SearchSearch

センティピード・ヘルツ / アニマル・コレクティヴ

2012.08.27Vol.563CD/MUSIC
米ボルチモアで産声を上げ、ブルックリンを拠点として活動を展開中の不定形音楽集団、アニマル・コレクティヴ。一般にはロックバンドとカテゴライズされることが多いものの、ロック、ポストロック、エレクトロニカにノイズなどなど、さまざまなジャンルを吸収・咀嚼し、“アニコレ”サウンドへと昇華。「実験的」「不思議」「アヴァンギャルド」といった言葉に頼らざるを得ないのが、肩書きを不定形音楽集団とされている所以だ。最新作もまたおとぎ話のような、サイケデリックな世界感を思わせる不思議サウンドが次々に飛び出してくる。今夏マストチェックな1枚。日本先行発売で、国内盤はボーナストラック2曲つき。

STAGE 今年はひときわ豪華な三鷹市芸術文化センターの名物企画

2012.08.27Vol.563STAGE
 三鷹市芸術文化センターの名物企画である『MITAKA “Next” Selection』の季節がやってきた。今年で13回目のこの企画、今まで多くの若手劇団をセレクトしてきたのだが、今年は「マームとジプシー」の藤田貴大と「はえぎわ」のノゾエ征爾が今年4月に岸田戯曲賞を受賞、モナカ興業の演出家である森新太郎は「平成21年度文化庁芸術祭賞優秀賞」を受賞するなど、特に豪華な顔触れが揃った。  1本目はマームとジプシー。その舞台はいくつもの異なったシーンを複雑に交差させ、同時進行に描く手法や、シーンのリフレインを別の角度から見せる映画的な手法などを用い、観客に大きな驚きを与える。音楽家や漫画家、美術家との共作を発表するなど多方面からのアプローチもあり、この世代の演劇人のなかでも最も注目されているといっても過言ではない。  なお、はえぎわは9月28日〜10月8日、モナカ興業は10月19〜28日の日程で上演される。  ここ数年、『MITAKA “Next” Selection』では口コミで後半にお客さんが押しかける状態が続いており、当日券を入手できない場合もあるので、早めの観劇がオススメだ。

