の混乱期につくられたこともあり、60年余を経て当時の憲法制定者の予測をはるかに超えた新しい社会状況に対応しきれなくなって来たことは誰の目にも明らかです。したがって、新しい社会状況に鑑み、プライヴァシーの権利や環境権、知る権利、さらには犯罪被害者の人権など、「新しい人権」を憲法の明文規定に加えることにより、憲法の第一原理である基本的人権の保障をさらに深化させて行く憲法改正を否定する方はいないと思います。この点は護憲派の方々にも真剣に考えていただきたいと思います。  一方、第9条に象徴されるように、憲法条文と現実のギャップがますます拡大し内閣法制局を中心とする辻褄合わせの解釈改憲によって、かえって憲法が空洞化することに危機感を覚えます。他にも、特に統治機構をめぐる憲法規定には数多くの改善点があると思います。まず、二院制です。現行のように選ばれ方(選挙制度)も役割も同じ衆議院と参議院では、そもそも二院制の意味はなく、審議の停滞を招くばかりです。しかも、衆議院の多数によって内閣を構成する「議院内閣制」は、本来は政治を安定化させる仕組みであるにも拘らず、参議院が強すぎるため、衆議院に対する事実上の拒否権を行使することによりかえって政治が不安定化する事態を招いています。衆参の役割をガラリと変えるか、一院制にしなければ「ねじれ国会」の弊害は永遠に続くと思います。  また、地方分権も長らく叫ばれてきましたが、憲法92条以下の規定により自治体の組織も運営も財政もすべて国の法律によってがんじがらめの現状では、分権改革は掛け声倒れに終わってしまいます。今こそ「公共部門が負うべき責務は原則として最も市民に身近な公共団体が優先的に執行するものとする」との欧州自治憲章(欧州30カ国余が批准)に謳われた「補完性の原理」に基づいて憲法改正すべきです。すなわち、自助・共助を補完する公助はまず身近な自治体によって、それでも解決されない問題を広域自治体(たとえば、道州制)で、国は外交安全保障や通貨、教育水準の確保など限定的な役割を担うような真の分権社会を実現させるのです。(つづく) (衆議院議員 長島昭久)

宮崎駿、5年ぶりの監督作は大人を揺さぶる青春物語!

吉川晃司 SAMURAI ROCK 「思いを込めて、全力投球」

『ムービー43』試写会に25組50名 

2013.07.22Vol.596映画
 ヒュー・ジャックマン、ケイト・ウィンスレット、クロエ・グレース・モレッツ、ナオミ・ワッツ、ユマ・サーマン、リチャード・ギア、デニス・クェイド…超豪華キャストがオールスター出演していながらも“無駄遣い”“最低な映画!”と、ある意味称賛された超問題作が日本上陸! 『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』を手掛けたピーター・ファレリーが「R指定のコメディーをつくろう」と呼びかけて、そうそうたるキャスト・スタッフを集結させ、史上空前のおバカ&おゲレツムービーを誕生させた!  バカすぎる、下品すぎるネタを、あの俳優が、あの女優が大真面目に熱演。6年の歳月をかけ作品が完成したものの、ついに迎えたハリウッド・プレミアの夜、用意されたレッド・カーペットに出演者は誰一人として現れなかったという。「歴代の最悪映画における『市民ケーン』的不動の存在」というメディア評まで捧げられた、正真正銘の“ドン引き”映画。そこまでいわれたら見るしかない…!? 8月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開。 『ムービー43』試写会に25組50名  

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

『エンド・オブ・ウォッチ』試写会に15組30名 

2013.07.22Vol.596映画
 これが“ロス警察”のリアルな日常だ! パトカー内に搭載されたビデオカメラによって、これまで映像化されることのなかったL.A.犯罪最前線を、徹底したリアリズムで描き出す究極の警察ドラマ。全米で最も危険な地域といわれるサウス・セントラルをパトロールする警察官たちの日常は、まさに死と隣り合わせ。過酷な状況の中において、彼らはいかに死地を乗り越えていくのか。  ロサンゼルスの一角に位置する重犯罪多発地区サウス・セントラル。この地区を担当する白人巡査テイラーとメキシコ系巡査ザヴァラは屈指の犯罪検挙率を誇る警官コンビ。ある日のパトロール中、通報を受けて踏み込んだ一軒屋で、メキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人に、本国の組織から暗殺指令が下る。2人はメキシカン・ギャングたちの襲撃をかいくぐりながら、決死の反撃を開始するのだが…。これがフィクションかと疑うほどの臨場感に圧倒される一本。8月17日より丸の内TOEI他にて全国公開。 『エンド・オブ・ウォッチ』試写会に15組30名  

『最愛の大地』試写会に15組30名 

2013.07.22Vol.596映画
 ハリウッドのトップ女優として注目を集めるアンジェリーナ・ジョリーが、長編初監督に挑んだ注目作『最愛の大地』が、ついに日本で公開。オスカー女優という肩書きを持ちながらも、長年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として各地を訪れ、平和を訴える活動を続けている。そんな彼女が、今回プロデュースではなく自ら脚本を書き監督した本作品は、彼女だからこそ描くことができた、究極の愛の物語となっている。  セルビア系ボスニア人の警官・ダニエルと、ムスリム系ボスニア人の画家・アイラは、ごく普通の幸せな恋人同士だった。ところがあるデートの夜、爆発テロが起こり、その日から2人の運命は一変する。ムスリム系住民は次々とセルビア兵士に連行され命や尊厳を奪われるようになる。アイラもまた捕虜となるが、セルビア系ボスニア軍の将校になっていたダニエルに保護される。恐怖と愛の間で揺れるアイラ。周囲に知られないようアイラを守ろうとするダニエル。しかし激化する戦いに2人もまた飲み込まれていく…。  8月10日より新宿ピカデリー他にて公開。 『最愛の大地』試写会に15組30名   

オルフェーヴル凱旋門賞に再挑戦 ジェンティルは回避

2013.07.20Vol.596未分類
 競馬のGI5勝馬のオルフェーヴル(牡5・池江泰)が、昨年2着に敗れたフランス凱旋門賞(10月6日)に再挑戦することが11日、正式に決まった。オーナーのサンデーレーシングがホームページで発表した。  オルフェーヴルは6月13日に運動誘発性肺出血を発症して宝塚記念を回避。しかし、順調に回復したため、予定通りに凱旋門賞に参戦することになった。  凱旋門賞にはオルフェーブルのほかにもエイシンフラッシュ(牡6・藤原)、キズナ(牡3・佐々木晶)、ジェンティルドンナ(牝4・石坂正)、デニムアンドルビー(牝3・角居)、ナカヤマナイト(牡5・二ノ宮)の6頭が登録していたが、ジェンティルドンナは9日、参戦を回避したことが分かった。キズナは参戦の予定。

Jリーグ 来季から12チームでJ3発足決定

2013.07.20Vol.596未分類
 サッカーのJリーグは9日、都内でJ1、J2合同実行委員会を開き、2ステージ制やポストシーズンの導入を含むJ1リーグ戦の大会方式について協議した。結論が出なかったため、40クラブを地域別に4つに分け分科会のような形で議論を進め、9月の実行委で再び協議する。  クラブ側からは「大会方式変更後のメリットが分かりにくい」「サポーターへの説明が不十分」などの意見が出され、「拙速に進めるべきではない」との見解で一致した。実行委が行われた会場の外では、2ステージ制に反対するサポーターらの姿も見受けられた。  また16日に開始された理事会では、J2の下部リーグとなるJ3を来季から12チームで発足させることを正式決定した。総当たり3回戦の全33節で行い、シーズン後のJ2との入れ替え方法などは今後協議する。12チームの中にはJ1、J2の22歳以下の若手で構成する「特別参加枠(仮称)」を設けることも検討している。  J3は現在、J2との入れ替え戦がある日本フットボールリーグ(JFL)内にJリーグ入りを目指すクラブと、プロ志向のないアマチュアクラブが混在する不具合解消のため設立。すでにJリーグ準加盟を承認されたJFLの6クラブと、6月末の期限までに申請したJFL6、地域リーグ7の計19チームが参加を希望しており、今後はJ3ライセンス取得など条件を満たした中から参加チームが決まる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

Jリーグ 来季から12チームでJ3発足決定

2013.07.20Vol.596未分類
 サッカーのJリーグは9日、都内でJ1、J2合同実行委員会を開き、2ステージ制やポストシーズンの導入を含むJ1リーグ戦の大会方式について協議した。結論が出なかったため、40クラブを地域別に4つに分け分科会のような形で議論を進め、9月の実行委で再び協議する。  クラブ側からは「大会方式変更後のメリットが分かりにくい」「サポーターへの説明が不十分」などの意見が出され、「拙速に進めるべきではない」との見解で一致した。実行委が行われた会場の外では、2ステージ制に反対するサポーターらの姿も見受けられた。  また16日に開始された理事会では、J2の下部リーグとなるJ3を来季から12チームで発足させることを正式決定した。総当たり3回戦の全33節で行い、シーズン後のJ2との入れ替え方法などは今後協議する。12チームの中にはJ1、J2の22歳以下の若手で構成する「特別参加枠(仮称)」を設けることも検討している。  J3は現在、J2との入れ替え戦がある日本フットボールリーグ(JFL)内にJリーグ入りを目指すクラブと、プロ志向のないアマチュアクラブが混在する不具合解消のため設立。すでにJリーグ準加盟を承認されたJFLの6クラブと、6月末の期限までに申請したJFL6、地域リーグ7の計19チームが参加を希望しており、今後はJ3ライセンス取得など条件を満たした中から参加チームが決まる。