戌井昭人インタビューあうるすぽっとプロデュース『季節のない街』脚色・演出

2012.08.27Vol.563未分類
 戌井は鉄割アルバトロスケットという劇団を主宰し、小劇場の世界では知らない者はいない存在。もっとも世間的には作家としてその名を知る人も多いだろう。先日発表された芥川賞では3度目のノミネートで、見事に……今回も受賞はならなかった。その一連の流れは8月12日に『情熱大陸』で放送されたので、“あーあの人!”と思う人も多いだろう。そう、あの人です。 「新潮社の施設で缶詰しましたって、相当偉そうじゃないですか。でもホントの理由は、編集の人に、“パソコンで原稿を書いてるとエロ動画ばっかり見ちゃうから、パソコンのつながってない環境があるといいのにな”って話をしたら、“それならいいところありますよ。ランもないしネットもつながらないですよ”って。そこに1週間も行ってたら動画も見ないし、“じゃあ行かせてください”って。でも週刊大衆とか買ってましたけどね(笑)。ホントの理由は結構しょぼい(笑)」 『季節のない街』は山本周五郎原作の貧民街の庶民の暮らしを通して『本当の人間らしさ』とは何かを問う作品。登場人物は人間味にあふれ、ひとくせもふたくせもある魅力的な人たちばかり。演じるキャストもそのまま作品から出てきたような個性的な人たちばかり。 「“何これ?”とはよく言われます。あうるすぽっとのプロデューサーの方ともいろいろ話し合って最終的にこのキャストになりました。飯田さんはこの界隈ではちょっとしたスターみたいなもんじゃないですか。山本さんは飲み屋のおっさんの知り合いで、鉄割をこの前見に来てくれた人。映画に1回出たことがあるんだけど、今回が初舞台なんです。江本さんは毛皮族は見たことがあって、客演している舞台も見たことがありました。江本さんも鉄割は見てくれたことがあって。面識はあったんですけど、真剣に話したことはなかったんですが、この前お会いしまして、“好きにやってください”と言っていただきました」  音楽を渋さ知らズの不破大輔が担当する。 「不破さんとは1999年に風煉ダンスという劇団の『悪漢』という野外公演のときにお会いしました。そのときは1カ月間横浜の空き地でテントを張って泊まり込んでセットを作っていました。あの時は“俺、何やってるんだろう”とか思いながらやっていたんですが、今になってみるとあれがあったから不破さんなんかとも今回やれるんですよね」  戌井は1995年に文学座付属研究所に入所。研究生に昇進するも退所し1997年に鉄割を結成。1999年といえば、そんな時代。なんのつながりで風煉に出演? 「渋さが好きで、あの人たちに一度鉄割を見てもらいたいと思って招待状を送ったんです。人数が多いと聞いていたんで50枚くらい一気に送ったんですね(笑)」  招待券を一気に50枚送る人はそうそういない。 「そうしたら不破さんが来てくれたんです。ところがその日は満杯で、受付が帰しちゃったらしいんです。後から“ヒゲの変なおっさんが来て帰しちゃったんだけど酒置いてったわ”って言うんで、その酒を見たら『不破大輔』って書いてあった。“おまえ…これって…、帰しちゃったのこの人?”って(笑)。そのあと今回美術を担当してくれる、風煉ダンスの笠原さんも見に来てくれたんですが、それも風煉の音楽の相談で不破さんに会っときに“出演者がまだ集まっていない”という話をしたら、たまたまそこに鉄割のチラシがあったらしく、“こいつらどうだ”って推薦してくれたらしいんです。まだ見てないのに(笑)。それで呼ばれたという」  ふと気がついて、戌井に今の肩書きを尋ねると「作家・鉄割アルバトロスケット」と返ってきた。 「鉄割はずっと続けていきたいと思っています。体力の続く限りは。以前は2回公演も平気だったんですけど、けっこう動くじゃないですか。人生であんなに動くことそんなにないんで、動けるようにしていたいなって思って、ボクシングジム行ったり、走り出したりしてる人がいます。作家としては、脚本はつながりのある人から頼まれれば書くこともあると思います。小説は自分の中から出てくるものをこれからも書き続けていきたいと思っています」  芥川賞は俗に6回まではノミネートされるというから、あと3回。いや次作で受賞するかもしれないか。戯曲も手掛けるとなると岸田戯曲賞という話も出て来るかもしれない。なにかと周囲は騒がしい。しかし現在のスタンスは守り続けていきたいという。 「もうちょっと若ければ、この状況に浮かれて遊んだり、いろいろしたいんですけど、40歳になってそんなになってもしようがないじゃないですか。このまま続けていくことがいいことなんだなって何年か前から思い始めているので、変な動きもしたくないんです」  鉄割の公演では自ら稽古場を取ったり、チラシを発送したり、劇場入り後に自ら大工道具を持ち建て込みもする。 「今回は俺、とんかちやらなくていいんですよね。そんなことがあっていいのかって思ってますよ。ちょっと手持ちぶさたになってしまうかも(笑)」 (本紙・本吉英人)

緊急インタビュー 長島昭久 総理大臣補佐官

2012.08.27Vol.563今日の東京イベント
尖閣、竹島、北方領土という日本の領土をめぐって、最近なにやら騒がしい。ニュースはそれなりに真剣に見ているのだが、原発問題や、それに伴う電力問題に比べて切迫した問題としてとらえている人は思いのほか少ない。そこで今回、本紙でコラムを連載中で、現在、総理大臣補佐官(外交および安全保障担当)を務める長島昭久氏に尖閣問題を中心に外交・国防について聞いてみた。

DANCEの道 EXILE TETSUYA “男を上げる”Monthly Column supported by ANGFA

2012.08.27Vol.563COLUMN
 今月からコラムを連載させていただくことになりました、EXILEのTETSUYAです。まだまだ暑い日が続きますが、みなさん体調は大丈夫ですか? お水飲んでくださいね(笑)。  僕はというと、先日、元気をもらってきました。今月10日に八景島で「中学生 Rising Sun Project〜夢の課外授業スペシャル〜」というダンスを発表するイベントがあったんですが、参加してくれた500名以上の中学生が、めっちゃ元気が良くて。それぞれの中学校で『Rising Sun』を練習して参加してくれたんですが、みんなの頑張りがビンビン伝わってきてこっちが笑顔になってしまいました。いろんな方のおかげで素敵なイベントが開けたことを本当に感謝しています。  実はこのイベント、EXILEにとってもそうですが、僕自身にとっても特別なものになりました。なぜかというと、自分がダンスというものを通じてやりたいこと、届けたいものの、第一段階に至った気がしているからなんです。  僕は、19歳からダンスを始めて、いろんな経験をして、今はEXILEのパフォーマーとしてみなさんにエンターテインメントを通じて元気や笑顔を届けられているわけですが、そのなかで自分自身がダンスを通じて何ができるのかと真剣に考えるようになったんです。いつだったか「このままずっと踊り続けることができるのだろうか?」ってことがふと浮かんで……。実際のところ、踊りたいという想いが強くても、10年後、20年後、さらにもっと先に今と同じように踊れるかというと難しいです。そう思ったときにダンスを通じて何かを伝えることだったり、踊ることの楽しさや面白さをたくさんの人に届けるのが自分のライフワークになるんじゃないかって思うようになったんですよね。  いろいろ考えを巡らせるなかで、まずはダンス教材を作るのが目標になりました。それが「中学生 Rising Sun Project〜夢の課外授業スペシャル〜」でかなったんです。このイベントに参加する中学生は、僕らが作った教材を使って練習して、本番に臨んでくれたんです。だから、当日500名が一緒に『Rising Sun』を踊るのを見て、感動しましたね。  みなさんもご存じだと思いますが、今年度から中学校でダンスが必修科目になりました。これが続いていったら、街中で『Rising Sun』が聞こえてきたらみんなが踊りだすとか、今回参加してくれた中学生たちが親になるころ、公園でキャッチボールするような感覚でダンスを教える風景が見られる日がくるかもしれない。そしたらいつの日か、ストリートダンスが五輪競技になる日も来るかもしれない!……なんて夢見ています(笑)。  ダンスは、野球やサッカーのように、スポーツ感覚で気軽に楽しんでもらえるものだと思っていますし、それを伝えていくのも僕のライフワークかなと思います。このコラムで少しずつ、お話していけたらいいと思っています。

9/13(木)東京ドーム 巨人×広島 観戦チケットを50組100名にプレゼント!!(係名:「巨人戦」)

史上初の同一カード決戦 大阪桐蔭が春夏連覇

銀座でメダリストが凱旋パレード 約50万人が祝福

2012.08.27Vol.563未分類
 ロンドン五輪のメダリストが20日、東京・銀座で凱旋パレードを行った。沿道には約50万人の観衆が詰めかけ、五輪3連覇を果たしたレスリング女子の吉田沙保里やサッカー女子銀メダルの「なでしこジャパン」のイレブンらを大歓声で迎えた。史上最多となる38個のメダルを獲得したのを記念し、日本オリンピック委員会(JOC)が初めて実施したもの。  参加したのは76人のメダリストのうち71人。バス5台に分乗し、銀座中央通りの約1キロをパレード。体操男子金メダリストの内村航平は「自分の名前が書かれたうちわが振られていて驚いた。アイドル気分を味わった」。「なでしこジャパン」の沢穂希は「一生かかっても見られない数の人を一気に見た。感動して涙が出た」と話した。  選手らはその後、都内で行われた文部科学相の顕彰・表彰式に出席。また、野田佳彦首相は同日、日本選手団約110人を官邸に招き、感謝状を贈った。 北島 今後の動向は未定  ロンドン五輪の競泳男子400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した北島康介が21日、東京辰巳国際水泳場で水泳教室を開催。全国から集まった約200人の小学生と、リレーの勝負などをして触れ合い、「これからも水泳の楽しさを伝えていきたい」と笑顔をのぞかせた。  今後の動向が注目される北島だが、この日は「どこに目標を置くか、時間をかけて考えていきたい」と話すにとどめた。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