サッカー東アジアカップが20日開幕

2013.07.19Vol.596未分類
 サッカーの東アジアカップが20日開幕した。女子のなでしこジャパンは20日の開幕戦で中国と対戦。25日に北朝鮮、27日に韓国と対戦する。男子のザックジャパンは2日目の21日に中国と対戦した後は、25日にオーストラリア、28日に韓国と対戦する。  今大会は国際Aマッチデーではないため男子は海外組の招集はなく、国内組での編成。柿谷曜一朗(C大阪)や豊田陽平(鳥栖)ら10人が初選出された。森重真人(FC東京)と大迫勇也(鹿島)はザッケローニ監督就任後、代表初招集となる。  3連覇を狙う女子は昨年のロンドン五輪で銀メダル獲得に貢献した14選手を含む現状のベストメンバーで臨む。澤穂希(INAC神戸)は左脚付け根の故障で外れた。

ゲイ、パウエルが薬物違反 世界陸上欠場

2013.07.19Vol.596未分類
 8月にモスクワで開催される世界陸上での活躍が期待されていたタイソン・ゲイ(米国)とアサファ・パウエル(ジャマイカ)が、ドーピング検査で陽性反応を示した。  ゲイは男子100メートルで世界歴代2位タイの9秒96を持つ。パウエルは全世界記録保持者。ともにウサイン・ボルト(ジャマイカ)のライバルとして注目を集めていただけに、世界陸上ファンにはがっかりな結果となってしまった。  大物選手に相次いで発覚したドーピング違反。しかし事態は世界選手権でボルトと競うべきスプリンターが不在になるだけではない。今後、明らかになる詳細によっては、短距離界全体の権威が失墜しかねない。  ゲイはドーピングに関してはクリーンな選手というイメージがある。  今回の件では「わたしは基本的に誰かを信頼しているが、それは裏切られた」というゲイのコメントが出ている。故意の接種を否定する発言だ。パウエルも「ルールを破るような物質を故意に摂取していない。不正の意図はなかった」という声明を出している。  しかしパウエルが陽性反応を示したとされるオキシロフリンについては、日本アンチ・ドーピング機構の浅川伸専務理事は「集中力を高める作用がある」と説明し「風邪薬でうっかり摂取した例は聞いたことがない物質。トップ選手はドーピング防止に非常に慎重なはずだが…」と首をかしげた。  反ドーピングの動きは世界的な広がりを見せており、日本でも今年度から抜き打ち検査を全体の60%に増やす目標を掲げたばかり。日本陸連の土江寛裕短距離副部長は「健康食品やサプリに混ざっている違反物質が表示されていないことがある。信頼の置けないものは安易にとってはいけない」と警鐘を鳴らす。  日本陸連では、中高生や代表選手の合宿の際に注意を喚起。禁止薬物の情報を更新しながら毎年、冊子にまとめ指導者らに配布している。

KEYWORD 2013.7.5〜2013.7.18

『ガッチャマン』剛力彩芽「ミニスカ衣装じゃなくてホッ」

2013.07.19Vol.596エンタメ
 映画『ガッチャマン』の完成披露記者会見&舞台あいさつが16日、都内にて行われ、キャストの松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平と佐藤東弥監督が登壇した。  同作は、タツノコプロ制作の人気SFアニメを初めて実写映画化したもので、侵略者から世界を守るべく集められたある能力を持つ5人がガッチャマンとして戦う姿を描くSFアクション大作。  その見どころの1つがなんと総額2000万円というコスチューム“Gスーツ”。そのカッコよさは必見だが、難点は「着るのも脱ぐのも時間がかかって、1回トイレに行くと撮影が止まってしまう」ことだったと綾野が明かすと、松坂も「トイレはみんなで同時に行こうと、アクションしながら、メンバー同士で“トイレ、そろそろ?”と目で合図していました(笑)」と笑いながら振り返った。一方、紅一点の剛力は衣装が原作通りのミニスカートではなかったことに「正直、ホッとしました。でもガッチャマン世代の父親は悲しそうな表情でした(笑)」と明かした。また舞台あいさつでは、男性キャストが高さ5mから飛び降りるワイヤーアクションを観客の前で披露。「怖かった」ともらした松坂に、剛力は「私も飛びたかった」とうらやましがっていた。映画は8月24日より全国公開。

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