香川×西島 ドラマで日本版『インファナル・アフェア』

2012.08.27Vol.563未分類
 WOWOWがコラボするドラマ『ダブルフェイス』に出演することが分かった。23日、両局が発表した。ドラマは、トニー・レオンとアンディ・ラウが共演し、世界的に高い評価を集めた映画『インファナル・アフェア』を舞台を日本に置き換えてリメイク。TBSでは、警察官でありながら犯罪組織の幹部となった男(西島)を主人公にした『ダブルフェイス 潜入捜査』を、WOWOWでは犯罪組織から警察に送りこまれた男(香川)を主人公にした『ダブルフェイス 偽装警察』として放送する。10月放送。

吉瀬美智子 スマート家電にびっくり!「感動伝われば」

2012.08.27Vol.563未分類
 パナソニックは21日、都内で新製品発表会を開き、スマートフォンと連携した「スマート家電」シリーズに新たに加わる6製品を披露した。追加されたのは、ルームエアコンやドラム式洗濯乾燥機、冷蔵庫、ヘルスケア商品などで、発表会に出席したCMキャラクターの吉瀬美智子も「私の感動がみなさんに届くといいなと思います」と大感激。吉瀬は「ごほうびキラキラが気になりますね」と、スマホを使って体重などデータを共有できたり成果が出ると分かりやすく表示される体組成バランス計に敏感に反応していた。

超ど級のミュージカル AKB増田らキャスト集結

2012.08.27Vol.563未分類
 宮本亜門演出の超ど級・パワフルミュージカル『ウィズ〜オズの魔法使い〜』の制作発表が22日、都内で行われ、AKB48の増田有華、ISSA、陣内孝則らキャストが勢ぞろいした。宮本は「ブロードウェイ作品ではありますが、メイド・イン・ジャパン」で、「作品のパッションを伝えたい」と意気込んでいる。  オーディションを経て主役を手にした増田は「この作品を通じて私自身も成長したい。こういうこともAKBの人はするんだと思ってほしい」と前向き。パワフルなキャストとの稽古は刺激にあふれているといい、今回が2回目のミュージカル出演で、主要キャラクターのかかしを演じるISSAも「1秒でも多く稽古場にいたい」とやる気を見せていた。  他出演に、良知真次、エハラマサヒロ、森公美子、小柳ゆき、瀬戸カトリーヌ、吉田メタルら。公演は、9月28日にKAAT神奈川芸術劇場で幕開け。東京公演は10月18日から東京国際フォーラムホールCで行われる。

渡辺謙が『許されざる者』をリメイク「大きな挑戦」

2012.08.27Vol.563未分類
 渡辺謙主演で、1993年に米アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した米映画『許されざる者』の日本版が製作されることが19日、分かった。クリント・イーストウッドが主演・監督の傑作西部劇を、江戸幕府崩壊後の北海道を舞台にした時代劇に設定変更。監督は『フラガール』『悪人』の李相日氏で、来秋公開。   きっかけは、同作に大きな感銘を受けていた李監督が昨年5月、設定を日本に置き換えた作品を撮りたいと企画を持ち込んだこと。主演として、「イーストウッドの役は、ほかに考えられない」とオファーを受けた渡辺は、すぐに快諾した。  日本版は、オリジナルと同じ1880年の北海道を舞台に、二度と刀を持たないと決めた江戸幕府の残党(渡辺)が、貧困の末、再び賞金稼ぎとして戦いに身を投じる中で、自分に潜む暴力性と葛藤する姿を描く。  李監督は「“正義の人”の印象が強い渡辺謙さんの、自分でも抑えきれない悪の部分をどれだけ引き出せるか」と、渡辺の新境地開拓に期待する。『硫黄島からの手紙』で渡辺と共演したイーストウッドは「私の良き友人である渡辺謙氏と李監督がタッグを組むと聞いて、大変光栄に思います」とコメントしている。  渡辺は「映画界での父とも思っているクリントの代表作をリメークするのは、大きな挑戦。李監督とともに北海道の大地と格闘しながら、僕たちなりの『許されざる者』を積み上げていきたい」と気合を入れている。モーガン・フリーマンが演じた主人公の相棒役には柄本明、ジーン・ハックマンが演じた敵役には佐藤浩市に決定している。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

渡辺謙が『許されざる者』をリメイク「大きな挑戦」

2012.08.27Vol.563未分類
 渡辺謙主演で、1993年に米アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した米映画『許されざる者』の日本版が製作されることが19日、分かった。クリント・イーストウッドが主演・監督の傑作西部劇を、江戸幕府崩壊後の北海道を舞台にした時代劇に設定変更。監督は『フラガール』『悪人』の李相日氏で、来秋公開。   きっかけは、同作に大きな感銘を受けていた李監督が昨年5月、設定を日本に置き換えた作品を撮りたいと企画を持ち込んだこと。主演として、「イーストウッドの役は、ほかに考えられない」とオファーを受けた渡辺は、すぐに快諾した。  日本版は、オリジナルと同じ1880年の北海道を舞台に、二度と刀を持たないと決めた江戸幕府の残党(渡辺)が、貧困の末、再び賞金稼ぎとして戦いに身を投じる中で、自分に潜む暴力性と葛藤する姿を描く。  李監督は「“正義の人”の印象が強い渡辺謙さんの、自分でも抑えきれない悪の部分をどれだけ引き出せるか」と、渡辺の新境地開拓に期待する。『硫黄島からの手紙』で渡辺と共演したイーストウッドは「私の良き友人である渡辺謙氏と李監督がタッグを組むと聞いて、大変光栄に思います」とコメントしている。  渡辺は「映画界での父とも思っているクリントの代表作をリメークするのは、大きな挑戦。李監督とともに北海道の大地と格闘しながら、僕たちなりの『許されざる者』を積み上げていきたい」と気合を入れている。モーガン・フリーマンが演じた主人公の相棒役には柄本明、ジーン・ハックマンが演じた敵役には佐藤浩市に決定している。

「最後の劇場入り」イベントなくともあっちゃん卒業は華々しく!

2012.08.27Vol.563未分類
 27日にAKB48を卒業する前田敦子が卒業公演の当日に行う予定だった「最後の劇場入り」イベントが中止されることになった。理由は「警察当局の指導」。AKB48を運営する株式会社AKSがマスコミ各社に送った書面によると、同社はこれまでに所轄警察署、近隣施設や住民と協議を重ね、協力を得たうえで、イベントを実施することになっていたが、20日に銀座で行われたロンドン五輪メダリストのパレードに予想を上回る50万人が集まったことを受けて「前田敦子ならびにAKB48にも、そのパレードに匹敵する人数が集まると、警察当局が予想され、安全確保の観点から急遽、中止を決定」したという。これによって、公演前および終演後のイベントは一切行わない。  とはいえ、すでに発表されている、27日放送のフジテレビ系『HEY!HEY!HEY! 緊急2時間スペシャル』(午後7時)で生中継は予定通りに放送。「今夜が最後!前田敦子AKB48さよならライブ生中継」と題し、AKB48として最後の番組出演となるあっちゃんの姿をリアルタイムで伝える予定だ。  収録部分の番組前半は、司会のお笑いコンビ、ダウンタウンと一緒に前田が選ぶ思い出の名曲やAKB48の名シーンを振り返り、後半からお待ちかねの卒業公演を生中継。前田の“ラストメッセージ”に注目が集まりそうだ。

キーワードで読むニュース -TOKYO HEADLINE-

2012.08.27Vol.563未分類
アップル時価総額最高49.5兆円  20日の米株式市場で、電子機器大手アップルの時価総額が約6235億ドル(約49兆5000億円)に達し、上場企業として約12年8カ月ぶりに史上最高を更新した。これまでの最高は、ITバブルだった1999年12月30日の取引時間中に、マイクロソフト(MS)が記録した約6205億ドルだった。 京大元教授を収賄容疑で再逮捕  京都大大学院薬学研究科の元教授による汚職事件で、約247万円の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は21日、収賄容疑で元教授の辻本豪三容疑者(59)を、贈賄容疑で医療機器販売会社「メド城取」社長の木口啓司容疑者(62)と同社元営業部長の上田真司容疑者(53)を再逮捕した。 首相が反原発団体と異例の面会  野田佳彦首相は22日、原発再稼働をめぐり首相官邸前での抗議デモを呼びかけている「首都圏反原発連合」の代表者らと官邸で面会した。反原発連合は原発依存度を即時ゼロとするよう求めたが、首相は「中長期的に原子力に依存する体制を変える」と一定の再稼働は不可欠と強調し、平行線に終わった。 特定失踪者・藤田さん調査へ  北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪者問題調査会」が「拉致濃厚」としている元東京学芸大生、藤田進さん=失踪当時(19)=の失踪について、国連人権理事会強制的失踪作業部会が調査議題として受理したことが21日分かった。作業部会が特定失踪者家族からの申し立てを受理するのは初めて。 尖閣ビデオ全面公開せず  政府は21日、香港の活動家が尖閣諸島の魚釣島に上陸した際に海上保安庁が撮影したビデオについて、活動家が海保の巡視船にれんがを投げつける様子などの部分的な公開にとどめる方針を固めた。香港の地元テレビ局はすでに海保との攻防を詳しく放映しており、政府の対応が再び後手に回る可能性もある。 大阪維新母体とした新党に言及  橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は22日の定例記者会見で、国政や次期衆院選の対応について「政党全体としての合流ではなく、政治理念が一致する人が結集できるよう『新しい政治集団』をつくりたい」と述べ、大阪維新を母体にした新党結成に言及した。 四谷〜田端に活断層か  東京都心の直下に活断層の可能性がある断層が存在するとの調査結果を、民間の技術者や首都大学東京などの共同研究チームがまとめた。この断層は東京都北区田端から新宿区四谷付近までほぼ南北に延びており、長さは少なくとも約7キロ。千代田区霞が関や永田町から約2キロの近距離にある。 薄氏妻に猶予付き死刑確定へ  中国重慶市トップを解任された薄煕来氏の妻で、英国人実業家ニール・ヘイウッド氏を毒殺したとして殺人罪に問われた谷開来被告(53)に対する判決公判が20日、中級人民法院(地裁)で開かれ、執行猶予(2年)付きの死刑判決を言い渡された。谷被告は上訴しない方針を示したため判決が確定する。 尖閣に日本人10人上陸  沖縄県・尖閣諸島周辺を訪問していた日本人一行のうち地方議員5人を含む10人が19日、同諸島の魚釣島に上陸した。上陸したのは東京都議や兵庫県議、茨城県取手市議ら。国会議員は含まれていない。第11管区海上保安本部(那覇市)は船に戻った10人から上陸の経緯や理由について事情を聴いた。 墜落オスプレイ機体は問題なし  米国防総省は17日、4月にモロッコで起きた垂直離着陸輸送機オスプレイMV22の墜落事故は操縦ミスが原因だったとする最終報告書を発表。海兵隊のシュミドル副司令官は「機体に問題はなかった」とし、墜落は「複合的な操縦ミス」が原因と断定。操縦マニュアルの見直しなどの対応をとる考えを示した。

シリアで内戦取材中の山本美香さん死亡

竹島問題をICJに共同付託提案 拒否なら「単独」提訴

2012.08.27Vol.563未分類
 日本政府は21日、島根県・竹島の領有権について国際司法裁判所(ICJ)に付託するよう韓国政府に正式に提案した。  駐韓日本大使館の大槻耕太郎参事官が同日、韓国の外交通商省を訪れ、付託を提案する口上書を手渡した。口上書ではICJ付託とともに、1965年の日韓紛争解決交換公文に基づく調停も提案した。  韓国側は「一顧の価値もない」(金星煥外交通商相)と拒否の姿勢を示している。  政府はICJへの共同付託を、韓国が正式に拒否した場合は単独提訴に切り替える方針だが、これには韓国側の主張の不当性を国際社会に訴える狙いがある。日本がICJに単独提訴して、韓国が同意しない場合は、理由の説明義務が生じるためだ。  ICJの裁判は相手国の同意がなければ成立しない。仮に韓国が同意すれば裁判が始まり、判決が出れば、国連憲章に基づいて履行義務が課され、不履行の場合は、国連安全保障理事会が勧告や措置を決定する。  しかし、韓国は共同付託に同意しないとみられ、日本政府が単独提訴した場合、韓国は同意しない理由を説明しなければならない。その説明が合理的でなければ日本の主張の正当性を国際的にアピールできることになる。  韓国の反応を受け、各議員の動きも慌ただしい。21日には超党派の議員連盟「創生『日本』」(会長・安倍晋三元首相)が、国会内で緊急総会を開き、韓国の李明博大統領による島根県・竹島上陸や天皇陛下への謝罪要求発言と香港の活動家による沖縄県・尖閣諸島上陸に抗議する声明を採択した。声明は大統領の竹島上陸を「外交的、政治的、歴史的にも前代未聞の暴挙」と非難、天皇陛下への謝罪要求発言も「常軌を逸した全く許し難いもの」として撤回と謝罪を求めた。  民主党の前原誠司政調会長は21日の記者会見で、李大統領の天皇陛下訪韓に絡む謝罪要求発言について「天皇陛下はわが国の国家元首だ。元首に『条件をのむなら来てもいいぞ』と言うのは、外交儀礼的にありえない非礼な発言で許すことはできない」と強く批判し、「今回の発言によって、天皇訪韓はかなり遠のいた」との認識を示した。  そんななか韓国は23日、野田首相が李大統領宛てに送った親書を受け取らずに送り返すという方針を決めた。外交的には極めて異例な行動。親書では、李大統領の竹島上陸や天皇陛下への謝罪要求などの発言に「遺憾の意」を示し、竹島問題に関して国際司法裁判所への共同提訴を提案。17日に外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長が在日韓国大使館の李京秀公使に手渡し、本国への伝達を依頼した。  これに対し韓国側は、親書を受け取る前に日本側が日本メディアに公開したことに「手続き上の問題がある」と反発。また、親書を受け取ること自体が前例となり、日本で政権が代わるたびに送付される可能性を懸念。内容に関しても受け入れがたい部分が含まれている、としている。  この行為に日本政府は「友好国の間では今まで聞いたことがない」(外務省幹部)と反発。日本政府は再び親書を送付することはしないものの、韓国に対する抗議姿勢を強める構えで、その一環として玄葉光一郎外相は22日の参院決算委員会で、竹島の状態について「(韓国による)不法占拠だと思っている」と述べた。森本敏防衛相も同委で「不法占拠」と発言した。民主党政権の閣僚が「不法占拠」という表現を使ったのは初めて。これまで韓国への配慮から「法的根拠のない形で支配」としていた。

Copyrighted Image